対魔自警団 ~Anti Demon Vigilante~ のバックアップ(No.3)
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- 1 (2015-08-06 (木) 12:53:22)
- 2 (2016-09-09 (金) 11:57:03)
- 3 (2016-09-12 (月) 08:41:03)
あらすじ
過去に左目の視力と家族を失った少女、新堂瑞月は周囲の助けもあって高校生となった。
それと同時に謎の凶悪事件が頻発するようになり、彼女もまた事件に巻き込まれてしまうが、神室恭史郎と謎の存在に救われた。
その最中、彼女の左目には特殊な力が目覚めてしまう。
その力を自警団のリーダーと名乗り出る高峯亜理紗に見込まれ、自警団に勧誘される。魔物と戦う対魔自警団(Anti Demon Vigilante)の一員として。
人と魔物、そして魔人が共存し、敵対する世界の中で次々に事件に巻き込まれていく瑞月。
だが、彼女は守りたいもののために対魔自警団のメンバーとして戦いに身を投じていくのだった――。【完結】
主な登場人物
- 自警団メンバー
- 新堂 瑞月
紫苑学園付属高校の1年生。
幼い時に家族と左目の視力を失い、現在は祖母の家で暮らしている。
当時の事件のことはトラウマに近く、事件直後は立ち直れずにいたものの、
親友である沙耶や祖母の支えもあって徐々に前向きになり、高校まで進学した。
左目は赤く染まっており、コンプレックスだったこともあって眼帯で常に隠している。
ところが、突然学園を襲撃してきた異端者によって沙耶や他の生徒たちが
被害を受ける中、彼女だけは何の影響もなく、さらには左目で見えなかったものが
見えるようになる。その見えるようになったものが魔物の姿であった。
ピンチのところを恭史郎に救われたが、彼と共にいた魔人シュヴァルツも見えるように
なっており、一時は困惑する。
だが、その類まれなる左目の力を生徒会長である亜理紗に見込まれ、対魔自警団への
加入を強く勧められる。
魔物と戦うことに躊躇いがあり、最初は頑なに拒否をしていたものの、沙耶たちが魔物に
よって苦しめられたりするのを黙っては見ていられず、ついに魔物と戦う決意をする。
自警団加入後は恭史郎や亜理紗のサポートに徹していたが、白き魔人ヴァイスと出会い、
紆余曲折もあって彼女と契約、晴れてコンダクターとなった。
しかし、そこにハデスと呼ばれる謎の集団が現れ、さらにそのボスと称する少女、
ブリュンヒルデと出会ったり、過去の事件の真実を知るという指輪の男も現れ、
彼女の左目の真実が徐々に明らかになっていく――。
戦いは基本的に好まないものの、「守るための力」を大事にしており、決して誰かを
傷つけたり、苦しめたりするようなことに力は使わないことを信条としている。
相棒となったヴァイスとは中々馬が合わず、振り回されることがあったものの、
戦いを経ていくうちに強い絆を結び、家族の一員のように接している。
恭史郎には何度も助けられており、常に恩を感じていることもあり、彼の足を
引っ張らないように努力もしている。
真面目な性格でもあり、学業はそこそこ優秀。料理も祖母譲りで得意な模様。- ヴァイス
魔界からやってきた翼を持つ白き魔人。性別は♀の模様。
姿こそ美しく、翼を持った珍しい魔人であるが、性格は少々粗暴で好戦的。
シュヴァルツとは長年の因縁関係で、常に彼を越えようと力を蓄えてきたこともあり、
実力としては並々ならぬものを持っている。
当初はシュヴァルツと戦うためにある男と契約し、人間界へとやって来たが、
その男が異端者であることも承知の上という、手段を選ばないものだった。
それ故に男の殺戮に付き合わされる羽目となり、嫌気が差し始めていたものの、
人間界に留まるために仕方なく従い、命を奪っていた。
ところが、宿敵であるシュヴァルツと共に出会った瑞月からその本心を見抜かれ、
彼女のことを少しずつ意識するようになる。
やがて男と対立するが、その男が魔物に侵食されて暴走してしまった際、瑞月に
