角が有る者達 のバックアップ(No.10)


あらすじ Edit

2069年、人類はある科学者が発明した才能成長チップ『Gチップ』により、『天才』と『能力者』に分かれていた。

 

長きに渡る戦争が終わりこれから平和を築き上げていこうという時、一つの集団が名乗りをあげる。

 

能力者集団『ゴブリンズ』。
彼等はGチップにまつわる秘密を求めビル街を走り回る、泥棒だった。
しかしある日漸くGチップの秘密に近付いた時、彼等は恐ろしい計画に気付く。

 

近未来を舞台に能力者と天才が戦い合い理解し合い、本当の真実に近づくSFアクションストーリー!

主な登場人物ゴブリンズ Edit

ゴブリンズ
・『氷鬼』アイ。
ゴブリンズのリーダー。男性で二十代後半。
能力は昔あったらしいが、両手と共に失ってしまった。現在は銀色の義手を装着しており、左手の義手の掌からは相手を凍らせる事の出来るアイスボムを発射できる。右手の義手には『宝物』が入ってるらしいが、誰もそれを見た事がない。

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性格は割りとおっちょこちょいで良くも悪くも自由。後ろで指示するより前に進んでいくタイプなので仲間はあまり彼を目上の立場だと思ってない。本人も気にしていない。
情に熱く、利益より人の気持ちを優先して行動する。

 

Gチップは人類を歪めた危険物だと考えており、Gチップを止める為にゴブリンズを立ち上げた。趣味は意外にも花を育てる事で、道に植えてある花からジャングルにある全ての植物まで一目でわかる程の植物オタク。

 

・『ごっこ鬼』スス。
ゴブリンズの副リーダー。十代後半の褐色肌の女性。
性格は優しく、とても細かい所に気を付けている。仲間からはリーダー以上に信頼されている。アイが悪戯をし始めたら優しくドロップキックをかまして止める。ゴブリンズの財布の紐も彼女が握りしめている。

 

また、サーカスの出身だからかたまに芸を披露してくれる。
アイとはたまに財布の中身で争うが、必ず彼女が勝っている。

 

能力名は『黒兎』、1時間に一度、弾丸より速く走る事が出来る能力。また『Sekita』『Smee』『Susu』と書かれた三本のナイフを武器に戦う。

 

・『隠れ鬼』ルトー
ゴブリンズ『戦闘員』だが、年は十代前半の男子である。能力者ではないが『機械いじりの天才』で彼に機械を持たせればどんな改造をするか分かったものではない。

 

性格は落ち着きがあり冷静だが、アイが悪戯を始める時は一緒になって行動する。

 

また、戦闘スタイルも変わった戦い方をしていて、何処かに隠れてからじゃないと戦わない。武器も隠れながら戦う事が出来るものを優先している。

 

・『色鬼』ダンク。
ゴブリンズ『戦闘員』。年齢は推定五百歳以上で恐らく男性。
包帯が人型を成した存在がダンクであり、仲間からは『中身空っぽミイラ』『風通しのよいミイラ』と良く呼ばれているが、実際肉体に当たる部分は包帯なので正確にはミイラではない。

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ダンクは昔、ダンス・ベルガードという魔術師だったが魔術を極める為に無数の悪魔と契約し自分の肉体を捧げた。魂は巻物に憑依し包帯に変化させ、ようやく今の姿になった。

 

そんなわけで性格は大人びており、ゴブリンズ1の常識人となっている。
だが、アイやルトー同様、人をおちょくるのは大好きらしい。
戦闘スタイルは魔術を得意としており、『色』をテーマにした魔術を好んで使う。

 

・『高鬼』シティ。
ゴブリンズ『戦闘員』。年齢は二十代前半の女性。
性格は明るく、よく笑いよく喋りよく考えない。よく暴走するがその度にダンクに止められている。能力は『二メートル以上の単純な形の単純な物質を操る』能力。

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一見使いづらそうだが、これしか制限が無いため彼女は電柱を筆頭に様々な巨大な建築物を自由自在に、大量に操る。
電柱に乗って空をドライブするのが彼女の趣味である。

 

戦闘スタイルもこの能力をフルに使ったもので、空から電柱やら廃ビルをやたらめったら落としてくる。その姿から仲間からは『破壊神』と呼ばれ恐れられているほど。
実際ゴブリンズで彼女と拮抗できる実力を持っているのはダンクだけである。

 

