走る少年大開戦 のバックアップ(No.100)
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小学4年生、真崎大翔は明るく優しくひょうきんで、足もとても速い。スポーツは万能。しかしいつもにこにこし落ち着きがなく、叫んだり友人に問題発言をする、クラスメイトには未公表、半分発覚の精神、発達障害患者であった。そのため少々クラスから浮き気味で教師を悩ませていた。
彼は火事にあったクラスメイトにひどい事を悪意なく言ってしまい強く傷つけてしまう。
これが問題になる。彼はアスペルガー症候群*1
、ADHD*2
、LD*3だった。
丁度その時配属された教育実習生の時任は大翔を何とか今のクラスに溶け込ませようと努力するが、他の教師たちは医師を会議に呼ぶ等、障害の深刻さを徹底して論議し、病気として特別支援学級に行かせる話も出ていた。
大翔の友人の三夫は友人や保護者が大翔を避けるよう話し合っている事を知り彼がひょうきんで好かれていると思っていた勘違いに愕然とする。
時任もうまく行かず悩む。
そんな時、古書を見た三夫の書いた魔方陣から、魔法界から調査に来ていた魔法使いの少年ロッド・キッドが突如現れる。
三夫や大翔の前でロッド・キッドは近々魔法界は人間界に魔法を広めるため魔法学校を作る計画を話す。
その頃類まれな大翔の運動能力に目を付けた教師たちはスポーツ有名校「格闘学校」への転校を提案する。
その学校ではスポーツエリート枠が獲得出来る制度があった。
寮生活や激しい競争、人間関係など転校をきっかけにこれまでと違う新しい環境で揉まれる事で少しだらしなくて呑気だった大翔に強い自立心と根性、生活力が生まれ、運動能力も上がる。
様々なスポーツ経験や勝負などを通じて走るだけが取り柄だった大翔は成長する。
同時にキッドと組んで学園内に調査に来ていたはずが姿を消した魔法使いの友人カノンを探すことに。
しかし大翔とキッドが調査中に何故か魔法界のアイテムを使って戦い悪い事もする謎の生徒に襲われる。
魔法界の力が何故悪用されたのかキッドは調べる事に。
それに対抗するため大翔はキッドの力で魔法やアイテムを使って戦いができるようになる。
さらにその学校の近くに突如現れた謎の学校は悪の魔術学校?
なぜ魔法使いの力を手にし悪用する生徒が現れたのか?
キッドの行方不明の仲間は関係あるのか?
大翔は魔法を巡った戦いに巻き込まれ生き残れるのか?大翔の運命は?
#作品タイトル変更依頼は出しました。
主な登場人物
真崎大翔
精神、発達障害の主人公、小学4年生。
アスペルガー症候群、ADHD(不注意性)、LD患者。
ではあるがクラスメイトにはまだ障害が公表されていない。
しかし未公表であっても他の生徒よりのんびりおっとりしたり逆に落ち着きに欠ける部分があるためにクラスでは異質感はすでに持たれている。
三夫やロッド・キッドを助けようとしたり一見すると義理人情に厚く友人思いだが、障害の特性として周りが見えていない、自閉症に近い行動パターンを取る事もある。周りを押しのけるわがままと言うよりもむしろ自分中心に悪気なく自分の周りを見てしまう弊害がある。
しかし、マイペースのようで本人は周りに合わせようと努力はしていて利己主義ではない。ここが誤解を生む。
また「何を考えているかわからない」と言うマイナスイメージはあまり持たれず、笑顔が多いためか温和でおだやかでにこやかなイメージで通っている。
昔はもっと怒りっぽく何かあると友人とトラブルを起こした。これもADHDの特性で、投薬と周囲の指導で大分収まった。
歩き方がアメリカの人形劇に似ている。
瓢箪顔で髪の毛が薄い。
猿と子熊を合わせたような顔の形をしており、特に1人でいるとき目の焦点が定まらずどこを見ているのかよく分からなかったり口を開けたままだったりなどの仕草や生活態度にだらしない所もあり、裕福な育ちそうなイメージをつけられる事もあるが、反面いつも明るくポジティブでジョークやものまねで皆を笑わせようとする。