救われ、シュヴァルツたちの説得もあって瑞月と新たに契約、男を撃退する。
自信過剰な面もあり、負けず嫌いでもあるために無茶苦茶な戦いを挑んだりするものの、
瑞月と共にいるうちに改め、彼女のために力を尽くしたいと思うようになる。
使う武器は二丁のリボルバー拳銃。
- ヴァイス
- 神室 恭史郎
紫苑学園の2年生。剣道部のエース。
神室流と呼ばれる活人剣の免許皆伝であり、その剣才は他の追随を許さないほど。
同時に高い運動神経と反射神経の持ち主でもあり、高校生とは思えない戦闘力も有する。
普段は寡黙であまりしゃべらないが、感情的になりやすい。
魔物や異端者に対してはかなり嫌っており、相対したら生かすことは許さないという
冷酷な面もあった。だが、それはかつて自警団として共に戦った幼馴染である玲奈を
魔物によって目の前で殺されたためであり、恨みに近いものだった。
また、その一件もあって仲間を失いたくないという強い気持ちもあった。
そんな中、亜理紗によって瑞月が自警団に加わった時、彼女が玲奈に通ずるものが
あるように見え、彼女の二の舞は避けたいと瑞月の加入に反対する。
しかし、瑞月の強い意志を受け、また共に戦ううちに彼女を信頼するようになる。
それでも瑞月に対しては他の誰よりも気にかけており、特別な感情を抱いている模様。
亜理紗とは自警団発足時からの付き合いで、対立することも多々あるが、
お互いに信頼し合っている。
相棒のシュヴァルツは彼が小さい頃、実際に刃を交えた間柄。
シュヴァルツからも認められるほどの剣才を当時から見せており、彼との関係も
切っても切れぬものとなっている。- シュヴァルツ
恭史郎と契約している漆黒の魔人。
自称「魔界最高の剣士」であり、長い間人間界と魔界を行き来し、その度に
多くの人間と契約を結んできたこともあって、人間界のことにも詳しい。
最高の剣士と称するだけあって、その実力はかなりのもの。
ヴァイスが乗り越えるべき存在と見るほど、魔人としては高いレベルの実力を有する。
しかし、性格はかなり大らかで、細かいことをあまり気にしないタイプ。
それでもよく知る相手を気にかけたり、アドバイスをしたりなど面倒見も意外といい。
ヴァイスに関しては実力を認めており、瑞月に相応しい魔人であると提案した。
趣味は意外なことにプラモデル。かなりハマりこんでおり、恭史郎の部屋に空き箱を
大量に積み上げているほど。たまに勝手に彼に捨てられる。
武器は黒い太刀。
- シュヴァルツ
- 高峯 亜理紗
紫苑学園の生徒会長を務める3年生。
学園きっての秀才で何をしてもほぼ完璧な才色兼備の人。
その裏で対魔自警団のリーダーを務めており、瑞月の力を見込んで招いた張本人。
それでも悪は許さない主義であり、瑞月のことも大事に思っている。
あまり細かいことを気にせず、何か問題があれば早めに対処するタイプで
常に他人よりも一手先を読んで行動している。
だが、彼女は実家が極道であり、その派閥抗争の中で母を死なせた父を恨んでおり、
その見返りとして自警団を発足し、活躍することで認めさせようとしていた。
しかし、瑞月に自警団のあり方を問われ、父親への復讐のためにあるべきではないと
諭され、考えを改めると同時に父とも和解する。
その一件もあって瑞月には深い恩を感じており、また成長していく彼女を見て、
自分よりもリーダーに相応しい存在だと思っている。
彼女もまた、恭史郎と同じくかつての仲間である玲奈のことを偲んでおり、定期的に
墓参りをしていたりと、仲間に対する思いやりには深いものがある。
相棒のグスタフとは幼い時からの付き合いで、絶大な信頼を置いている。- グスタフ
亜理紗と契約している魔人。彼女に絶対忠誠を誓っている。
元々は魔界騎士団と呼ばれる魔人のエリート中のエリートの団長を務めていたが、
とある一件で責任を取って辞任し、放浪していたところ亜理紗と出会う。
亜理紗には空っぽであった自分を拾ってくれた存在として深い感謝を抱いており、
彼女の為ならば命をも投げ出すほど。
