女の国の救世主!? のバックアップ(No.3)
あらすじ
その世界は、全ての男達が邪悪な怪物と化して、女達を迫害し
今にも滅ぼそうとしている世界だった。
いじめ相手を殺して自らも命を絶った高校生の柊 舜(ひいらぎ しゅん)は、
とある理由から異界の女神に選ばれ、異世界を救う〈御使い〉となる。
生来の女顔で女性に警戒心を抱かれにくい舜は、男性のみが使える『魔法』の力を駆使して、
女達の国――クィンダムを守るべく、現地のビキニアーマー女戦士らの危機を救いつつ、
変貌した男達――――進化種(プログレス)相手の戦いに身を投じていく。
主な登場人物
◆柊・舜(ひいらぎ しゅん)
この物語の主人公。17歳。男子校の2年。
華奢な体格と、女性と見紛う美貌で、クラスメート達に目を付けられ、いじめの対象となる。
エスカレートするいじめに耐えかねて、いじめ相手を殺害。その後自らも命を断つが、
とある理由から異世界の女神に選ばれ、異世界を救う〈御使い〉となる。
自らの容貌や体格にコンプレックスがあり、内向的な性格。だがコミュ障という程ではない。
幼馴染の女性がいた事で、女性に接する事に特別な抵抗はない。
◆レベッカ・シェリダン
女の国――クィンダムを守る聖女戦士隊(アマゾーン)の隊長。22歳。
非常に露出度の高い、白銀のビキニアーマーがトレードマーク。
その実力はクィンダム最強と名高い、強気で堅物の女戦士。ヒロピン気質。
◆リズベット・ウォレス
クィンダムで神官長を務める女性。22歳。国一番の神術の使い手でもある。
穏やかな物腰と、聖女のような慈愛に満ちた性格……だが怒らせると誰よりも怖い。
非常に肉感的な身体を露出度の高い法衣に包んでおり、普段の言動とのギャップによる破壊力が凄まじい。
世紀末な形状のメイスがトレードマーク。
◆ロアンナ・ウィンリィ
孤高の女狩人。23歳。
戦士隊には所属しておらず、単独で進化種や魔獣を狩る生活をしている。
燃えるような赤毛と褐色ボディがトレードマーク。精悍な狩人の見た目とは裏腹に、妖艶で享楽的な性格。
孤高を気取っているが、実は結構なお人好しで、面倒見がいい。
とある理由で弓が使われていないクィンダムで唯一弓を使いこなし、遠距離攻撃を得意とする。
◆フォーティア
イシュタールの女神。勇気を司る。舜をイシュタールに呼び寄せた。
謎の邪神達の襲撃を受け、加護を与えているイシュタールもろとも危機に陥っている。
他に3柱の姉妹神がいるが、邪神達に敗れて封印されている。
設定
舞台はイシュタールという名前の異世界。パンゲア型の大きな大陸が1つあるだけで、他に人間が住んでいるような場所はない。
大陸の名前もイシュタール。7年前に破滅の日(カタストロフ)と呼ばれる大災厄が起きる。
◼破滅の日(カタストロフ)
突如イシュタールに発生した赤い『霧』。凄まじい勢いで増殖し、大陸中を覆い尽くす。
この霧によって年配者は性別に関係なく皆死に絶えて、若者だけが残った。
若い女性には何の影響も無かったが、霧を吸った男性は例外なく進化種(プログレス)と呼ばれる怪物に変貌した。
◼進化種(プログレス)
赤い『霧』を吸って変貌した男達の総称。人間と動物を掛け合わせたような姿をしている。
その容姿や生態の違いによって大きく5つの種族に分かれる。
鳥獣種(ビースティアン)、爬虫種(レプティリアン)、節足種(インセクティアン)、海洋種(オセアン)
そして魔人種(ディアボロス)の5種に分かれ、それぞれの王国を築いている。
強靭な身体能力と、進化種のみが使える『魔法』の力によって、高い戦闘能力を持つ。
基本的に精神も邪悪に歪んでおり、女性を玩具や奴隷としか見ていない。
◼クィンダム
進化種から逃れた女性達だけの王国。
神膜と呼ばれる特殊な結界で保護されており、上位の進化種は入ってこれない。
破滅の日によって政治や軍事、産業などの専門家が皆死に絶えてしまった為、非常に未成熟な国家。
進化種の王国に囲まれており、常に略奪や襲撃を受けている。また魔獣の脅威にも晒されている。
◼魔法
進化種、つまり男性のみが使える超自然の力。
自己の身体機能をより強化したり、炎や電撃などを発生させて敵を攻撃出来る。
汎用性に富んでおり、通常のファンタジー小説の魔法に近いイメージ。
◼神術
魔法に対抗する為に編み出された、女性のみが使える奇跡の力。
身体を保護する障壁や、穢れの浄化など、神の加護を擬似的に再現できる。
魔法に比べると汎用性が低く、攻撃能力は皆無。だが進化種にとっては猛毒になる。
クィンダムを覆っている『神膜』も、この神術の一種。
女性なら誰でも使える訳ではなく素質が必要。使える者は例外なく、戦士か神官になる。
作者名
ビジョン
ジャンル・キーワード
ジャンル ハイファンタジー
キーワード 異世界転移 TS ビキニアーマー ヒロピン 女戦士 美少年 剣と魔法 ハーレム
この作品のここがオススメ!
作者はいわゆるヒロピン(ヒロインピンチ)が大好きなので、そういうシーンが定期的に出てきます。
その関係上、ヒロイン達はそこそこ強いですが、敵の方が更に強い設定です。
なろうに氾濫している無敵ヒロイン達に食傷気味の方にオススメです!
またビキニアーマー好きの方にも是非!