ねこがにゅぅっと出てきたならば
あらすじ
土管から出てきたのは太った猫を抱えた三年前に引っ越した幼馴染み。
自由奔放で我が儘な彼女の三年ぶりに聞いた台詞は「猫を追っかけて土管をくぐったらにゅっと出てきた」だった。
「あっちゃん、拾った猫はどうすればいいのかな」
夏休み直前から始まる幼馴染みの杉野未茅と、そして彼女の連れてきた『喋る』ふとっちょ猫のリヒャによる数々の騒動。
そしてリヒャを抱えて何かを「くぐる」と――信じられないことが起こる。
単に常識や想像を超えたトンデモ現象だと思っていたが、実は未茅に関わるさらにトンデモナイ事件への始まりだったことは……当然ながら未茅に振り回されっぱなしの睦には分かろう筈も無かった!
「あっちゃん、これがのんびりした物語だと思ったら油断はできないよ。これからハリウッド並の緊迫した銃撃戦が始まるかもしれないじゃない!」
「いやここ日本だからね、みっちゃん」
主な登場人物
東條睦:夏休み直前を迎えた男子高校生
杉野未茅:三年前引っ越した筈なのになぜか土管から現れた幼馴染み
リヒャ:喋るふとっちょ猫
神月かよみ:リヒャの娘を名乗る謎の少女
作者名
平乃ひら
ジャンル・キーワード
ジャンル その他
キーワード ねこ
この作品のここがオススメ!
現代物なのかファンタジーなのかよく分からないけど夏っぽくも独特の雰囲気でちょっとだけ不思議な世界に入りたい人へお勧め!?
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作品へのコメント欄
- 完結済みです -- 2016-09-05 (月) 20:48:58