基本的に亜理紗以外の人物とは話さないが、シュヴァルツとは何かしら知り合っており、
時折相談しあったりという仲。しかし、ヴァイスとは犬猿の仲。
武器は無尽剣と呼ばれる無数の光の剣。
- グスタフ
- アルシア=カートライト
イギリスから紫苑学園に留学してきた少女。瑞月の家にホームステイしている。
古めかしい日本語を習得しており、瑞月たちとも難なく意思疎通ができる。
日本のサブカルチャーを大いに好んでおり、コミックなどはとにかく読み漁り、
小説や時代劇などにもハマっており、その情熱の注ぎ方は周囲が引くほど。
正装はゴスロリな衣装としているが、留学後は制服を仕方なく着ていたりする。
その正体はカートライト家と呼ばれるコンダクターの名門の長女。
魔物や魔人について非常に詳しく、コンダクターとして教育されていたこともあって、
その実力は恭史郎に匹敵するほど。
瑞月とは日本で最初にできた“友”として見ており、彼女の左目が何であろうと疑わず、
自警団に入ったのも友と日本を守るためという変わった動機である。
加入後はムードメーカー的な存在となり、他のメンバーのことを気遣ったりと、
なくてはならない存在になっていく。
元々はコンダクターとしての力は護身用であったが、もはや気にせずに戦っている。- ジョーカー
アルシアと契約を結んでいる魔人。ほとんど喋らない。
カートライト家に仕えてきた魔人らしく、アルシアとは留学前に契約。
彼女の護衛としての役目を負っていたが、基本的に彼女には逆らわず、従順。
幼少期からアルシアのことを見ており、英才教育を施され、時に反発する彼女を
見ていたこともあり、他の人間よりも特別な目で彼女を見ている様子。
武器はアルシアとお揃いのサーベル。
- ジョーカー
- 仁科 沙耶
紫苑学園の2年生で瑞月の大親友。バドミントン部所属。
中学の時から瑞月と知り合っており、暗い性格だった彼女を明るくさせた人物。
瑞月とは親友以上の関係を築いており、彼女のことを何よりも優先して考えたり、
常に彼女と一緒にいようとしたりと、並々ならぬ思い入れがある。
瑞月の左目のことはあまり知らず、彼女が自警団として戦っていることも知らなかった。
だが、ハデスによる学園襲撃の際、瑞月やアルシアたちが戦う姿を見て衝撃を受け、
さらにハデス幹部であるマーニの手によって重傷を負ってしまう。
その影響で魔物や魔人が見えるようになるが、怖れることはなく逆に瑞月と共に
戦いたいと申し出る。最初は瑞月や亜理紗に断られるものの、その気持ちは本物で、
またしてもハデスの手によって操られて瑞月と戦うことになっても、彼女を守りたい
という強い気持ちがあり、結果的にその気持ちを受け取った魔人ミーナに助けられ、
彼女と契約を結ぶことで晴れてコンダクターとなり、自警団へと加入した。
基本的に明るい性格で運動は得意だが、勉強はニガテ。- ミーナ
沙耶と契約した魔人。少女のようであるが、シュヴァルツも認める剣の腕の持ち主。
かつては玲奈と契約しており、恭史郎や亜理紗、シュヴァルツやグスタフと共に
戦ってきた戦友であり、マスコット的な存在として可愛がられてきた経緯がある。
基本的に瑞月と同じく戦いを好まない性格であるが、何かを守るためならば剣を取り、
果敢に立ち向かうこともあって、瑞月とは馬が合う。
かつてのマスターである玲奈には家族同然のような付き合いをしており、
彼女が命を落とした時は酷く哀しみ、魔界へ強制送還された後も生前の彼女が好んでいた
花を栽培し、花畑を作り上げて彼女を偲んでいた。
瑞月を守りたいという沙耶の想いを受け、彼女と契約したが、しっかりとマスターである
沙耶のことを支えており、戦いに不慣れな彼女に変わって積極的に戦う。
礼儀正しく、謙虚で、マスター以外の仲間には「さま」を付けて呼ぶ。
- ミーナ
- 新堂 瑞月
- ハデス
- ブリュンヒルデ
ハデスのボスと称する白髪の少女。瑞月とは対称的に特殊な右目を持つ存在。
無邪気な性格であるが、従わない者に容赦なく攻撃を加えたり、
無関係な人間の犠牲にも何も思わない残忍な性格も併せ持つ。
