お抹茶セット五百円(お薄茶・和菓子・付喪神) のバックアップ(No.2)


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あらすじ Edit

『父の遺した茶道具は、付喪神になっていました』
茶道が原因で家族を亡くした茶道嫌いの大学生、若月千尋。
彼に遺された尾道の茶房・夜咄堂(よばなしどう)には、茶室と古い茶道具が備わっていた。
夜咄堂を訪れた千尋は、茶道具の付喪神を名乗る少女と中年男性と出会い、
売却予定を変更し、夜咄堂を経営する事を決める……。

千尋と付喪神、そして夜咄堂での一服を所望する客達のおりなす、風流な茶道具擬人化物語。

主な登場人物 Edit

syuzin.png若月千尋(18歳)
夜咄堂の新たな主人
茶道が原因で家族を亡くした大学生。父の遺した夜咄堂を受け継ぐ。
自己を主張せず、また薄幸でもある為、その都度「まあ、ええ事よ」と自分に言い聞かせる。
nuba.pngヌバタマ(115歳)
しっかり者の付喪神
尾形光琳作、水葵蒔絵螺鈿棗の『写し』の付喪神の少女。
しっかりしているが、付喪神になってからはまだ15年で、年相応の一面も。
煌びやかな物や流行へのコンプレックスがある。
好物は東雲ドーナツ店の抹茶ドーナツ。
oribe.pngオリベ(244歳)
大笑い師匠
青織部沓形茶碗の付喪神。
何かにつけてよく笑い、ノリよく軽い性格。
だが茶道の事となれば、豊富な経験からくる高い見識を見せる。
千尋とヌバタマの師匠的存在。

作者名 Edit

加藤泰幸

ジャンル・キーワード Edit

【ジャンル】
その他

【キーワード】
概要 :現代 茶道 付喪神
舞台 :喫茶店 茶室 尾道
その他:茶道具 青春 和風 風流

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