大袈裟なフォームで転んだり忘れ物をうっかりしたりするが、人によって捉え方が様々で三夫はそれを「ひょうきん」「皆を笑わせようとしている」と捉えている。
受けていると自分で思ったり、笑ってくれる人の反応に喜んだりするので、自分は周りを明るくしていると受け取っている。笑顔であれば笑顔で返されるのが本人には幸せであるらしい。
人との出会いが好きで外で遊ぶのが好き。
誰にでもふにゃっとした表情でにこやかに挨拶する。特に時任が配属された際誰よりも速く挨拶した。
しかし、変に馴れ馴れしかったり話題に食い込んできたり、きつい突っ込みを入れたりいちいち手を振ったりして「やあ」と挨拶する事から三夫や宮田以外のクラスメイトには少し引いた目で変わっていると見られている事にあまり気づいておらず客観的視点と認識が不足な点がある。
いつもマイペースで歩いたりしている事から異質感と幸せそうに見える誤解や一種のやっかみから「幸せそうにしやがって」と陰で思われたり言われたりしている。
また異質的なのにスポーツが有能なのも羨望の理由である。
ただADHD特有の何かを独り占めするような事はあまりなく、先生の指示にも一応素直に従う。
体力と運動神経はすごくスポーツをする時の情熱は誰にも負けない。タフでマラソンにも向いている。瞬発力と持久力両方がある。
特に100m走は学年トップだが転校してきた一馬に敗れる。
しかし意外にナィーブな面もあり、特に人に迷惑をかけたり傷つけた時は罪の意識で落ち込みやすい。特に樋口の火事の件では夜通し泣きじゃくった。
周りの人物、教師は特に彼の対処について真剣に論議を重ね、悩んだり腫れ物に触る気持ちだったり反応は様々だがかなり悩んでいる。本人は認識が足りないと言っても他人が自分をどう思ってるかは無頓着ではなく内心気にしている繊細な部分もある。
だからこそ得意のスポーツ時は普段のドジさをカバーし払しょくするための自分の本来の舞台と思っていて体育の徒競走の時間は自分の独壇場の様にすべてをかけて誰にも負けたくないと思っている。走っている時の気迫のすごさは普段の呑気さからは想像もつかない。実は走るのが好きなのは障害症状の走り回るのが好きである事の片鱗でもある。
他人の目を気にしたり褒められたいことや自分の誇りの為必要以上に頑張る所があり、1番になる事へのこだわりが強く、そのため一馬に負けたショックは大きかった。しかし尾をひいたり一馬をやっかんだりすることはなく、その後も努力を黙々と続ける。
しかし球技も出来豪速球や変化球も切れがありなにより根性がありしぶとい。相撲部に仮入部してからしばらく続ける。普段から夜外を走ったり体力作りをしており、逆に目立たないようにトレーニングしている。また辛い事があった時は皆の輪に加わらず1人トレーニングをする。宮田が付き合う事もある。地味な練習をこつこつやり樋口を傷つけた時は走ってお守りを親戚宅まで届けて和解した。
おおらかであまり怒らないが転校をきっかけに色々な部分が目覚め自立心も強くなる。
キッドの力で魔法やアイテムを使って戦いができるようになる。
一見だらしないようで実は掃除は速く綺麗で動かない灰人の代わりに1人で掃除洗濯をこなす。
三森三夫
絵と文を書くのが得意な大翔の親友。
いつも彼をモデルに絵日記を書く。
おとなしめでインドア派だが外で遊ぶこともある。かと言って根暗な印象はなく友人たちにも温厚で朗らかである。暗い顔より笑顔が多い。
大翔の友人を自認していたが、後に親や教師らから病気に十分な知識がないのに大翔と付き合う事を責められ苦悩する。
事実、普段の大翔のふるまい、ミスをしやすい所や呑気な所などを病気ではなく「人柄」として捕えている誤解が存在する。
しかし親しみを感じて打ち解けているようで会話の際に戸惑い話題の選択などに悩む事もある。
大翔に魅力を感じているもう1つの理由は走る姿と才能に関してであり、それが自分の絵の中でも特に気に入っている。
転校する事になる大翔を心配し理解しようとする。大翔が皆に好かれていると思っていたが実はそうではないため自分の感じ方や認識と友人や保護者達との違いに驚き人間の冷たさを知り愕然とする。
それが教育者、大人側の病気を配慮・考慮した処置であると言う部分まではまだ理解出来ない。