瑞月に対して異常なまでの執着を示しており、瑞月は「自分にとって足りないもの」、
自分自身は「瑞月にとって足りないもの」と謎の言葉を彼女に告げる。
古の魔物ヴァナルガンドのことを「パパ」と呼んでいる。
マスケット銃を難なく扱い、他の異端者も手が付けられないほど高い戦闘力もある。 - オーディン
ブリュンヒルデの補佐をしている謎の存在。
老人の執事のような姿をしているが、彼女と同じマスケット銃を扱い、
人間離れした力も有している。
その正体はかつて魔界騎士団に所属していた魔人であり、グスタフとも面識がある。
古の魔物ヴァナルガンドの復活のために奔走しており、忠誠も誓っている。
瑞月とも深い因縁があるようだが……。 - ジャック
初めて瑞月たちを襲ってきたハデスの幹部。
「人形使い」と自称するように魔物を封じ込めた人形を多く操り、殺戮を敢行する。
小柄な肉体であるが、殺気を常に放っており、殺しを楽しむ快楽殺人者でもある。 - 犀賀 隆造
ハデスに加わった凄腕の剣士。
かつては神室流に入門していたが、殺しへの執念を見抜かれ破門される。
それでも剣は人を斬るものとして惨殺事件を繰り返し、逮捕され投獄されるが脱獄。
その後に力を手に入れるために魔物を取り込み、さらなる力を手に入れた。
恭史郎にとっては神室流を汚した者として許すことのできない存在で、宿敵でもある。
剣の実力も凄まじく、常に血に飢えているが、自分を認めなかった神室流にも憎悪を
抱いており、免許皆伝である恭史郎をいつか斬り刻むことも念頭に置いている。 - マーニ
ハデスの幹部の一人。
豊麗な貴婦人のような出で立ちだが、かなり残酷な性格で人の生き血を好んでいる。
紫苑学園に襲撃してきた一人で、ケルベロスなどの魔物も手なずけている。
他にも見えない糸を扱ったり、長い爪などで攻撃もしたりする。
- ブリュンヒルデ
- ヴィジランテ・ミーティング参加自警団
- 阿久津 聖悟
ヴィジランテ・ミーティングに参加を許された自警団のリーダーの一人。
かなり粗暴で生意気で短気な性格だが、かなりの戦闘力の持ち主。
亜理紗や瑞月のことを「ガキ」と見下しており、唯我独尊的な態度で振る舞う。
だが、彼女たちの奮闘を知る内に少なからず認めている面もあるが、表には出さない。- ヴォルフ
阿久津に仕える魔人。寡黙で彼の指示に忠実に従う。
武器は柄の長い戦斧。
- ヴォルフ
- 鏑木 真耶
阿久津の自警団に所属する女性。彼の右腕的存在。
魔人オリヴィアとのコンビで狙撃や暗殺を得意としており、阿久津の指示で
ヴィジランテ・ミーティング後に瑞月たちを襲撃したりした。
その際に瑞月によってオリヴィアが敗北して以後、彼女たちの実力を早くに見抜き、
侮ってはいけない存在であるとボスである阿久津に度々進言している。
相棒であるオリヴィアとは良好な関係を築いているようでお互いに信頼している。- オリヴィア
真耶と契約している翼の魔人。恐らく♀。
遠距離からの狙撃を得意としており、その射撃精度は凄まじいもの。
ヴァイスとはお互いが似ていることもあってライバル視しており、
彼女と熾烈な空中戦を演じたこともある。
基本的に落ち着いた性格ではあるが、ヴァイスと戦う時だけ激しい一面を見せる。
- オリヴィア
- 北郷 龍二
阿久津と同じくヴィジランテ・ミーティングへの参加を許された自警団のリーダー。
契約している魔人などは不明だが、ハデスの襲撃も乗り越えるだけの実力はある模様。
阿久津とは違い、冷静な性格。
- 阿久津 聖悟
- 他の関係者
- 生駒 玲奈
かつて恭史郎や亜理紗と共に戦っていた自警団のメンバーの一人。故人。
ミーナの元マスターであると共に恭史郎の幼馴染。
自警団の中核を担う存在だったらしく、その実力は恭史郎をも超えていたらしい。
それでも心優しき性格で、自警団の精神的な柱にもなっていた。
とある事件において大量の魔物に包囲された際、恭史郎を守るために自らを犠牲にした。
彼にはほのかな恋情を抱いていたようで、その想いに気付けなかった恭史郎に
