シュナイデンヴェルト のバックアップ(No.4)


あらすじ Edit

両親を亡くしたばかりの17歳の少年ラザァ フラナガンはある日、落雷とともに気を失う。
ラザァが目を覚ますとそこは龍が悠々と空を舞い、異形の人間が闊歩する世界だった。
ラザァはそこで銀髪青眼の謎の少女ミラと出会う。
そして2人は異世界の都市パイリアで起こるとある誘拐事件から都市の存続に関わる大きな陰謀に向き合うことになる。
共に「家族」のいないラザァとミラ。自分の生まれた世界から追い出されたラザァ、自分の生まれた世界に絶望したミラ。
そんな2人と親友エリー、パイリアの衛兵ガレンなどが織りなす異世界ファンタジー、サスペンス、ラブコメディ。

主な登場人物 Edit

ラザァ フラナガン
主人公 17歳
落雷によって世界が交差した時にパイリアの直ぐ近くにやってきた。その後ミラ、エリーと出会いパイリアで宿を取り、ヒルブス達の陰謀に巻き込まれる。
バザロフによる爆弾テロ事件の後、オードルトから異民に関する部署の責任者を任される。ただいま名前を考えている最中。

基本的にお人好しで穏やかな性格。妹がいたので面倒見が良く、困っている人を放って置けないタイプ。
バザロフによる爆弾テロ事件の後はミラとは雇い主とお手伝いさんのような関係になる。

ミラ
ヒロイン、もう1人の主人公 年齢不明
ヒルブスの屋敷でほとんど軟禁状態だった銀髪青眼の少女。自ら周りの人間を遠ざけるような態度を取っていた。その正体は古龍と人間のハーフにして自在に変身することのできる(第一幕の時点では自分の意思で変身はできない)希少種。
バザロフによる爆弾テロ事件の時に龍の姿でラザァ達を助ける。事件解決後は自らの意思でラザァ達の前から去ろうとするがラザァに必要とされていると知り、ラザァの就職先でラザァを助ける事を心に決める。

根は優しい性格だが、自分の体質による度重なる悲劇により心を閉ざしていた。エリー以外と話すらしない生活を送っていたがラザァと出会い、少しずつ心を開いていく。
名前で呼ばれたり、必要とされているということでラザァに好意を抱いている節があるがラザァもミラも恋愛事に疎いためどうなっているのか不明。

ガレン レスフォード
年齢不明
パイリアの衛兵。額が広く、短く刈り込んだ金髪の大男。異民の恩人がいたという理由でラザァを助ける。その際爆弾テロ事件に巻き込まれる。
パイリアの門の衛兵だったがバザロフによる爆弾テロ事件の後は昇級し、城勤務になる。
基本的にお人好しな性格で義理堅い。同僚の獣人のアズノフとは犬猿の仲で会うたびに口喧嘩をしているが内心では大切に思っているようである。

エリシャ ウィズ
年齢不明
ミラの親友。肩までの金髪で天真爛漫な今時の女の子。喫茶店やお洒落には作中で最も詳しい。父親がパイリア軍の警備関係の責任者のためバザロフに目をつけられ誘拐される。その後ラザァ達に助けられる。

