特攻装警グラウザー のバックアップ(No.14)




あらすじ―Introduction―― Edit

■Introduction
   
 21世紀初頭の日本――、社会や経済の大規模なロボット化アンドロイド化を果たしたことで、長年続いた不況からの脱却と経済発展に成功していた。だれもが子供の頃に夢見ていた未来都市を現実のものにした新生日本は、国際規模の好景気を迎え第2の繁栄の時を迎えていた。
   
 しかし、新たな経済の発展と国際化社会は、海外から招かざる犯罪勢力の大量流入を招いていた。
 さらに、経済発展の切り札として社会に大量導入されたロボットやアンドロイドは、犯罪の機械化を促進する事となり、さらには犯罪勢力の地下社会には、非合法に持ち込まれたハイテクノロジーが氾濫しつつあった。
    
 日本政府と日本警察は、より重武装な武装警官部隊を結成し治安回復を試みる。だが、犯罪勢力の勢いは止まることをしらず、ヤクザ勢力のステルス化、サイボーグ犯罪者の出現、違法ハイテクの蔓延などにより、警察組織の人的被害は無視できないものとなっていく。
    
 この問題に対する最終解決手段として、日本警察は『警察組織へのアンドロイドの導入』と言う世界初の決断をする。それはすなわち『人間が人間以外の存在に治安維持を委ねる』と言うことに他ならなかった。
 この国の未来を委ねられたのは6体のアンドロイド警官――
 正式名称『特別攻撃任務対応型装甲警官』
 通称――特攻装警――
    
 おりしも、日本は大規模な巨大経済計画『東京アトランティスプロジェクト』の展開中であり、そのシンボルとなる有明1000mビルにて、世界各国から著名な科学者や文化人を招き国際サミット会議が行われていた。
 その天空へとそびえ立つ空中楼閣を舞台に6体のアンドロイドたちの戦いが始まろうとしていた。
 この国はいまや、正義の守り手すらも機械に委ねようとしていた。

ストーリーエピソード Edit

§現在、プレストーリーの第0章から、最新話第2章まで公開済みです


■第0章【ナイトバトル】


 2030年の10月の首都圏横浜の大黒ふ頭、そこに特攻装警と呼ばれるアンドロイド警察官のうちの2体――1号アトラスと3号センチュリーが極秘裏に待ち合わせしていた。
 組織犯罪対策に身を置くアトラスは今夜横浜エリアにて極めて危険な国際テロリストが日本上陸を果たそうとしているとの情報を入手、これを阻止するために現場への突入を計画していた。この計画に少年犯罪課においてサイボーグ犯罪事案に接することの多い弟機のセンチュリーを同行させる。
 現場へと突入する途上、情報犯罪対策に身を置く4号ディアリオのネット支援を受けつつ準備をすすめるが、国際テロリストの日本上陸作戦を行っている組織が、地方の小規模組織ではなく広域犯罪組織の直下団体である武装サイボーグカルト集団『武装暴走族・スネイルドラゴン』である事を突き止める。
 スネイルドラゴンは、ネット上に意図的に組織離反者の殺害映像を流すことで、組織の凶悪性を喧伝する手段を取る。これに激高したアトラスとセンチュリーは、事態解決と組織離反者の救出のために急遽突入を繰り上げるのだが――


 ・主人公登場前のプレストーリー


■第1章【ルーキー】


 横浜のテロリスト日本上陸案件では武装暴走族の実働部隊こそ壊滅させたものの、国際テロリスト[ディンキー・アンカーソン一派]の日本上陸を阻止することはできず、アトラスもセンチュリーも手痛い敗北を喫してしまう。