深い心の傷を負わせることとなってしまった。
しかし、彼らは彼女の死を乗り越え、新たに瑞月という存在を迎え入れることとなる。 - 蒲生 道隆
ヴィジランテ・ミーティングを統括する警視庁のトップ。
公には晒されない対魔自警団のことをよく知る人物でもあり、
魔物や異端者による事件の解決のために彼らの協力を得ると共に、
情報提供なども管轄している。 - 瀬良 長門
カートライト家に仕える日本人の召使い。
アルシアの教育係を務めているが、非常に厳しい。
ジョーカーの元マスターであり、戦闘能力も高い。 - 瑞月の祖母
家族を失った瑞月を保護し、育てた数少ない家族の一人。
穏やかな性格で料理が非常に得意。
居候しているアルシアも料理を教えてもらっている。
- 生駒 玲奈
設定
- 対魔自警団
英語名Anti Demon Vigilante。略称ADV。
魔物や魔物の憑りついた異端者を討伐するために結成された集団。
非公式であるものがほとんどで、中心となるのは魔人と契約したコンダクター。
その中でも実力を認められた自警団はヴィジランテ・ミーティングと呼ばれる
警察主催の会議への参加を許され、より綿密な情報を得ることができる。 - コンダクター
魔人と契約した人間のこと。魔人からは「マスター」と呼ばれる。
基本的に魔人は人間界に長く留まることはできないが、契約してコンダクターを
得ることで人間界に半永久的に留まることができ、コンダクターに力を与える。
契約した魔人の武器と同じ武器を扱える他、身体能力や再生能力も常人よりも
強化されるため、余程の致命傷を負わない限りすぐに復活できる。
コンダクターが死亡、あるいは魔人が契約を別のコンダクター更新すると、
元のコンダクターは力を失い、武器も扱えなくなる。 - 魔人
魔界を支配する存在。人間とも長い歴史の間で様々な形で交流している。
人間よりも文化的には進んでいるようで、銃器などは魔人の武器であり、
それを人間が真似て作ったとされる。
神話などの物語は人間が魔人を見て書いたものとされている(※作中の設定です) - 魔物
魔人よりも下等な生命体。シュヴァルツ曰く「出来損ない」の存在。
感情はほとんど持たず、ただ殺し、肉を喰らうことだけに執着しているものがほとんど。
魔障を受けた者、コンダクターなど以外の人間には見えない存在でもある。- 異端者
人間に魔物が憑りつき、体を乗っ取られた存在。
逆に魔物を取り込んだ者も異端者と呼ばれる。
超人的な力を有したり、武器を扱うことができるが、
殺戮衝動に駆られていることが多い。 - グール
人間の死体に魔物が憑りつき、ゾンビのように復活したもの。
恐ろしいほどの生命力を持つが動きが鈍く、撃破は容易。 - ガーゴイル
カラスのような魔物。上空から襲いかかり、肉を喰らう。 - ケルベロス
狼のような魔物。集団行動を得意としており、血肉を求めて襲いかかる。 - エクトプラズム
ガス状の魔物。本体は球体であるが、黒い靄を放っており、
通常の人間が吸い込むと意識を奪われてしまう。
異端者に憑りつくのはほとんどがエクトプラズム。 - ヴァナルガンド
古の魔物。魔界で大暴れした歴史があるが、今は封印されている。
オーディンらハデスはこのヴァナルガンドのために行動している。
瑞月やブリュンヒルデとも深い関係がある模様。
- 異端者
- 魔障
魔人や異端者、魔物から受けた傷のこと。
これによって傷を負った人間は魔物などが見えるようになる。 - ヴィジランテ・ミーティング
警視庁が主催する自警団の会議。
実力と実績のある自警団のみが招かれ、情報共有や未解決事件について議論する場。
自警団としてはさらなる活躍をするために必要不可欠な情報を得られる場でもあり、
またこれに参加できるということは名誉の一つでもある。
作者名
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異能力バトルものとして書いています。
学園生活、日常生活の傍ら魔物と戦う少年少女を描いています。