citronの孤独 のバックアップ(No.3)
あらすじ 
平凡な男子高校生櫻井涼太は、幼馴染の佐倉がショートカットの美少女になるというトンデモ現象に巻き込まれる。ゲーム部という怪しげな部活に所属する謎の二年生天童カケルによれば、櫻井が並行世界へ来てしまったのが原因だという。暗躍する悪の組織、サイボーグ、そして櫻井涼太自身に隠された秘密とは！
気づかぬうちに日常は終わり、世界は終わりへと近づいていく……。
主な登場人物
櫻井 涼太（さくらい りょうた)
主人公。大学生の姉がいる。
佐倉 涼子（さくら りょうこ）
櫻井の幼馴染。もともと櫻井がいた世界では男だった。物語の冒頭以降ずっと女子高生。攻撃をあてることで自分のイメージした動きを相手にとらせることができる能力を持つ。自分の想定したリアクションを相手にとらせるという点では、お笑い芸人に向いているかもしれない。助けを求める人を探知する能力を佐田から受け取る。
天童 カケル（てんどう かける）
27HRが存在する世界からやってきた、と言っている。自他問わず視界を共有することができる能力とコインを好きな速度で打ち出す能力を持つ。ゲーム部所属。
田中 瑠子（たなか るーしー）
瑠子と書いてルーシーと読む。「るこ」と読んではだめらしい。秀才。他人と皮膚感覚を共有する能力を持つ。百合。
佐田 亮（さだ りょう）
ケンカが強い。アメリカへ行ったことがあるという設定は完全に無視されている。数学教師。ありとあらゆるものをコピーして貼り付ける能力を持つ。助けを求める人を探知する能力は、自分のものをコピーして佐倉に貼り付けるという形で受け渡した。『被検体』と交戦し死亡したため肉体を失った。4章に再登場したときは、球体に目と口、そしてぼうっきれのような手足が生えた奇妙な生き物の体になっている。
木村 威（きむら たけし）
櫻井の友達。組織の能力者の一人で、一対一なら負けないという能力を持つ。佐田と戦い、佐田の能力で二人に分けられた際、物と物の場所を入れ替えるという能力も使えるようになった。元はそちらが木村本来の能力であったが、能力を無理やり上書きしたためこのような事態が発生した。博士と木村の間に面識ができたのは、その能力の上書きを博士が行ったからである。その辺を本編に入れようとしたけれど、ちょっと言葉足らずだった。
荻原(おぎわら）
木村のパートナー。
博士（はかせ）
かつて悪の組織の一員だったが、組織の真の目的に気づき数名の仲間とともに離反した。その後、組織を倒すための活動を開始する。優れた技術を持ち、サイボーグという形で田中・F・ストラトスをよみがえらせた。『被検体』の素体を作ったのも彼である。また、人をすべて数字に置き換える技術も生み出した。
島村 ジョー（しまむら じょー）
田中・F・ストラトスが交通事故にあい、博士の手術で体を人工のものに置き換えよみがえった姿。『ベクトル変換装置』や耳小骨直接振動型の無線など様々な装置を備えており、博士とともに組織に立ち向かう。当初は記憶を失っていたが、後に取り戻した。その後、組織に対抗するため、「the third」を名乗り「Brack nights」を組織した。櫻井とともに赤点の補習を受けたことがある。
新野 美衣（しんの みい)
悪の組織の創始者。組織内部でもその姿を見たことがあるものは限られるという。自分以外のものを拒絶する能力を持つ。ちなみに蛇足ではあるが、真の私（ME）というつもりで名前を付けた。その正体が知りたければ、本編を読んでください。
『被検体』（ひけんたい）
悪の組織の最終兵器。その正体は、組織の集めた能力者の能力を数値化し、それをすべて書き込むことで膨大な量の能力を使えるようになったサイボーグである。顔が櫻井に似ている。
櫻井 凉子（さくらい りょうこ）
すべてを思うままに変化させる能力をもつ。彼女の死が並行世界を移動する始まりになった。
設定
並行世界を移動し続けることで物語の核心に迫っていく予定だったが、いまいちうまくい かぬまま最終話を迎えることになった。実に残念である。
作者名
『小林まる』
ジャンル・キーワード
ジャンル 『学園』
キーワード 『超能力 高校生 学園 青春 性転換 パラレル ライト 感想希望 』
この作品のここがオススメ！
伏線を張ってみたかった。割とうまく張れたところは張れたと思うし、張れてないところは張れてないと思う。第5章でだいたい回収したつもり。だから5章がおすすめ。でもやっぱりそれまでの話も読んでほしい……けどやっぱり5章かな～……
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作品へのコメント欄
- 早く完結させろよ -- 2016-05-21 (土) 21:39:59
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