日本本土決戦 ―皇土を保衛し征戦目的の達成を期す― のバックアップ(No.2)
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あらすじ 
大東亜戦争たけなわの昭和十九年（1944年）末。
数えで十七歳の神佐悠祀（かみさゆうし）は陸軍伍長に任官し、本土防空の部隊の一つ、第五戦隊に配属となる。
その目的はただ一つ。アメリカ軍の爆撃機B29の撃墜であった。
配属先で幼なじみ松宮美代子が陸軍軍曹として来ることになり、再会を懐かしむが、経験や考えの違いから反目し合う。
しかし悠祀は、整備兵で幼なじみの靜（しづ）の手助けもあり、親友の死を克服しつつ美代子と分かり合うようになる。
そんな昭和十九年末、日本陸軍の風船爆弾によるアメリカ本土攻撃が行われる。この攻撃でアメリカの原子爆弾工場は損壊し、マンハッタン計画をして遅れを生ぜしめるが、アメリカ側の完璧な隠蔽により日本側は事実を摑めずにいた。
その隠蔽と報復の意味を含め、アメリカ軍はB29による日本本土空襲を本格化させ、悠祀たち防空部隊の努力も空しく日本は焦土と化す。
時が移った昭和二十年夏、鈴木内閣は総辞職。阿南惟幾陸相を首班とする阿南内閣が成立し、継戦内閣として最後の決戦たる本土決戦を呼号する。その間にも戦争はいよいよ苛烈を極め、打ち続くB29の空襲や港湾への機雷投下で日本国内の物資は逼迫してゆく。
昭和二十年十一月、いよいよアメリカ軍が九州に上陸を開始し、ここに皇土決戦の火蓋が切って落とされる。
異なる歴史を持つ、もう一つの大日本帝国。時代がいかに移ろうとも、悠祀は空で戦いを続ける。
この作品はオリジナル作品であります。作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。尚お本作を作成するにあたり参照とした書籍は、最後に一括で掲げる所存です。
主な登場人物
神佐悠祀
作者名
みゆみゆ
ジャンル・キーワード
ジャンル 戦記
キーワード 戦記 恋愛 歴史 屠龍 B29
この作品のここがオススメ！
大東亜戦争末期、空襲により焦土と化した日本本土！
日本側はただやられるに任せていたのではなく、そこには陸軍、海軍の総力を挙げた一大邀撃が繰り広げられていた……！
