深淵のジークフリート のバックアップ差分(No.21)


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#contents
*あらすじ [#v9a4fb33]
 二人の「''私''」が紡ぎ上げる物語。&br;
 「''神''」とは、「''世界''」とは。&br;
 偽りの世界に転生した二人は、
 それぞれの道を歩き続け、
 それぞれの答えを求めていく。&br;
 二人が最後に出会う者、それは……。
*主な登場人物 [#y2bba987]
基本的に誰も彼も正体は謎です。
徐々に解き明かされていきます。

-''私''(''&color(Blue){男};''):
 サブタイトルに「''&color(Blue){甲};''」と記載されているパートの「私」
 セリフでは「俺」となる。
 雷系魔法も使える魔法剣士。
 主武装は&Ruby(グラディウス){片手剣};+盾。サブ武装は&Ruby(グレートソード){両手剣};。
 基本スペックが高すぎて並の怪物では相手にならない。
 アイオーン級が相手になるとさすがに手が出ない。
 キツネのケプトアルパ(後述)とセットで行動しているが、ケプトアルパは基本的に何もしない。

-''私''(''&color(Red){女};''):
 サブタイトルに「''&color(Red){乙};''」と記載されているパートの「私」
 セリフでは「アタシ」になる。
 炎系魔法もちょっと使えるが、基本的には殴りかかる。
 主武装は&Ruby(クレイモア){超長剣};。サブ武装として&Ruby(バスタードソード){蛮剣};+盾。
 突撃吶喊型だが、こう見えても基本スペックは高い。
 アスタルテ(後述)とセットになって、真価を発揮する。

-''ケプトアルパ'':
 私(&color(Blue){男};)と行動を共にするキツネ。
 基本的に何でも知っている。
 哲学キツネ、とも呼ばれることがある。魔法も使える。

-''アスタルテ'':
 私(&color(Red){女};)と行動を共にする剣の精霊
 私(&color(Red){女};)の持つ&Ruby(クレイモア){超長剣};に宿った。
 普段は15センチくらいの身長の少女の姿をしている。
 &color(Gray){>サイズは人間の十分の一程度だが、間違いなく女の子の形をしていた。};
 &color(Gray){>美しい金色の髪に、深紅の大きな瞳だ。(第6部分より)};

-''サイファー・オブリヴィオン'':
 私(&color(Blue){男};&&color(Red){女};)に対し、攻撃的行為を繰り返す謎の少年。
 その''目的''が、本作「深淵のジークフリート」の背骨になっている。 
 &color(Gray){>若い、少年と言っても良い姿の男だった。};
 &color(Gray){>銀色の髪、群青の瞳に、氷のような肌と表情。人間離れした雰囲気だった。(第11部分より)};

-''イスーリエル'':
 天使と見まごうばかりの美女。
 たいてい黒い衣装を身に纏っている。
 終盤では四枚の黒翼のヴァルキリーといった兵装をしている。
 &color(Gray){>闇色の髪と衣装を纏った、白皙の美女だった。};
 &color(Gray){>同性の私でも、絶世の美女だと認めないわけにはいかない容姿だった。(第10部分より)};

-''サイレン'':
 謎の男。
 この世界に於ける重大な目的を持っている。その目的はサイファーと対立する。
 &color(Gray){>黒褐色の髪に、鋭利な茶色い瞳。肌はおそらく日焼けによる薄褐色だろう。};
 &color(Gray){>背はそれほど高くないが、私よりは頭半分くらいは上のようだ。(第15部分より)};

-メシャク
 重量大剣を操る青年。&Ruby(ティルヴィング){''創滅剣''};を有している。
 &color(Gray){>輝くような金髪に青緑色の瞳をしていた。肌の色だけは私(&color(Red){女};)と同じくらい白かったが。};
 &color(Gray){>年齢は私(&color(Red){女};)より少し上、だろうか。};
 &color(Gray){>しかし、その体格であの大剣を振るうとは思えなかった。};
 &color(Gray){>わかりやすく言えば、女の私と同じくらい華奢なのだ。};
 本人および、その手にしている&Ruby(ティルヴィング){''創滅剣''};に重大な秘密を抱えている。

-セブンス
 「7」と呼ばれる。
 ''セブンス・フューエルバック''が物質世界での名前。ニューメラルという呼称も持つ。
 物質世界にありながら、神の世界を垣間見てしまったがために、ある種超越した存在となる。
 主人公(女)の覚醒のための重大な因子となる。

-クレアツール
 主人公達が転生した世界(=プレローマ)の&Ruby(エントロピー){''熱量''};を維持するための機構であり、人物(?)。
 本作に於いて、熱量=物質総量と考えて良い。プレローマでは、観測によって物質は無尽蔵に作られる。そのため、その総熱量を維持するためのシステムが必要である(……さもなくば熱的死に至る)。その役割を担うのがクレアツール(本作内では「クレア」と呼ばれることあり)。死神の乙女的なビジュアルで描かれている。

-イグ
 「''蛇のようなもの''」と自称する少女。
 深淵のジークフリートに於いては「''蛇''」が重要な役割を持つ。(実際にも比喩的にも)

-イオナ
 イグと同一存在であるともいえる存在。
 &color(Gray){>黒い髪に明茶色の瞳、ほどよい白い肌に、大人びた容姿。};
 &color(Gray){>薄すぎない程度に薄く撓やかな唇からは、ともすれば少年のような印象を受ける。(第21部分より)};
-ソーテール
 いわゆる「神」の一つ。この世界では具体的な形を持たないが、半透明のヒトガタをしているように見える。
 (滅んだ)物質世界に干渉し得る数少ない存在。
 物質世界ではメシアと同一視すらされていた。
*作者名 [#aeba6082]
 一式 鍵: セイレネスが代表作。美味兎屋などもある。
*ジャンル・キーワード [#vd705278]
-ジャンル ファンタジー
-キーワード R15 ファンタジー 異世界 一人称 主人公チート 転生 哲学 ダブルキャスト
*この作品のここがオススメ! [#k06f9ee5]
 二人の主人公の視点が交互に展開されていき、最終的には一つにまとまります。
 哲学((主な引用元:ニーチェ、ショーペンハウアー、キェルケゴール、シェリー))からの引用が数多くあり、文学的な見地からもお読み頂ける内容となっています。&br;
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 なお、本作は「''メビウスと蛇''」シリーズの第一部という位置付けである。
 第二部「''憂想のヴァルトラウテ''」、第三部「''怜冥のブリュンヒルデ''」は共に未公開。
 第一部の反響によっては、「憂想のヴァルトラウテ」は公開される可能性がある。
 第三部「怜冥のブリュンヒルデ」は、現時点ではプロットのみが存在する。
*リンク [#ye24e1bf]
[[小説家になろうの該当作品に飛ぶ:http://ncode.syosetu.com/n3904cv/]]

*掲載期間 [#pe61981e]
 2015/8/18~8/27 一挙掲載で完結させた

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*作品へのコメント欄 [#q7bb8b22]
- 2016/1/4 レビューを一件頂きました。ありがとうございます。 -- [[一式 鍵]] &new{2016-01-05 (火) 01:23:50};
- 2016/3/16 二件目のレビューをいただきました! ありがとうございます。 -- [[一式 鍵]] &new{2016-03-16 (水) 20:17:59};

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