 一方、ディンキー一派が英国著名人を主ターゲットにした物であることを知った日本警察は、ディンキーが有明の1000mビルにて開催される国際文化交流サミット『未来世界構想会議』にターゲットを絞っているとにらみ、サミットの厳重警戒を行うとともに現状存在する1号から6号までのすべての特攻装警の投入を決断する。
 そして、サミット開催当日、サミット開催直前に1000mビルの基幹情報システムに障害が発生してしまう。サミット会場に向けて様々な人々が集まってくる中、緊急メンテナンスを行う情報機動隊と4号ディアリオ。だが、その時、ついに凶悪テロは発生した。
 4号ディアリオと情報機動隊の手により緊急メンテナンスが完了し、サミット参加の来賓客の入場が開始される。しかしその瞬間、爆発、破壊、事故、ビルシステムのハッキング、サミット警護部隊への襲撃行為――、様々なトラブルが多発する中、テロリスト『マリオネット・ディンキー』はついに牙を剥く。


 大混乱に陥る1000mビル。
 その1000mビルの中、4つ存在するビル内ブロックのうち、最上階層の第4ブロックは下階と分断され完全に孤立してしまう。イギリスから来訪していた英国王立科学アカデミーの一団はテロ襲撃勃発の時点で第4ブロック階層にて孤立してしまい、彼らを警護していた特攻装警6号のフィールも襲撃者の手により撃破されてしまう。4号ディアリオはビル基幹システムのメンテナンスのために第4ブロックに来ていたがそのまま孤立してしまう。そして、ディンキー配下のテロアンドロイド『マリオネット』はその猛威をふるうのである。
 一方、日本警察による必死の作戦行動が始まる。
 地上サイドに警視庁機動隊や対テロ・武装警官部隊が結集し、特攻装警からは1号アトラス、5号エリオット、そして遅れて3号センチュリーも駆けつける。そして、負傷した6号フィールが回収され事態がより切迫した状態にある事が判明する。
 もはや一刻の猶予もならない状況の中、敢行される武装警官部隊による突入作戦。しかしそれすらも、敵マリオネットの手により阻止されてしまう。


 万事休すと思われたその時、アトラスとエリオットによる乾坤一擲の奇想天外な突入作戦が実行されることが決定した。
 上空で、地上で、ビル内で、様々な場所から、様々な立場の人々が、事態打開と解決のためについに動き出す。機動隊、情報機動隊、武装警官部隊、そして全6体の特攻装警――
 彼らの戦いは最上階層でのクライマックスへと突入する。


 その頃、刻同じくして、試験配備中の特攻装警7号は、研修として引率の刑事に率いられてサミット会場に訪れていた。しかし引率刑事が目を離した隙に彼は独断で1000mビル内を闊歩し始めてしまった。
 彼の名はグラウザー、特攻装警の7号、次世代の警察を背負って担うことになる期待のルーキー。今、運命の歯車は回り始めたのだ!!


■インターミッションストーリー


 1章終了後の幕間の物語。


 アトラス:アトラスのプライベートと秘密のパートナー
 センチュリー:センチュリーの本来の仕事にまつわるエピソード
 フィール:とある問題に困り果てたフィールが駆け込んだ部署とは?


■第2章【エクスプレス】


 関東ミレニアム・プロジェクト――
 それは東京首都圏を含む大都市圏の経済振興計画。
 複数のプロジェクトから構成される日本再生の切り札となる巨大プロジェクト。
 有明1000mビルはその中心的なシンボルとなるべく造られた

(更新途中)

 現在進行中!
 表の物語:サイドA
 裏の物語:サイドB


 表と裏が織りなす緊迫の二重ストーリー!!


≫≫サイドA
≫≫サイドB

主な登場人物 Edit

[リスト未完成]

  1. 特攻装警[アンドロイド警官]
  1. 第1号機:アトラス
  2. 第2号機:登録抹消
  3. 第3号機:センチュリー
  4. 第4号機:ディアリオ
  5. 第5号機:エリオット
  6. 第6号機:フィール
  7. 第7号機:グラウザー
  1. 警察関係者
  2. 第2科学警察研究所関係者
  3. 武装警官部隊『盤古』

設定 Edit

ー作成中ー

作者名 Edit

美風慶伍

ジャンル・キーワード Edit

アクション〔文芸〕


残酷な描写あり ヒーロー 近未来 人工知能 電脳世界 サイバーパンク ディストピア SF アンドロイド 主人公最強 未来 特撮 ロボット バトル

この作品のここがオススメ! Edit

ー作成中ー

リンク/作品 Edit

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