日本人、ダンジョンに潜る。
あらすじ
1946年七月。異世界の存在が確認される。
そこは、人類の新天地になるはずだった。
しかし、莫大なコスト面と、先遣隊の全滅、世論の反対により不可侵条約が結ばれる。
人類の目は宇宙に向けられた。
それから半世紀。
異世界のダンジョンに潜る為、ある企業が部隊を編成する。
五人のプロフェッショナルと三機の人工知能。それに予備の人員一名。
現代火器と技術により、冒険は簡単に行く予定だった。
だが異世界にたどり着けたのは、ポンコツの人工知能とノンプロフェッショナルな一名。
試行錯誤を繰り返して、彼らは生きる、食べる、戦う。そして、ダンジョンに潜る。
主な登場人物
主人公:ソーヤ
AI:マキナ
副人格:イゾラ アルキメデス ナイチンゲール オタヨ
魚人:モジュバフルのゲトバド
主神:暗火のミスラニカ
エルフ姉妹(姉):ラウアリュナ<ラナ>・ラウア・ヒューレス
妹:エア・ラウア・ヒューレス
姉妹の父:メルム・ラウア・ヒューレス
冒険者組合長:ソルシア
ソーヤの担当:エヴェッタ
力の神:剛腕のグラッドヴェイン
ケダモノの王:ラ・グズリ・ドゥイン・オルオスオウル
獣狩りの王:ラ・ヴァルス・ドゥイン・ガルガンチュア。
<冒険者の神ヴィンドオブニクル>
荒れ狂うルミル
静寂のドゥイン
法魔ガルヴィング
三剣のアールディ
確固たるロブス
忘却のスルスオーヴ
ミネバ姉妹神:夜梟のグラヴィウス
ザヴァ夜梟商会
店主:ローンウェル・ザヴァ
商会長:ホルザルド・ザヴァ
王:レムリア・オル・アルマゲスト・ラズヴァ
猛牛と銀の狐亭 の店主:ラスタ・オル・ラズヴァ
レムリア第一王子:ベルハルト・オル・レムリア
レムリアの第二王子:ゲオルグ・オル・レムリア
レムリアの私生児:ランシール
聖リリディアスの元騎士:アーヴィン・フォズ・ガシム
少年剣士:シュナ
神媒の巫女:ベルトリーチェ
普遍的な魔法使い:ゼノビア
冒険者の父 親父さん:メディム
北の英雄ラウカン:バーフルヘイジン
獣人の娘:テュテュ
エリュシオンの英雄:獣狩りのヴァルナー
随伴騎士:誇りの剣サンペリエ・ゴードルー
随伴騎士:護りの剣ルクスガル
設定
この異世界には三つの大陸が存在する。
ほぼ均等に並んでいる事から、左大陸、中央大陸、右大陸、と呼ばれている。
土地には支配者の名前を付ける慣習があるのだが、大陸一つを支配した者は現れていない。
それ故、ただの異世界である。
この異世界には、八百万とまではいかないが、神々が存在する。
それらは大きく分けて、五つ。
古代の神、世界を創った炎から零れ生まれた存在。
ガルガンチュア神代神、炎以外から生まれた最初の神、ガルガンチュアと同年期に誕生した神々。
神代の神、ガルガンチュア以降の神々。
近世の神、人間の戦争や英雄譚で人々の羨望を受け、神格を得た者。
忘れ名の神々、信仰されなくなった神々。
魔法とは、これらの神々から力を借りる事。
詠唱とは、つまりは神々への美辞麗句である。
過去、この異世界は何度も大量絶命と文明の崩壊を経験しており、各地に無数と存在するダンジョンは、その文明の地下都市が基礎となっている。
々<おどりじ>の尖塔。
主人公が潜るダンジョン。異世界にあるダンジョンの中でも、かなり異質なダンジョンである。
超巨大な角笛が、地面に突き刺さったような形になっており、その中間位置を一層と定義して、冒険者達は尖塔の”先”に向かい潜っている。
明らかに、関連性がない文明の跡が各階層に現れ、研究者や冒険者を困惑させている。
主人公がいた現代は、通常の世界とは少し異なる。
人工知能が発達しており、全世界に30億の機体が活動している。
だが、人類の人工知能への締め付けは強く。様々な問題を抱えている。
作者名
麻美ヒナギ(あさみひなぎ)
ジャンル・キーワード
ジャンル ハイファンタジー〔ファンタジー〕
キーワード R15 残酷な描写あり 異世界転移 異類婚姻譚 ヒストリカル オリジナル戦記 ヒーロー 冒険 近未来 人工知能 MF新人賞3 星球大賞 料理 チートなし ダークファンタジー レビュー募集中