本好きの下剋上の登場人物 のバックアップ(No.3)


主な登場人物 Edit

●マイン(2章まで)→ローゼマイン(3章以降)
Hair・夜空のような紺色 Eye・月のような金色(興奮すると虹色に光る)
司書になる直前に本に押し潰されて死んだ大学生の意識を持つ美少女
本来のマインの意識が病気の苦しさに耐え兼ねたときに
(転生タグがあるので前世だと思われる)麗乃の人格が蘇った
幼児期には、身食いと呼ばれる奇病のために
成長が遅れがちで病弱と思われていたが
実は貴族にしかないはずの魔力が豊富なゆえの弊害だった

 

本どころか文字すら見る機会の乏しい生活に我慢ができなくなったマインは
幼馴染のルッツと共に粘土板や木簡、そして植物紙作りに着手する
それらを大々的に売り出そうとする商人ベンノも加わり
順調に夢へと歩み始めるマインだったが、洗礼式会場である神殿で
図書室に惹かれて、神殿入りを即決する

 

神殿で神官長の庇護の下、青色巫女見習い&孤児院長&工房長となり、
逆に魔力を生かせる生活
(と図書室に出入りする権利)を手に入れたマインだったが
神殿長の計略により、他領の貴族に誘拐されかける
それを守ろうとした家族を庇うため、領主の養女ローゼマインとして生きる事を決める

 

貴族の一員となったマイン改めローゼマインは、
印刷技術をエーレンフェストの一大産業に育てようと規模を広げ続ける
そして10歳を迎えた冬、国中の貴族の子弟が学ぶ貴族院へ入学する

 

前世でも、今生でも、周囲にドン引きされるほど本を異常に愛しており
貴族か大富豪でなければ手に入らない超高価な羊皮紙本のかわりに植物紙・新しいインク・印刷機などを
自作して、安価な本を広めようとしている
(全ての行動の根幹は本が広まる→読書人口が増える→本を書く人が増える→
たくさんの新しい本が読める!)
倫理観が現代日本人のままであるためか、基本的には身分や派閥にはこだわらず
どんな相手にもチャンスを与えるため、周囲にはお人好しと認識されている
実際は、家族や身内と定めた人々と本以外に対しては
無関心とも寛容ともとれる性格だが
これらに関しては理性が飛び、周囲を驚かせる行動もためらわない

 

【下町の人々】
●ルッツ
Hair・金色 Eye・翡翠のような緑色
マインの体調管理に優れた幼馴染みの少年
マインの商売のパートナーで、彼女の発明品を形にするのは
自分だという自負を持つ
職人の息子は職人になるべき、という家族の反対にも負けずに
夢を叶えるためにベンノの元で商人になるための修行をつむ

 

●トゥーリ
Hair・青緑色 Eye・青色
マインの1つ上の姉
素直で優しくて、真面目な美少女
ルッツ達とは幼馴染み
どのような形でもいいからマインと関わりを持ち続けたいと
貴族の衣装も任されるお針子を目指し、修行や立ち振る舞いの勉強に余念がない

 

●ギュンター
Hair・青色
マイン、トゥーリ、カミルの父
街の内と外を守る門番の兵士
家族を守るためなら、貴族にでも立ち向かう

 

●エーファ
Hair・翡翠のような緑色
マイン、トゥーリ、カミルの母
染色の職人
手先が器用で細かい作業もこなす

 

●カミル
Hair・紺色 Eye・金色
マイン、トゥーリの弟
生まれた直後に離れ離れになった姉マインの顔は覚えていないが
マインの作った知育玩具や絵本を楽しむ子に育っている

 

●ベンノ
Hair・ミルクティーのような淡い色の癖毛 Eye・赤褐色
マインがお世話になっている商人
服飾専門のギルベルタ商会は妹夫婦に任せ
ルッツや懐刀のマルクと共に、マインの生み出す
様々な発明品を売り出すプランタン商会を興す
真面目で面倒見がよく、暴走しがちなマインを叱る係

 

●フリーダ
Hair・桜色 Eye・茶色
ギルド長の孫娘
幼いながらも、金勘定を何よりも愛する生粋の商人
マインと同じ身食いであり、病状安定のため
将来は貴族と愛人契約をする予定

 

