夢と現の境界迷宮 のバックアップ(No.12)


あらすじ Edit

 強大な軍事力を誇り、周囲の国を次々と属州化していくイウロ帝国の最南端。
 そこには、南迷宮の資源を元手に栄えている独立海洋都市【ラフェンタ】が存在している。
 __国家、民族、故郷への郷愁。
 様々な思惑に翻弄されてラフェンタに集った『訳あり』の少年少女たちと共に、迷宮攻略に挑むことになった流浪民の子エリハル。
 彼は迷宮をめぐる冒険の中で、様々な人々、そして、己の過去との邂逅を果たすことになる。

作者名 Edit

 Thera

主要な登場人物 Edit

エリハル・オードラン Edit

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 黒髪・緑目の少年。年齢は15歳。流浪民族アークの容姿を色濃く受け継いでいる。一座とはぐれ、奴隷狩りと対峙していたところをチェリンに助けられた。
 基本的には無口で冷静沈着だが、実は悪戯好きという年相応の面もある。非常に整った容姿と異常な怪力の持ち主だが、本人はその話題に触れられるのがあまり好きではない。
 一座では軽業師をしていたが、「技術があれば生きていける」という信条から楽器演奏や演武、力自慢技など、ひと通りの芸能はこなす事ができるようにしている。
 趣味は寝ること、料理、食べ歩き。フィクという揚げ菓子が特に好物で、モリーズ・ベーカリーの揚げたてフィクをしょっちゅう買いに行っている。やたらと鼻が良く、においで人の居場所を探すという驚異的な特技がある。愛称はハル。

チェリン・グエナエル Edit

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 赤髪・琥珀色の瞳を持つ少女。年齢は15歳。行路から逸れた山道をひとりで旅していたとき、奴隷狩りに追われているエリハルを見つけて助け出した。
 快活な性格の持ち主だが、驚くほど気性が荒く、言動も謎めいている。女性とは思えない荒っぽい行動をエリハルに諫められることもしばしば。
 短槍の扱いに長けているが、支援系術式も使うことができる。ちょっかいを出してきた男性をことごとく吹っ飛ばすが、中性的な容姿を持つエリハルは吹っ飛ばしリストに該当しなかったらしい。
 趣味はいろんな土地の歴史や伝承などを調べること。読書をしている時にエリハルから悪戯される事が多く、切れのあるツッコミを投下することが日常化してきている。実は数少ない常識人。

紫玖 祐 Edit

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 黒髪・紫色の瞳を持つ少女。年齢は16歳。なり行きでエリハル達と行動を共にすることになった忍術士/風水印術士。
 無邪気で子供っぽい言動が目立つが、戦闘になると別人のように冷酷になる。よくエリハルと言い合いになり、最終的に拳で語り合いそうになるが、毎回ラティスの笑顔に優しく、優しく諭されている。
 術式回路の解読に長けており、罠の解除や結界の扱いを専門とする。主装備である忍刀の他、式神や苦無など、多彩な武器を扱うことができる。
 趣味は機械いじりとショッピング。変なものを買い集めては隠れて改造していたが、チェリンという同性の友人ができてからは、改造を控えるようになってきた。
 

ラティス・レヘイサム=クリアウォーター Edit

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 亜麻色の髪、蒼色の瞳を持つ少年。年齢は17歳。なり行きでエリハル達と行動を共にすることになった巫術医/獣呼士。
 世話好きで穏やかな性格をしているが、残酷な呪術をためらいもなく使うような冷徹さもあわせ持っている。ズレた発言を周囲によく突っ込まれる。
 具現化していない星沁を視る事ができる「星視者」で、巫術を用いた回復・攪乱系の術式の他、黒妖犬も使い魔として使役することができる。魔物の生態や探索技術に精通している。
 趣味は薬草栽培と古書漁り。無類の子供・動物好きで、こういうものを見ているとついニコニコしてしまう。言動がなにかとジジ臭い。

ラフェンタ公国都市の人々 Edit

+  ラフェンタ公国都市の人々

【組合本部】 Edit

補佐官 シェスカ・ペスカトーレ [#tb142b1a]
 ラティスとユウの直属上司に当たる女性。ラフェンタ公主を補佐する立場であり、南迷宮の冒険者たちに任務を与える司令官的存在でもある。実は考古学・科学が専門の学者。油断ならないロリババアである。
 

【魅惑の音楽亭】 Edit

◇酒場の女将 ウィスタ
 やたらと腰の左右運動が激しいコンニャク質のアーク人女性。【魅惑の音楽亭】を経営する女将であり、街のアーク人達に慕われている。昔は冒険者だったのか、チャクラムを使ってゴキブリを退治するという驚異的な一面を見せる。
 
