銀河連邦特務第一小隊 のバックアップ(No.4)


あらすじ Edit

「情けを捨てよ。ひとを斬るために、情けを捨てよ」
 辺境宙域のいち田舎軍人に過ぎなかった男は息子にこう説き、ついに銀河連邦軍大将の座にまで上り詰めた。
『皆殺しのガード家』。
 連邦に反発する者には容赦せず。邪魔者はすべて斬り捨てる。
 理不尽なまでの剛腕は、やがて数多の憎しみと悲しみを巻き起こし、修羅の刃を生み落していく。
 これは血みどろの因果を断たんとする青年軍人たちの物語。

 

主な登場人物 Edit

●アレン・ガード(主人公)
 19歳、銀河連邦軍少尉。実父の英才教育によりあらゆる格闘技に精通した武術の天才。最強と名高い特務部隊に最年少入した精鋭兵でもある。
 父親が望むとおりの才能を持ち合わせていたが情け深く、昇進のためには他人を平気で利用する父に嫌気がさして、ガード家を出た過去を持つ。現在は前線宙域ラグズ第四基地に所属している。

 

●セイル・ガード(準主人公)
 17歳。ガード家次期当主。
 現当主ジェフの先妻没後、後妻との間にできた子どもであり、アレンとは腹違いの兄弟。
 父親の正義を信じ、軍人として尊敬しているため、家出後も父になにかと目にかけられている兄を心よく思っていない。
 しかし、ガード家の刺客として動く兄を実際に目の当たりにしたとき、この無垢な少年は、父親の鬼の所業を知っていくこととなる。

 

●アルフ・アトロシャス(主人公相棒)
 ジェフ・ガードが銀河連邦軍大将となるために踏み台にした元軍人たちをそそのかし、反乱を起こさせるために裏で糸を引いていると噂されるアトロシャス家の、養子。
 アレンと同じ軍事基地にいる同僚であり、基本的にアトロシャス家への関心は薄い。一方で、命懸けの死闘でなければおのれの存在意義を見出せず、敵たりうると判断した相手を確実に再起不能にする冷酷さを持つ。
 一見アレンが毛嫌うジェフの鬼の一面に似ているが、立身出世を目的とせず、ひたすら自己研鑽にのみベクトルが向いている異色の存在。

 

設定 Edit

 23の宙域に区分けされた銀河で、人類はヒューマン以外のさまざまな知的生命体とともに共存したり、支配したりされたり、対立し合ったりしている。

 

作者名 Edit

東雲小實都

 

ジャンル・キーワード Edit

ジャンル SF
キーワード 刀が主武器

 

この作品のここがオススメ! Edit

組織によって一方的に反逆者の烙印を押された元銀河連邦軍人たちとの、信念をぶつけ合い

 

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