古い魔法の本に興味が強くありいつも調べ魔法使いを呼び出すのが夢だったが何故彼の書いた魔法陣から魔法使いを呼べるのかはまだ明かされておらずキッドも知らない。
望月一馬
突然やってきたスポーツの天才転校生。徒競走が最も得意で常に体を鍛えている。一見近寄りがたく木訥で隙がないが、他人の長所をよく理解していて内面は熱い。大翔との初対面の時も只者ではないと言う空気を感じ、人格にも才能にも特別な物を感じわざわざ自己紹介時に「今度勝負しよう」と言う。
実は昔はそんなに足が速くなかったが怪我をして手術、リハビリ後急に速くなった。本人は神様に力をもらったと思っている。2回大翔に勝つがどうも本人は完勝したという実感が乏しく「まだ勝っていない、今度も勝負だ」と言う対等な見方をしている。のちに体に大量のマナがある事が発見され魔法の剣で戦う。
宮田敦郎
身体が大きくクラスのガキ大将的なイメージを持たれているが、朴訥な性格であまり威張らない。運動が大翔についで出来るためよく練習相手をしている。彼がドジなのを理解し「フォロー」と言い助けている。実は大翔はずれていて友人が少ないのを知っており自分がしっかりしようと思っている。特に大翔が悩んでいる際は皆と離れてトレーニングのパートナーを務めた。クラス全体の雰囲気を見回して問題がないか見ている。
大翔と時々走り勝負をするがあまりこだわっておらず、わざと負けたりはしないが負けてもかまわないと思っている。相撲は特に強い。
時任寛
教育実習生。偉い人が言った「人類皆平等」と言う言葉が好きで、病気の人とでも区別なく接したいと考える熱血教師。納得いかない事には先輩が相手でも意見を言う。良い人にかこまれて育ったため人間の裏表や複雑さにうとい部分がある。とはいえ偽善者になるのはいやできちんと自分にも人を差別する1面がある事は知っている。
人の好い所をほめるのが上手く、大翔の挨拶や三夫の絵は相手の立場に立って良い所を見る事を心掛け、逆に大翔が絵をうまく描けない時は励ました。また三夫が自分は大翔の事を何もわかってないんじゃないかと悩んだ時相談にも乗った。また大翔のプライベート送別会にも参加したフレンドリーな教師。ただ勉強はしていても発達障害の子を受け持つのは初めてなのに「自分には理解がある」と少し自尊心が大きい部分もある。
巣鴨
時任が入る前からの担任。若い頃は理想に燃え、その後現実との落としどころを見つけていくタイプである。個性を最初は重視していたが特に大翔を受け持つようになってから全体重視の考えになって行った。昔はもっと大翔の症状がひどかったため苦い思い出もある。
時々時任に先輩としての忠告をする。ただ真中の様な否定派に対しどっちつかずの態度を取る事がある。
番取健
大翔が格闘学校に転校してから初めてドッジボール対決をした少年。顔も目も丸く短髪ですこしたっている。楕円形の目が冷めていて顔面至近距離にボールが飛んできてもクールで動じない性格。基本的に人を見下しているが大翔には並みでないものを感じていた。高い運動能力を持ち目をぎりぎりまで離さない冷静なキャッチで大翔を追い込むが逆にガッツを引き出す。それからは面倒見がよくなる。しかしそれは認めた相手だけで、運動の苦手な生徒や根性のない相手の事は嘲笑っていて口が悪い。大翔の障害には気づいていないようである。
小柴
3年生の頃大翔に嫌がらせをしていた少年。バカ呼ばわりしたり、物を投げつけたりし、そのたび大翔を怒らせた。彼の一派がバスケが苦手な少年に意地悪をしたため大翔を激怒させなぐられ、その後バスケ勝負をする。しかし大翔の障害の事はあまり知らず罪の意識があまりない。
田辺
クラスの秀才の少年でキッドとの初対面でも臆する事なく話した。
樋口
1話で火事で家が燃え両親を亡くした少年。大翔が無神経な事を言い大トラブルになるが、彼自身は非常に温厚で早く大翔と和解する。
灰人太
格闘学校の寮の大翔のルームメイト。あだなは「廃人」 体が弱く鍛えるため格闘学校に入ったがついていけず登校もしなくなってしまった。ちらかった部屋が好きで片付けると「ぼぼぼ僕は!」と荒れだす。