 
◇元鋳掛屋のアーク人一座
 商業組合で働くアーク人労働者の皆さん。元々は鋳掛屋の一座として各地をまわっていたが、ラフェンタに住み着いた。魅惑の音楽亭によく出入りしており、同胞であるエリハルのことを可愛がる。けっこう迷信深い。

 
◇情報屋 イノン
 酒場に住み着いた情報屋のアーク人女性。ネズミ型の魔物を使い魔として使役している。なかなか登場しないが、作者的にはもうちょっと目立たせてあげたい子。

 

【春泉の仔鹿亭】 Edit

◇宿屋主 アルト=クリアウォーター [#c7fd0523]
 宿屋【春泉の仔鹿亭】を経営する青年。足が不自由で、車いすに乗っている。物静かな雰囲気の持ち主で、ぼーっと庭のチョウチョを眺めている事が多い。ラティスの兄だが、血のつながりは無いらしい。笑い方は弟そっくり。

 
◇宿屋従業員 紫苑・アスタリス [#tadb113c]
 宿屋で働く女性。語学が達者で、通訳などを務める事もある優秀な女性。シェスカからの信頼も厚いが、どこか抜けている所もある。東洋生まれの母が家を出る際に置いていった打刀を武器として扱う。料理の才能が皆無。

【ヴィレッジ商会】 Edit

◇上級鍛冶師 ルーク・ハイヴリッジ [#y4eab46d]
 ヴィレッジ商会で働く上級鍛冶師/武器刻印技師の青年。腕は確かなのだが、女グセが悪かったり(年下限定)仕事をサボったりと、いろいろ残念な奴。ラティスやユウに飛び蹴りや術式をくらっても平然としていられる、驚きの耐久力の持ち主でもある。残念なイケメン。

 
◇お針子見習い エミリア・ローズ [#l1ed7719]
 借金取りに追われて故郷を出た反物商人の娘。最初はエリハルのことを怖がっていたが、今では兄のように慕っており、よく遊びに来る。ヴィレッジ商会でお針子になるべく修行している最中。

国家設定 Edit

【神聖イウロ帝国】 Edit

 ウェール大陸の西方に位置する。周囲の小国を属州化することによって勢力を増した強大な軍事国家。
 かつてこの土地を支配していたリセルト人の影響を強く受けており、セレスティア文明にまつわる特殊な史跡も数多く存在する。
 多様な気候や文化が混在しているが、共通言語としてイウロ語が話されている。

【ラフェンタ公国】 Edit

 イウロ帝国の最南端に存在する海洋都市国家。南迷宮の素材や工芸品を取り扱う海上貿易で財を成し、帝国の支配からは実質独立した形態を保っている。干潟や半島に囲まれた地形を利用した防衛を展開しており、帝国もうかつに口出しできない屈強さを誇る。

【ヴィリテ王国】 Edit

 北方の島国。リセルト人の国家で、セレスティア文明時代からの文化を色濃く残している。女家長制で、女性も有事の際には戦闘に加わる。
 四季が明瞭に移り変わるが、冷涼な気候をしている。先王の代までは帝国配下の自由州として国の形を保っていたが、先の反乱をきっかけに自治権を奪われ、現在の国土は荒涼としている。

都市設定 Edit

【交易宿場街 オフェロス】 Edit

 帝国の南西にある交易宿場街。旅人の交流が盛んな場所で、露店の種類が多い。西からラフェンタを目指す旅人は、必ずこの街を通ることになる。

【南迷宮都市 ラフェンタ】 Edit

 南迷宮を有する海洋都市。商人と冒険者の街とも呼ばれ、様々な人種の人々が集う。果実や魚介類の他、帝国では禁止されている書籍や高価な香辛料も入手しやすい。自由度が高く、人が集まりやすいため、歓楽街も帝国最大規模。

+  ラフェンタ内の施設

【冒険者組合本部】 Edit

 冒険者組合を束ねている組合本部。通称はマスターギルド。迷宮のすぐ近くに設置されており、街の人々からの依頼の掲示、冒険者用品を売る商業組合のためのテナント貸出、組合の規模に合わせた金庫の管理、シャワー室や救護室、カフェなどの冒険者用施設を充実させている。

【魅惑の音楽亭】 Edit

 アーク人好みの内装、酒や料理にこだわっている酒場。その特性ゆえ、アークの人々が集まりやすい。街の人々にも「異国情緒あふれる酒場」として人気を博している。旅芸人を呼んで公演を行う事が多く、国内外の情報が集まりやすい。

【春泉の仔鹿亭】 Edit

 景観の良い場所にある宿屋。国賓なども泊まる上品な宿だが、複数人で長期宿泊できるメゾネット式の部屋を貸し出しており、冒険者にも人気。街の段差を活かした果樹園・菜園があり、自家製食材での料理を提供している。

