電脳戦姫ZERO のバックアップ(No.1)


あらすじ Edit

 西暦二〇三八年―― 人類は、人類の庇護と恒久の平和を、自らの作り出した抑止兵器群『福音の徒』に託した。

 

 『福音の徒』の力によって、人類はその歴史上初めての、真の世界平和を手に入れる。

 

 しかしその平和の享受は、僅かに数ヶ月の期間で終わってしまう。『福音の徒』――ゴスペルリーダーと呼ばれるその人型の兵器群が、突如として人類に牙を剥いたからだ。

 

 その結果、人類は地上から放逐され、その災禍を逃れた人々は、やっとの思いで生成した地下都市にて細々と生き延びていくことになる。だがしかし『福音の徒』たちの目的は不明ながらも、人類は確実に滅亡へと近付いていた。

 
 

 時は過ぎて西暦二〇八三年、新たなる脅威が人類を襲う。

 

 『バフォメット』と名乗ったその存在は、人類の有するネットの内に出現するや否や、数多くの地下都市を壊滅させ、多くの人々が『福音の徒』に飲み込まれた。

 

 それと時を同じくして、電脳技術者・朝倉直義は、興味本位で最強最大の論理ネットワーク『グラディウス・リング』のメインフレームに接触し、その中で『長谷岡』と名乗る存在に遭遇する。その対話の中で、長谷岡は朝倉に、人類の終焉を賭けた博打を提案した。

 

 朝倉はその賭けに勝つために、『SiS』なる組織を立ち上げる事を決意する。

 

 一方で、バフォメットによる大虐殺に遭遇しながらも生き延びた『クリスタルドール・ゼロ』と呼ばれる事になる存在が二人、この世に出現していた。向坂鑑と三島未来――この二人の『ゼロ』を巡り、人類は対立し、そしてまた福音の徒たちも行動を起こす。

 

 クリスタルドールとは何なのか。そして、朝倉による『イシュマエル計画』とは何なのか。
 二人のゼロに惹かれるように、それぞれの思惑が動き出す。

 

 賭けに勝つのは朝倉か、長谷岡か。生き延びるのは人類か、それとも『福音の徒』たちか――。

主な登場人物 Edit

    • 朝倉直義(アサクラタダヨシ)
    • 垣田香美(カキタカガミ)
    • 片桐薫子(カタギリカオルコ)
    • 日下部綾子(クサカベアヤコ)
    • 向坂鑑(サキサカアキ)
    • 佐藤潜(サトウセン)
    • 斯波沙京(シバサキョウ)
    • 長谷岡竜璽(ハセオカリュウジ)
    • 畑隆嗣(ハタタカツグ)
    • 比企長明(ヒキナガアキ)
    • 三島未来(ミシマミキ)
    • 三井信行(ミツイノブユキ)
    • 村木審也(ムラキシンヤ)
    • 八木可南子(ヤギカナコ)
    • 由等明李(ユラアカリ)

主な登場団体 Edit

  • 傭兵団
    • SiS(シス)
    • シャドウ
    • カナリア
    • アボリッシュ・ピース
  • 公的治安維持機関
    • CMA(中央機動強襲軍)
    • RPD(機動警察治安軍)
  • 企業
    • 武谷(タケタニ)ケミカル
    • 紅花(コウカ)兵器公社
    • ハワード・アームズ

作者名 Edit

 一式 鍵

ジャンル・キーワード Edit

ジャンル SF
キーワード R15 残酷な描写あり 近未来 電脳 軍隊 傭兵 日本 ネットワーク アクション バトル

リンク Edit

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作品へのコメント欄 Edit


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