真中
大翔と違うクラスの担任の24才の女教師。決して差別主義者でないものの大翔を病人として厄介者扱いし度々職員会議で苦言を呈し、クラスを律しチームワークを守ろうとする。発達障害の子の教育については経験はある。また他の学校のケースを調べたり自分の経験から学んで分析したり努力をしているが医者の様な完全に精通した知識はない。前に悩んでいた事はあるが、それを普段は見せず、動揺している時も眼鏡をずらすなど最低限のリアクションで動じていない事を見せる。
奈良
大翔に転校後初めて声をかけ、その後半強制でドッジボールに誘ったりする、どこか暗黙のルールやしきたりにこだわる風情がある少年。初対面から偉そうで「新入り」と少し引っかかる言い方をする。格闘学校が厳しいのに疲れていても無理に転校生を頑張らせたり洗礼的に試練を与えようとし、大翔がボールに当たって場外に行こうとした時も新人はまだ去るななどと言う偉そうで変に役割を担った考えを持っている。自分がと言うより従わせるための流儀の力を利用するような所があり、格闘学校はそういう厳しい所と認識していると同時に自分をしごく役のように思っている。
正魔法教会の魔法使い
ロッド・キッド
13歳の魔法使い。
魔法界から魔法学校を地上に作る計画のため調査に来ていた所を三夫の書いた魔法陣に呼び出された。
以後大翔達と遊んだり助けるようになる。
外見はかなりスマートで髪は緑色の長髪でいつもさらさら、瞳は青く透明感が強く目はくりっとしていて常にタキシードを着ている。
普段はほうきで空を飛び人間界を調べている。格闘学校に行ったきり行方不明になった仲間カノンを探し、大翔と格闘学校に潜入する。
三夫が何故魔法陣を使えるのかはまだわかっていない。
大翔と協力し魔法を悪用する人間と戦うことになる。手から火(10段階で2程度)を出したり人形を操ったり、人間の能力を上げる、重力攻撃などの魔法を無効化する、植物操り攻撃を枯らし、大翔のボールをパワーアップしエネルギー弾にするなど、若いながら基本以上の魔法は使える。
人の病気を治したりは出来ない。しかし、思った以上に事態が深刻になったため、大翔を一緒にカノン探しの件に巻き込むのは危険と判断し彼の気持ちを考えながらも大翔の身の安全を第1に考え、魔法使いとの戦いには参加させないようにしたが、スターマークの説得や本人の固い意思によりやむなく大翔に魔法を教える事になる。大翔とは最初は友人と思いながらも三夫の魔方陣に呼ばれたために主従的あるいは守らなければならない相手と言う意識でいたが、大翔が友人として協力してくれる心意気を完全に理解していなかった自分に気付き、それからは対等の友人として見ようと思い始める。
スターマーク
覆面を被ったキッドの先輩。魔法力は彼より上で、さらに広範囲の人間界の調査をしている。
先輩として常にキッドより上の観点で物を見なければいけないと考えており、そのためにも常に冷静で温厚であろうとしていて大翔達が分からない事があると親切に説明役を担い、キッドよりわかりやすい言い方を心掛けている。黒魔術や魔法に心を奪われた人の動向を常に気にして探っている。大翔が戦いに加わりたいと言ってキッドが反対したときも大翔の気持ちを汲むだけでなく長期的視野で身を守る術が必要と考え大翔を特訓する事にする。温厚なのだが悪人を問い詰める時などは結構怖い。
トライブ
戦いが激しくなり、キッド達より遅れて魔法界から送られてきた調査員。20歳。非常に端正な顔で気品あふれる外見をしている。物腰も穏やかで紳士的、魔法力も高く、治癒の魔法を使いこなせる。温厚であまり怒らないが、人の命を踏みにじったりする人間には怒りを燃やし同時に苦しんでいる人間は必死に助けようとする熱さもある。スターマークの後輩で実は昔黒魔術師達と一緒に戦い彼の過去を知っている。また魔法界から法具や武器を持ってきて大翔や一馬に渡すことになった。他の仲間と共にカノンの居場所を探し黒魔術の動向を常に探っている。
黒魔術学園側
ダンテ・モルグ