【ヴィレッジ商会】 Edit

 冒険者用の装備を取り扱う大きな商会。質が良い装備が多いと評判の店を出しており、組合員への補償と教育もしっかりしている。値段は高めだが、オーダーメイド武器の注文も受け付けている。技術の漏えいを防止するため、干潟に浮かんだ島に本部を置いている。

【ラフェンタ公設市場】 Edit

 港にほど近い場所に設営された公設の市場。食材や日用品の他、様々な冒険者用装備も売りに出されている。肉や魚などの生鮮食品には氷結術式を利用した保冷機の使用を義務付け、疫病の蔓延を阻止しているという徹底ぶり。ヴィレッジ商会の出店もここにある。

【夜烏横丁】 Edit

 日が当たらない地下街にあり、ならず者や下級娼婦がたむろする犯罪の温床。違法ギリギリの道具を取り扱う巫術師が店を出している事が多い。幸運の三つ葉屋もこの場所にある。

【幸運の三つ葉屋】 Edit

 道具交換の専門店。夜烏横丁の片隅にある。

【モリーズ・ベーカリー】 Edit

 モリーという中年女性が店主のパン屋。普通のパンはもちろん、日持ちする冒険者用の食品も売り出している。エリハルお気に入りの店で、今ではすっかり常連らしい。

【ティラミス通り】 Edit

 通称「ヤバ通り」と呼ばれる歓楽街。ラフェンタに色濃く残る男色文化に何とか歯止めを効かせようと、政府自ら設営した高級娼館が立ち並ぶ。絵画や音楽などの芸術活動が盛んな場所でもある。

【鎮魂の島】 Edit

 ラフェンタにある墓地の島。地下にある納骨堂は子供たちの肝試しの定番場所。

【ラーマリョ島】 Edit

 ラフェンタにある遊園島。リア充率が半端じゃない。ひとりで行くと悲しみを背負うことになる。

迷宮設定 Edit

【南夢幻迷宮】 Edit

 温暖な気候を有する夢幻迷宮。帝国最南端に位置する。遺跡の保存状態が良好で、道に迷いにくいということ、また、冒険者に対する都市の支援が手厚いことから最も人気のある迷宮として知られている。
 材木や薬草などの採集物が豊富で、昆虫や植物系の魔物が多いのが特徴。

人種・民族設定 Edit

【イウロ人】 Edit

 神聖イウロ帝国内において、最も一般的な人種。金色あるいは茶色の髪で、瞳の色は若草色や水色という容姿が基本だが、多人種との混血によって非常に多様な外見の者がいる。盗業や賎業に携わる放浪民を忌避し、差別する傾向がある。

【リセルト人】 Edit

 古代セレスティア文明を築いたとされる民族の末裔。赤髪に青い瞳の者が多い。鋭角的な顔の輪郭を持つのが特徴で、総じて聴覚に優れている。氏族同士で常に領土を奪い合ってきた歴史がある為、氏族外の人間に対して攻撃的な態度を示す傾向にある。短槍と騎馬の扱いに長けている。

【アーク人】 Edit

 褐色の肌、黒髪を特徴とする流浪民族。騎鳥と幌馬車で各地を放浪している。旅芸人や鋳掛屋などの職業ごとに集まった一座、総員で盗業や売春に携わる一座など、様々な一座が存在している。身体能力が高く、美しい容姿を持つ者が多いので、人狩りの被害に遭いやすい。ずば抜けた低身長。

【咲弥人】 Edit

 東方の果てにある島国の人々。黒髪と紫がかった瞳が特徴的で、小柄な者が多い。かなり特殊な文化を有している。

【コンル人】 Edit

 北方の果てにある山脈の人々。水色がかった亜麻色の髪と蒼色の瞳が特徴。星視者が生まれる確率が非常に高い。

術式設定 Edit

【星沁】 Edit

 術式を行う際に用いるエネルギーの通称。この世界よりも一段階高次元の世界(星幽界)に存在するエネルギーであり、世界の全てを構築する物質の最小単位でもある。
 同じ構築式を用いていても、明確な「意志」と「生命力」、生まれつきの「星幽界への干渉力」の大きさなどによって、扱える術式の規模は変わってくる。

用語説明 Edit

登場した魔物 Edit

名物料理 Edit

ジャンル・キーワード Edit

ジャンル ファンタジー
キーワード 

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リンク Edit

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作品へのコメント欄 Edit

  • 編集ファイトです! 世界観が好き [heart] -- じた? 2016-02-20 (土) 23:54:12
  • ありがとうございます。編集がんばりまするる…… -- Theraのすけ? 2016-02-21 (日) 00:53:34

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