あらすじ
【さて、今日はどんな『良い事』があるんだろう?】
強面だけど気の利く板前のヒロ、愛嬌はあるけどドジな仲居の狐亜人センダン。
異世界の古民宿で働く二人の日常は、とっても穏やか。
古民宿の閑古鳥っぷりを嘆いたり、皆で精霊の歌を歌い踊ったり。
友達の書店を手伝いに行ったり、居酒屋で大騒ぎしたり。
たまには剣術の試合を観に行くなんてのも、どうだろう?
大事件はなくとも、良き人々と共に過ごす燦燦とした日々なら、大盛り山盛りてんこ盛り。
あなたも、異世界の日常を散歩してみませんか?【完結】
主な登場人物
| ヒロ・タカナ(21) 兄花島在住、海桶屋の板前 強面の板前さん 祖父母の経営する店『海桶屋』で働いて二年目の板前。学生時代はマナを学んでいて、今でもマナを弄るのが趣味。 顔つきが怖い事を気にしている。 | | センダン・コトノハ(?) 兄花島在住、海桶屋の仲居 ドジな狐亜人 ヒロの知らぬ間に海桶屋で働いていた仲居。めげない、しょげない、いつでも元気。 口癖は「良い事思いついた!」 |
| ナナ・ナバテア(21) ロビン在住、教会を改装した書店の店主 信仰厚き天然さん ヒロの中級アカデミー時代の同級生。ほわわんとしていて、時々天然が入る事も。 現役中級アカデミーの妹がいる。 | | サヨコ・モモトセ(18) 兄花島在住、居酒屋ちとせの店員 気の小さな幼馴染 父の居酒屋を手伝う、ヒロとは旧知の仲の少女。料理が好きで、得意料理はしょぶり肉入り焼きそば。 精霊に助けられた過去を持つ。 |
| ゴウ・ゴダイゴ(21) 兄花島在住、魚屋ゴダイゴの店員 ぶっきらぼうだけれど心配症 父の魚屋を手伝うヒロの友人。少し口は悪いけれど、心配症でいつも人の事を気遣う。 釣りが趣味で、ヒロを誘って海に行く事がある。 | | ナポリ・フィアンマ(24) ロビン在住、精霊歌歌手 大人気イケメン歌手 ロビンで一番人気の精霊歌歌手。自然を求めてやってきた兄花島で、ヒロらと知り合う。 笑うと歯が光る。 |
| オズマ・ダッタン(35) ロビン在住、剣術興行団員 ロートルのプロ剣士 剣術興行団に所属して20年目に突入したロートル。不振の年が続いているが、それでもまだまだ奮起する。 明るいムードメーカー。妻子あり。 | | ベラミ・イスナット(24) 兄花島在住、ギルド職員 掴み処のない猫亜人 ギルド兄花島支部で働く、ゆるい猫亜人。観光案内が仕事だが、隙あらば私物を販売する。 ギルドの庭に蜜柑の木を植えている。 |
| ウィグ・キーシ(31) 住所不定、人形使い 声の出ない人形使い 大陸各地で人形劇を学び、披露している大道芸人。昔は劇団員だったが喉を潰して人形遣いに転向した。 ヒロらに虹の卵を渡す。 | | ミクリ・トプハム(16) ロビン在住、魔法省研究員 笑わない研究者 飛び級で上級アカデミーを卒業し、魔法省研究員として働いている少女。表情に乏しく笑わない。 祖父はマナ勉強堂の店主。 |
設定
中世風の異世界が物語の舞台。
人々は、精霊が生み出す神秘のエネルギー、マナを活用して暮らしている。
この世界には、異国の海賊が支配していた為に特別な文化を持つ、ヒノモト諸島が存在する。
そのヒノモト諸島の一角である『兄花島』と、最寄りの港都『ロビン』にて、物語は繰り広げられる。
作者名
加藤泰幸
ジャンル・キーワード
【ジャンル】ローファンタジー〔ファンタジー〕
【キーワード】日常 ファンタジー ほのぼの 異世界 民宿 島 狐 挿絵 長編 田舎と都 季節 ギルド 祭り 完結
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