黒魔術学園の校長。普段は次元のはざまにある建物に居住し、黒魔術を人間界に布教する画策をしている。従えている魔法使いは相当数いる。あまり校長室から動かず、基本作戦はアダラング達が担うが、一見温厚なようで威圧感を常に漂わす。
数年前の正魔法教会との戦いの生き残りでその後は隠れて勢力を拡大し人間界に侵攻しようと企む。
アダラング
黒魔術学園の上位講師で、ダンテの指揮の元、黒魔術の地上布教を広めるため様々な策を練る。
かなりの数の魔法使いを束ねているが、特に弱気で逃げ出すタイプの部下は許さず、圧力をかけて言いなりにし徹底して忠誠を誓わせる冷酷さを持っている。魔法力もキッドやスターマークを上回っている上位者。
玉越
格闘学校の生徒なのに体が細く、また言動も怪しく木崎=カノンの行方不明に何か知っている雰囲気だったが……
魔法を使って襲いかかってくるその秘密はカノンから魔法の秘密を奪ったからだった。
中島
遅れて黒魔術学園に才能を見込まれてスカウトされ、強制ではなく自らの意思で入った少年で、カードゲーム同好会の上司となる。才能を認められているためとにかく偉そうで高飛車で、誇りのある人物には敬意を表するものの、弱い人間には一切の情けなく命すら感じていない。魔法力も高く火柱を連発する。仲間が死んでも顔色1つ変えない小学生と思えない冷酷さを持ち、黒魔術学園の理想に共鳴し強い力を欲している。
東山
カードゲーム同好会の一応のリーダーだがそれほど積極性はなく、学校が面白くない為カードで遊んでいたが黒魔術学園に付け込まれ、「黒印の呪術」をかけられ絶対忠誠を誓わされゾンビのような狂気の戦士へと変わる。
設定
現代日本+魔法 始めは学園スポーツ体育会系ですが、魔法使いも出てきて大翔が学校に慣れ始めてきた頃魔法バトルファンタジーになり魔法世界から訪問する悪人も出ます。
作者名
元々島の人
魔法、スキル 使用者、陣営毎の能力
元々、キッド達「正規魔法教会」と、ダンテやアダラング達「黒魔術師」は元々人間とは異なる次元の同じ大陸で暮らし共に魔法を使用する国家を形成していた。その後別れた元は同一民族である。その為、基本的に両陣営とも同様の魔法が使える。ただしアダラング達が部下に忠誠を誓わせるために使う「黒印の呪術」は黒魔術学園しか使えない。また召喚も魔物と契約を結ばないと使用できない。ただしカードを使えば出来る。
魔物を操れるのは基本黒魔術師だけだが、正規魔法教会も呼びかけなどで魔物に変えられた人を救った事がある。
魔法使用者は
・修練と体内の力で使用する者。
・魔法を習得しておらず、魔法のカードの力で行使する者(カードゲーム同好会は奪ったカードを使った)
・両方を会得している者(主にカノンや正規魔法教会には何人かいる)
・大翔のように他の人に体にバリアをかけてもらって体当たり等肉体を使用する使い方をする者。
等に分別される。
また召喚は種類や時間、使用能力に制限があるが、アダラング達が召喚ではなく自ら捕まえてなづけた魔界の魔物を従えている場合は召喚と異なり自在に命令に従わせる事が出来る。
主な魔法
光弾(LV1~LV10)使用者:ロッド・キッドLV2、大翔LV1、スターマークLV2
火柱(LV1~LV10)ロッド・キッドLV2
火炎弾(LV1~LV10)ロッド・キッドLV2、スターマークLV3
防御壁(LV1~LV10)ロッド・キッドLV2、スターマークLV3 大翔LV1
魔法弾き(LV1~LV10)ロッド・キッドLV2、スターマークLV3
全身バリア(LV1~LV10)大翔(不明)アダラングLV5
バリア投げ(LV1~LV10)大翔(即興)
魔力音響効果 大翔(即興)
治癒(LV1~LV10)トライブ
召喚 アダラング、カード所有者
人形操作 ロッド・キッド
ボール光球化→投げつけ ロッド・キッド 大翔
爆発(LV1~LV10)ロッド・キッドLV2
爆発連鎖(LV1~LV10) ロッドキッドLV1
流星式火炎弾(LV1~LV10)
吹雪(LV1~LV10)カード所有者LV2
風の刃(LV1~LV10)スターマークLV3
ドレイン カード所有者(玉越)
重力(LV1~LV10)玉越
魔導の手甲 大翔
退魔の剣 望月一馬
参考書籍等
