月と電波とスタンガン のバックアップ(No.3)

「ちっちゃい長女の切那だぜ」
「おっきい次女の小巻だよ」

「二人合わせて、カット＆パーマだぜ」
「祝！　〝ととスタ〟が、エリュシオンノベルコンテスト（なろうコン）の一次選考通過おめでとう～！」

「え、何だって？」
「だから、エリュシオンノベルコンテスト（なろうコン）一次選考通過したんだってば」

「え、良く聞こえないって。もっと大きい声じゃないと全然聞こえないよ～」
「さすがに、わざとらし過ぎだよ」

「こほん。ではでは、改めまして。エリュシオンノベルコンテスト（なろうコン）一次選考通過おめでとう！」
「おめでとう～！」

「これも偏ひとえに私達の活躍の御蔭だぜ」
「皆様の御蔭だよ！」

「でも、私達の出番が無かったのに一次選考通過ってことは、私達が活躍し始めたらと思うと……留まることを知らないぜ」
「私達の出番が無かったから、通過出来たとは思わないところが流石だね！」

「では、登場の機会を虎視眈々と狙っておりますので――」
「引き続き〝ととスタ〟を――」

「宜しくお願いします」
「宜しくお願いします」

「と言うか、こんなことしてる暇があるなら、次回未定をどうにかしろよな」
「それは、言わないであげて」