ドラグーンハーツ のバックアップ(No.3)
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- 1 (2015-03-16 (月) 17:55:16)
- 2 (2016-09-06 (火) 20:32:42)
- 3 (2017-11-25 (土) 02:05:15)
- 4 (2018-01-12 (金) 00:27:20)
- 5 (2018-05-05 (土) 16:41:44)
あらすじ
血塗られた剣をその手に漆黒の竜を駆る、一人の少年。終わりの道を行く竜と竜騎士を描く、ダークファンタジー。
そして待ち受ける複数の結末。
何が良いと言えるのか、何が幸福と言えるのか……。【完結】
作者によるひとこと |
サイトに提示するのは初めての作品ですが、気に入って頂けたら何よりだと思っています。是非一度、空いた時間にでも読んでみて下さい。それだけでも幸いです。 なお、この物語はA~Fまでのマルチエンディングがあります。一部、生々しい表現等を含みますので苦手な方は十分ご注意ください。 |
主な登場人物
●アコーシー・アルド 十七歳・B型・主人公・使う武器:剣:
海に面した王国アードル―ア出身であり、六年前のエスタグル襲撃の際に黒き竜、ブレイと出会う。以後は心に深い闇と暗い欲望を持ち、その人格は歪んでいくこととなる。その欲望は彼の戦いぶりを如実に表している。 親友であり、友達の中でも六年前の悲劇を唯一生き残った少女ターナをとても大切にしている。
いつからか彼の表情には、煮え滾る黒き感情しか現れなくなっていった。
●ブレイ 千二百歳ほど・血液型不明・使う武器:全身と火炎:
六年前にアルドが住むアードルーアにエスタグルと共に襲撃し、彼の中から大切な存在達を奪っていったブラックドラゴン。憎まれ続けるであろう間でありながらアルドに興味を持ち、以後は彼と行動するようになるほどの気まぐれ。性別は雄。観察眼が非常に高く、アルドの内面を見透かしているようであり、その割には自らの腹の内は滅多に本人を始めとする他人には見せない。
●レリス 四百歳ほど・血液型不明・使う武器:黒い十字架:
負の感情や闇を好み、それらを力とする闇精霊族の一人。黒き竜と共に自身の縄張りに近付いてきたアルドの深い闇に興味を示し、行動を共にするようになる。 底知れない闇を持つアルドに対しては、好奇の眼で見ると同時に性愛にも似た欲情を覚えている。
●ラックス・フォルセイユ 十五歳・AB型・使う武器:鎖:
貧しい家庭に育ち、目の前の大金に眼がくらんだ両親に売られ、姉とも生き別れる形となる。その後は荷馬車で運ばれている最中にゼンに助けられ、以後は彼と長年旅をし続けていた最中にアルドに出会う。 明るく、無邪気な性格をしているが、世の中に対してある種の諦めを覚えている。 この世でも珍しい魔術師であり、戦場では笑顔で鎖を振り回し、石の魔法で敵を粉砕する。
●ウォーゲル・ゼン 二十一歳・O型・使う武器:刀:
とある事情で国を離れラックスと出会い、二人旅をしていたところ、戦場でアルドと出会う。かつてはその国の王を守る役職である王宮剣隊士隊長を務めていた事もあり、俊足の抜刀術で敵を一撃で斬り捨てることに長けている。性格は陽気でおしゃべりであり、敵に苦痛を与えぬよう一撃で仕留めるのも、彼なりの優しさである。
●リーフェン・クロツグ 二十歳・A型・使う武器:太刀:
愚直なまでに「正義」を追い求める女武士。その背景には非道の町サイフォスヤードで産まれ、そこで生きていくうちに経験した理不尽から来ているようだ。生真面目で実直だが、年端のいかないラックスには優しくする事がよくある。
●シスイ 七百歳ほど・血液型不明・使う武器:尾と水流:
クロツグと制約をしている海神族の海蛇。非常に誇り高く、自らよりも強い相手などにも絶対に屈しない。異常なまでに「正義」に執着する彼女の歪められた人間性と母性的な本能からクロツグが幼き頃に制約を交わす。性別は雄であり、いつでも冷静。
●ターナ・フォルクス 十七歳・A型・使う武器:ナイフ:
アルドの親友であり、六年前のエスタグル襲撃時にてアルド以外の全ての友人を失ってしまった少女。それ以降、アルドの事をより気にかけるようになった。 優しい温和な性格で、旅立ったアルドの安否をたびたび気にしている。ブラックドラゴンに対してはあまりいい気持ちを抱いていないようであり、そのドラゴンと行動するアルドを心配する気持ちもある。
設定
六百年近く前に突如として現れた創造と再生を司る魔法陣……生物文字を基盤に発展していったが、数が少なくなるにつれ争いが頻繁に起きるようになり、使われる創造の力も戦争に特化したものへと利用されることが多くなる。やがて居場所が分からなくなった生物文字を求め冷戦の時代へと突入するが、以前として混沌とした状況が続いている世界である。その影響か宗教を求める人間も多くなり、結果として中には宗教国とも呼ばれるものが各地に存在するに至った。
作者名
四面楚歌
ジャンル・キーワード
ジャンル ハイファンタジー〔ファンタジー〕
キーワード 残酷な描写あり ダークファンタジー 鬱 狂気 ドラゴン 竜騎士 異世界 戦記 マルチエンディング R18 殺人鬼 悲劇 絶望 戦争 心の闇
この作品のここがオススメ!
黒き竜と共にひたすら血煙の中を突き進み、息を吐くように敵を斬る。流れ出る血がもはや誰のものなのかも分からない戦場の中を、少年と竜は駆け抜ける。暗い憎悪と魂の叫びに突き動かされた先に、竜騎士は何を見出すのか。