参考書籍(一例)
- ゲームシナリオのためのファンタジー解剖図艦
- 図解よくわかる発達障害の子どもたちhttps://www.natsume.co.jp/books/1586
- 子どものアンガーマネジメント
- ケルトの神話http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480023926/
- 問いを創る授業
- マジックザギャザリングデッキ大全集http://mtgwiki.com/wiki/マジック:ザ・ギャザリングデッキ大全集
- 高機能自閉症、アスペルガー障害、ADHD、LDの子のSSTの進め方
- 子どもの発達障害と支援の仕方がわかる本
- 魔女魔法使い生態図鑑
- ハリー・ポッター魔法族大図鑑
- 魔導具辞典
- 図解魔導書
- 発達障害の子どもの心がわかる本
- 発達障害の子どもと上手に生き抜く74のヒント
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ジャンル・キーワード ;
ジャンル ローファンタジー
キーワード 青春 異能力バトル 冒険 熱血 スキル バトル 学園 発達障害 魔法 ファンタジー 戦闘 魔王 シリアス 男主人公 現代
この作品のここがオススメ!
- 序盤はひょうきんで明るく人間好きでありながら未公表の障害であるため周囲からの見られ方などのギャップなどに大翔が悩みながら病気と格闘し三夫や教師、保護者ら複数他者視点からの大翔の見られ方など多くの人達の気持ちを描きながら理解を育みます。問題を浮き彫りにしリアリティを持たせ生々しく描き、大翔の病気独特の行動やそれに対する周りの人の感じ方や対処を人間らしく書きます。(と言いつつ、そんなに大勢に迷惑かけるほど重度症状ではないのですが、あまりにひどいと主人公として感情移入や共感を持てなくなってしまうので)
- 自分の主観だけでなく「健常者は障碍者をどう見るか」と言う客観的視点を常に持ち大事にしたいです。
- 転校してからは揉まれて色々な経験からたくましく成長し、やがて学校に潜入後行方不明になったロッド・キッドの友人を探すために学校の秘密を探りながら明らかになり現れる魔法を悪用する人間達と魔法を巡った戦いをするようになります。
最初は歯が立たなくてもキッドと力を合わせます。
- 熱い気持ちやたくましい成長、周囲との交流や魔法界との出会いと他生徒や謎の魔法使いとの戦いを描き、悪の魔法使いや魔法を悪用する人間はどうやって、何故力を手にしたのか、目的は?魔法界と人間界のつながり、構造やアイテムや三夫の秘密など謎、ミステリー要素もあり、後で秘密が明らかになって行きます。
- この作品は何回にもわたる急激な路線の変更により読者の方々に戸惑いを与えたと感じており、またそれによりキャラの個性、テーマ、方向性も一貫性を維持するのが難しい感じになりまして、試行錯誤をしながらの運転になっています。
最初は発達障害の主人公がどうクラスになじむかと言う事でしたがこれは丁寧に書いたはずでしたがPVが伸び悩みました。その後転校して競争に巻き込まれる話にしましたがこれも今1つでした。
その後謎の生徒との戦いから巻き込まれる話にしたら1時的にPVは増えました。これはなろう全体がファンタジーが好まれる傾向があるからかもしれませんがその後落ちました。これはやはり期待外れだったからかもしれません。
いくつか気になる点は、
「①大翔の魅力を生かせているか。②最初の学校の生徒達が出番がなくなった③魔法使い達のキャラはこれでいいか④魔法の詳細な設定⑤敵の魅力」
自分で気になるのは①や④ですが、特に⑤は「カードゲーム同好会のような気弱な面々を脅して使う」のがややせこいと言いますか何と言いますかで、本当なら強い魔法使いを多く差し向けるのが盛り上がったと思います。あと正魔法教会と黒魔術の因縁をもっと書いておき成り立ちの説明はもっと速く書いておきたかったです。
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