明るく、フレンドリーな性格で困っている人を放って置けないタイプ。ミラの凍てついた心を溶かしてくれるのはラザァしかいないと踏んでいる。

ユヤ オードルト
年齢不明
パイリア議会の最高議長。獣人と人間のハーフで垂れた大きな耳が特徴。レオン ウィズがバザロフに情報を流した事を掴む。

普段はお茶目な老人だが、その高い知性と話術、人望で絶大な人気を誇る。
ラザァの勇気と行動力に感動し、パイリアにとどまるように頼み込む。

レオン ウィズ
エリシャの父親。パイリア衛兵の警備主任でオードルトからの信頼も厚い。

第一幕でエリシャが誘拐されたことによりバザロフに爆弾の警備計画を漏らしてしまい、結果的にバザロフのテロ攻撃を助ける。その後オードルトに見破られ、逮捕される。

ダルク ローレンス
パイリアの衛兵。オードルトから絶大な信頼を得ている。

第一幕では名前のみ登場。

アズノフ ネイク
年齢不明
パイリアの衛兵で獣人。バッファローの見た目をしている。ガレンとは犬猿の仲。
バザロフによる爆弾テロ事件の後は昇級する。

ヨットルド ギグ
パイリアの衛兵で獣人。大トカゲの見た目をしている。

第一幕ではオードルトの警護を担当していた。

エリダ ギスレット
年齢不明
パイリアの衛兵。珍しい女性兵士。城勤務。ガレンの知り合い。

第一幕ではオードルトの警護を担当していた。

ウェルキン ホービス
年齢不明
パイリアの新人衛兵。爆弾テロ事件の後はラザァの部下になる。

ヘレナ ユスティア
年齢不明
ウィズ家に仕えていたお手伝いさんの少女。爆弾テロ事件の後はラザァの部下になる。

敵サイド
アルバード ヒルブス
年齢不明、ミラを軟禁していたパイリアの富豪。身寄りのない子供を引き取る優しい老人とされていたが裏では武器の密売やフリークショーの運営をしていた。
シヴァニアのテロリストに武器を横流しして援助、爆弾テロ事件を起こした黒幕。
爆弾テロ事件の後はアズノフに逮捕され、パイリア城に幽閉される。

イワン バザロフ
第一幕の裏の主人公。年齢不明、パイリアの北の国家シヴァニアの元大佐。
反パズームの過激派として暗躍していたがヒルブスの援助を得てパイリア軍から大型焼夷爆弾を強奪し、テロを起こそうとする。ラザァにテロを防がれた後川に落ちる。その後の行方は不明。
やり方はともあれその考えはラザァに影響を与えた。

ダニ、リブ
本名、年齢不明。バザロフの古くからの部下。ラザァ、ガレンと地下道で戦い、最後は自殺する。


多数の龍の存在が確認されており、鳥龍、飛龍、水龍、魚龍、獣龍、蛇龍、そして古龍に分類される。それぞれ危険度に応じてランク付けされている。

ラプトドラ
ランク3 飛龍
ラザァが初めて見た飛龍。体長5〜8メートル。肉食。パイリア近郊でも比較的よく見られる小型の飛龍。

ガラナンダ
ランク5〜 蛇龍
密林や湿地帯に生息する巨大な蛇。火を吐くなどはしないがその巨体から繰り出される攻撃は全て致命的な威力を持つ。個体差が大きいことで知られ、体長10〜40メートルの幅がある。そのためランクも個体により異なる場合がある。
第一幕ではヒルブスの屋敷の地下で登場。ラザァ達に襲いかかるがその後龍化したミラと戦闘になる。その後の生死は不明。

ミラ(龍化状態)
ランク不明 古龍
体長7メートル。全身を銀色の体毛に覆われ、燃えるような赤い目をしている。火を吐くことも可能。人間状態のミラの意識はあるらしく、ラザァ達を助けて、バザロフ確保に協力した。第一幕時点ではまだ制御出来ておらず、自分の意思で変身はできない。

設定 Edit

世の中には複数の異なる時間軸の世界があり。それが突然交差することがある。
パズームという国のパイリアという都市が舞台。昔戦争に勝ち裕福な都市だが、その分他国から恨まれていることがある。
人間の他に獣人や悪魔などの亜人も生息している。人間と亜人の間のこどもには基本的に片方の形質しか受け継がれないがまれに両方の形質を受け継ぐハーフが生まれる。中でも自由に変身できる者は希少種と呼ばれ、過剰に崇められるか忌み嫌われる対象になっている。
魔獣と呼ばれる異形の怪物がいる。龍は別格とされ一部の地方では神と同格と崇められている。

作者名 Edit

たる

ジャンル・キーワード Edit

ジャンル ファンタジー
キーワード ファンタジー 異世界 サスペンス バトル ラブコメ 恋愛 龍 おっさんが活躍

この作品のここがオススメ! Edit

よくある異世界物だが独自の設定が多く盛り込まれている。(焼夷爆弾の中身に火龍の体液をガス状に加工して使用している等)

リンク Edit

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作品へのコメント欄 Edit


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