出来損ないの超能力者/登場人物
人間サイド
一般人
朝霧 疾風(主人公)
何度も能力開発をしたものの超能力は開花せず、挙げ句の果てに学者から見捨てられた高校生。ファンロンとの契約で電撃を使えるようになる。
だが、その変わりに朝霧は、ファンの命を狙う者達、挙げ句には、国の闇などと戦うことになってしまう。
所有能力は『電子光線』(超能力ではない)
夕霞 結月
朝霧と同学年の少女。ある出来事で身長が140センチほどから伸びなくなっている。また、超能力者ランクである実力から全国に散らばる公安委員会の委員長を務めている。
所有能力は『煉獄火炎』
黒崎 氷花
朝霧と同学年の少女。朝霧や結月、黒崎自身も通う黒崎学園の学級委員長でありながら学園長の孫。超能力の実力もあり公安委員会の副委員長に抜擢されている。
所有能力は『絶対零度』
篠崎 健二
朝霧の隣の住民。今のところは、竜などの世界とは無関係だが、妖怪などを信じてるらしき描写あり。
篠崎 楓
健二の妹。中学生だが、兄の健二と手をつなぎながら帰るという幼い面もある。
結月と知り合いということから公安委員会本部に編入されている。
所有能力は『蘇生再生』
松風 楓
健二の幼なじみ。公安委員会本部に所属しており部署は、暴力やテロなどの犯罪を対処する強行班。
所有能力は近日公開
逢坂 鈴音
健二の幼なじみ。公安委員会本部に所属しており部署は、大量の情報を整理、削除、送信を行う情報処理科。
所有能力は『演算処理』
ダークサイド
夕霞 健吾
【スキアー所属】
第2章初登場。結月の実の父親だが、その正体は東京国の闇の組織『スキアー』に所属している科学者。
不死能力や素粒子破壊能力といったオリジナル能力の研究・開発を行っている。また、演技力が高い
榊原 蓮
【スキアー所属】
第2章にて初登場。素粒子破壊能力者であり、実質東京国最強と謳われる男。
もちろん最強という名に相応しく『五大能力者』のうち4人を殺している。(データでは『四天王』よりも上とされている)
所有能力は『完全消失』
神宮寺 洸大
【大京学会所属】
第2章にて初登場。無能力者にして超能力者に勝てる存在。朝霧の通う黒崎学園の風紀委員長を務める。
目障りな者は叩き潰すというかなり残虐無比な性格だが殺すことはしない。
朝霧の電撃を手で受け止めたり、払うということもでき、謎の多い人物でもある。
水城 奈緒
【スキアー所属】
第2章にて初登場。クローン開発工場で結月と対峙し、最初は、能力の優劣から優勢、余裕を見せていたが、自身の能力の欠点を突かれ敗北している。
だが、水城の能力の強さは超能力者ランクであり、決して弱いわけではない。その証拠にコンクリートの地面を軽く切断している。
所有能力は『水流操者』
ドラゴンサイド
ファンロン・ベゼル・バハムート(ヒロイン)
天界から下界へと卵の姿で落ちてきた竜。1000年を生きているらしいが見た目はどう見ても10歳の少女。父親を目の前で殺されており、そのショックで記憶を失っている。
朝霧と契約をしているため自力では竜の力を使えない。
黒龍
ファンの父を殺した張本人。天界を実質支配しており、下界にも黒龍会という組織を持つ。3大界王の第2位。
ヴィシャップ
黒龍の下で働いていた竜。見た目は女性で日本刀のようなものを2本携えている。彼女の血が人間の体内に入ると『夜明けとともに死ぬ』という呪いをかけられる。
白龍(アデス)
下界に潜入していたファンロンの家臣。老いた容姿だが、3大界王の第3位で実力は朝霧を一瞬で倒すほど。海龍戦では、龍術魔本が生み出した力を難なく殺していた。
海龍
黒龍の部下。龍術魔本という本に書かれた天界の術を操る。水の術に長けており、最高出力時は生命の源を凝縮させた海界の王を出現させることができる。
フェイロン
第3章にて初登場。ファンの従兄弟。銀髪が特徴的で、ぎこちない日本語を話す。また、ファンと同じく『竜術』の気配を感じ取ることができる。