罪の徒花

Sun, 17 Feb 2019 19:16:22 JST (1895d)
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あらすじ Edit

都立高見丘高校に通う木場雄介は、ある日不思議な夢を見る。
自分は花壇の前に立っていて、「罪を償いたければ、この花を摘め」と告げられるのだ。
不思議に思いながらも、目の前の黒い花を摘み取る雄介。
それから不思議な夢を見なくなったものの、不思議な出来事に見舞われるようになる。
怪我人に触れた途端に倒れる先輩、夕方の襲撃者、右腕を覆う鎧。
雄介は困惑しながらも、仲間と一緒に力の使い道を探っていく。
※本作はアルファポリスへの同時掲載を行っております。https://www.alphapolis.co.jp/novel/958534989/24244551

主な登場人物 Edit

木場雄介(きばゆうすけ)
十六歳男 主人公

高校二年生。両親と一緒に分譲マンションに暮らす少年。
髪の色素が薄く茶髪になっているが、地毛。
昔はスポーツもテレビゲームも好きな多趣味な少年だったが、現在では無趣味。
元々はお人好しで活発な性格。

中学生の時、自分をいじめから庇った親友が死に追いやられた過去を持つ。

東堂弥里(とうどうみさと)
十八歳女
高校三年生。
艶のある髪を肩のあたりで切り揃えた少女。
切れ長の目をした和風美人。感情の起伏が小さいため、クラスでは孤立している。
親と仲が悪いらしく、親戚から支援を受けながら一人暮らしをしているらしい。

嵯峨野康(さがのこう)
十七歳男
高校二年生。血色のいい短髪の少年。
誰にでも分け隔てなく接するため、男女ともに同級生から人気がある。
いじめに対して過剰反応する節があり、そういった場面を見ると我を忘れて暴れる一面を持つ。

相川芽亜梨(あいかわめあり)
十五歳女
高校一年生。
フランス人と日本人のハーフ。絹のような金髪と淡い青色の瞳をしている。
幼顔でスタイルもよく、男子からの人気は高いが、あらゆるアプローチを固辞している。

設定 Edit

都内にある高校と、その周辺の街を舞台に、少年少女が過去の後悔と向き合っていく話です。
今作では罪の意識と被害者意識が、それぞれ超能力を与える装飾品として
具現化するという設定です。

作者名 Edit

モコイ

ジャンル・キーワード Edit

R15 残酷な描写あり 青春 異能力バトル ダーク シリアス 男主人公 学園 現代 超能力

ローファンタジー

この作品のここがオススメ! Edit

このお話のテーマは分かりやすく、罪と罰です。
罪を背負った人間はどうするべきか、どうされるべきか。
被害者はどこまで相手を罰していいのか。そも罰とは誰のためにあるのか。

何も奪わず争わず傷つけず生きていける人間などこの世にはいません。
皆さんも何かしらの罪の意識や被害者意識を抱えていると思います。
そんな全ての人々のために、この作品を捧げます。

リンク Edit

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