・牛鬼モー
柴犬。オス。アイが帰りに電柱の明かりに照らされている柴犬を拾い、飼うことになる。
初めは『剛犬鬼殺し号』と名付けるつもりだったが、『ワン』では無く『モー』と鳴く野で『牛鬼モー』と命名される事になる。

 

・血染め桜。
年齢不詳の桜。一見すると枯れた桜だが、神様の力を遥かに凌駕する程の力を持つ。
第二章にして正体がメルのみに明かされる。

主な登場人物警察 Edit

・ハサギ
二十代後半の男性。性格はおっちょこちょいだが仲間思いで義理堅い。
警察に入る前は能力者軍特別参謀として部隊を率いて戦争を勝利に納めている。

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アイとは小さい頃からの親友だが、アイが軍隊に入隊したさい彼を止める為に軍隊に入る。
その時アイから『俺を止めたければ偉くなるしかない』と言った事から入隊して僅か数年で大佐まで昇進したが、暗殺部隊に身を投じた彼を止められなかった。

 

戦争が終結した後、アイが義賊ゴブリンズを立ち上げた事でそれを止める為に警察に入る。
プライベートでは仲が良くしょっちゅうなんだかんだで会っている。

 

実は能力者ではなく『知略』の天才であり、冷酷になろうと思えば誰よりも冷酷に考えられるがそうなる事を恐れている。

 

だが、アイがGチップを無くそうとする理由のきっかけがハサギのそんな姿をみたからという事をハサギは知らない。

 

・ノリ
二十代前半の新人刑事。
ハサギの部下であり、ハサギを慕っている。語尾に『~ッス』と付けている。
正義感が強くどんな状況でも悪人を許さない。
実は女性であるがダンク以外誰にも気づいてない。

 

更にダンクにそれをネタにおちょくられるのでゴブリンズは尚一層許さない。
ハサギに恋心を抱くがそれもハサギには仲間の信頼としか認識されていない。
今日も彼女はゴブリンズを追いかけ、ダンクにおちょくられる。

 

・白岩ケシゴ
三十代前半の男性。
昼夜問わずサングラスをかけている。ハサギをG対策課に引き込んだ人物で最初はハサギに疑われるが、第二章で正体が明かされてからは信頼できる仲間として認められている。
『動物使い』の天才で、いつどこでも様々な動物を繰り出してくる。
また、異常な程罪人を赦さない。
サングラスを外すと、『恐怖の魔眼』が発動し見た相手を恐怖で拘束させる能力を持っている。

 

・ペンシ・ミズーリ
二十代後半の女性。
グラマラスな体つきをしている女性。密かにノリの嫉妬の対象である。
白いスーツに黒いベルトが彼女の普段着である。グラマラス・・・!
だが、性格はかなりの堅物で、ステレオタイプの軍人のようにきびきびしている。
迂闊な事を口走れば『馬鹿者』と叫びながら問答無用で殴りかかってくる。
彼女が捕まえた犯罪者より、彼女の拳によって沈められた同僚の方が数が多い。
だがケシゴの命令はしっかり聞く。上司だからね、仕方ないね。
実はケシゴと共に漫才をするのが夢であり、番外編ではとんでもない事をやってのける。

主な登場人物メロディ・ゴート家 Edit

・オーケストラ・メロディ・ゴート
Gチップを作り上げた科学者。
ゴルゾネス・トオルに資料を奪われたが、第一章で更なる計画を立ち上げていた事が判明擦る。

 

・ドリーム・メロディ・ゴート
名前だけ登場。武器開発の仕事をしていた。

 

・白山羊
ドリーム・メロディ・ゴートが作り上げた女性型アンドロイド。 家事・教育アンドロイドでメルに様々な教育を教える。
実はガンオタで両手からは様々な銃火器を取り出して戦う。
また、白い髪はぼうぼうに伸びて武器に使用する事もできる。
 

設定 Edit

◇Gチップ。 
これを体内に埋め込むだけで皆天才または能力者になれる。今のところデメリットになりうる現象・病気・状況は発生・報告されていない。
製作者はゴルゾネス・トオルとされているが・・・。

◇ゴブリンズ。

作者名 Edit

C・トベルト 

ジャンル・キーワード Edit

ジャンル 空想科学〔SF〕
キーワード 残酷な描写あり 異能力バトル ヒーロー 冒険 戦闘シーンあり ギャグ 強さというトラウマ 長編小説 Sf 角が有る者達 電柱は武器 サーカス MF新人賞3 戦い

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