ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント- のバックアップ(No.10)
書籍
あらすじ
世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。
弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持ったまま異世界へと転生した。
異種族や魔法に驚かされつつも、持ち前の切り替えの早さで適応し己の糧に変えていく。
特殊な魔法を習得し、厳しい訓練を続ける内に最強レベルの強さになっていたが、前世で中途半端に終った教育者をもう一度目指そうと決意する。
これは前世の記憶と経験を基に、弟子と共に世界を漫遊する教育者の物語。
主な登場人物
シリウス・ティーチャー
物語の主人公。
最強と呼ばれていたエージェントが、記憶を持ったまま転生した姿。
前世で師匠と呼ぶ人に鍛えられてから世界中の紛争を渡り歩いた後、エージェントとなって世界中を飛び回っているので、世の中の酸いも甘いも噛み分けている。
精神は六十過ぎの爺さんだが、基本的にノリが軽く、身内にはとてつもなく甘い。
今世では黒髪の黒目で中肉中背の人族の男。
童顔で、若干女の子寄りの顔なので、眼力の迫力が足りないと嘆いていた。
学校を卒業する頃には顔が男っぽくなってきたので、実はさり気なく安心してたりする。
見た目は年相応の普通の体格だが、鍛えぬいた体には筋肉が凝縮してあり、倍近くの身長差と体重の相手でも押し負けたりしない。細超マッチョです。
強い魔力を持つが適性属性はない。多くの無属性魔法を開発する。
エミリア・シルバリオン
ヒロインの一人。
銀色に輝く狼の耳と尻尾を持つ、銀狼族の女の子。(登場時は七歳)シリウスの従者の一人。
適性属性は風属性。
レウス・シルバリオン
銀色の短髪に、狼の耳と尻尾を持つ銀狼族の男の子でエミリアの弟。(登場時の年齢は五歳)シリウスの従者の一人。
適性属性は火属性。
フェアリース・バルドフェルド
ヒロインの一人。通称はリース。
少し癖っけのある長い青髪で、人を安心させる笑みを向けられる心優しい人族の女性。(初登場時は九歳)
水の精霊を見聞きすることができ水の精霊魔法が使える。
食べる事が好きで、一般の十人前くらいならペロリと平らげてしまう。が、太らない。
シェミフィアー・アラミス
ヒロインの一人。通称はフィア。
エルフの女性で、エメラルドグリーンに輝く長髪と瞳を持ち、プロポーションは大き過ぎず小さ過ぎないモデル体型の美人。(登場時の年齢は二百五十二歳で、人族換算だと十八歳くらい)
風の精霊を見聞きすることができ風の精霊魔法が使える。
ホクト
狼族の祖先と言われる百狼と呼ばれる種で、二メートルはある全身真っ白な狼。
見られる事さえ難しい希少な存在で、獣人……特に狼族からは神の御使いとして崇められている。
今世では希少な存在だが、シリウスの前世である男が幼い頃に拾った犬が転生した姿である。(犬種はシベリアン)
設定
作者名
ネコ光一
ジャンル・キーワード
ジャンル ハイファンタジー〔ファンタジー〕
キーワード R15 残酷な描写あり 異世界転生 日常 冒険 元エージェント 魔法 教育者 従者 奴隷 訓練 忠犬姉弟 がっつかないハーレム 学校