【グーテンベルク】※マインの発明品を形にする職人たち

  • 鍛冶職人
    ●ヨハン
    ●ザック
  • 木工職人
    ●インゴ
  • インク職人
    ●ハイディ&ヨゼフ
     
    【神殿の人々】
    ※灰色=元孤児で貴族や青色神官に仕える者
     青色=貴族の家に生まれながら魔力が少ないなどの事情で神殿入りした者
    ●フェルディナンド……神官長
    Hair・薄い水色 Eye・金色のように見えるオレンジっぽい色
    神殿や貴族社会でマインの保護者役をしている美青年
    前領主の息子であるが、私生児として正妻に疎まれ、神殿入りしていた
    異母兄である現領主ジルヴェスターとの仲は良好
    エーレンフェスト内屈指の魔力と頭脳と奸計の持ち主で
    領主候補生、文官、騎士と一人で何役もこなせるが
    それゆえに過労死寸前の苦労人
    部下や身内からはスパルタの合理主義者として恐れられるが
    その一方でフェシュピール(竪琴に似た楽器)を爪弾く姿には
    失神者が出るほどの熱狂的ファンを持つ
     
    ●(前)神殿長
    前領主の正妻の弟で現領主と神官長の叔父にあたる老人
    貴族としては魔力が少なかったため、神殿に入れられるも
    姉からの溺愛と身分を笠にきて長年、神殿を牛耳っていた
    マインの魔力に目をつけ、他領の貴族に売り飛ばそうとするも
    領主に捕えられ、過去の罪共々、裁かれて処刑された
    マインの戸籍ロンダリングに関する矛盾点は、死人に口なしで
    全て彼のせいにされる
     
    ●フラン……神官長→マインの筆頭側仕えの灰色神官
    Hair・藤色 Eye・濃い茶色
    仕事から体調管理まで、マインの神殿内での生活のフォローをする
    紅茶を淹れる腕前は一級品
     
    ●ギル……灰色神官見習い
    Hair・薄い金色 Eye・一見、黒だけれど、よくよく見ると紫色
    当初は反省室常連の悪童だったが、孤児院を救ったマインを尊敬し
    有能な側仕えの道を歩み始める
    製紙工房の責任者として、ルッツと共に各地に派遣される
     
    ●デリア……神殿長→マインの側仕えの灰色巫女見習い
    Hair・深紅 Eye・薄い水色
    神殿長がスパイとして送り込んできた少女
    神殿長に唆され、マイン誘拐の一端を担ってしまい
    その罰として生涯を孤児院で過ごすという罪を与えられる
    ディルクに姉のように愛情を注ぐ
     
    ●フーゴ&エラ……料理人たち
    新事業の目玉として、マインの斬新なレシピ(日本で食べていた料理の数々)を
    覚えさせるためにベンノが連れてきた
    神殿にも、旅にも、貴族街での生活にも、マインと共に移動する
    二人の作る新しい料理やスイーツは、領内の貴族たちの垂涎の的となる
     
    ●ヴィルマ……絵が非常に巧い灰色巫女
    Hair・明るいオレンジに近い金色 Eye・明るい茶色
    マインの作る絵本等の挿絵を担当する
    男性恐怖症で孤児院に閉じこもり、子供たちの世話にあけくれていたが
    ベンノの叱咤により神殿の外にも出られるようになった
     
    ●ロジーナ……フェシュピールの名手の灰色巫女
    Hair・栗色の癖毛 Eye・鮮やかな青色
    後にローゼマインの専属楽師に出世する
    彼女の優雅な動作を、神殿に入ったばかりのマインはお手本にしていた
     
    ●ディルク
    身食いの孤児
    神殿長によるマイン誘拐に利用された
     
    【エーレンフェストの貴族】
    ※アウブは県知事、ギーベは市町村長のような役職(ただし世襲制)
    ●ジルヴェスター……現領主(アウブ・エーレンフェスト)
    Hair・青味の強い紫色 Eye・深緑色
    好奇心が強く、負けず嫌いでマイン曰く「小学生男子」な性格だが
    領主としての責任感と威厳も出す時には出す
    貴族からは忌避されがちな、神殿や下町にも平気で出入りする
    実は三児の父親
    身内に対する情が深く、それがマイナス方面に作用する事もある
    青色神官に扮してマインを観察し、自分自身の養女にする
     
    ●フロレンツィア……領主の第一夫人
    Hair・銀に近い金色 Eye・藍色
    アウブ・フレーベルタークの妹
    おっとりとした容貌だが、実は年上女房で肝っ玉母ちゃん
    ヴェローニカの失脚後、フロレンツィア派の旗頭として
    領内の貴族女性たちをまとめようとする
    子供たちの危機を何度も救ってくれたローゼマインにとても感謝をしている
     
    ●カルステッド……騎士団長
    Hair・赤茶色 Eye・薄い青色
    現領主の従兄でローゼマインの義父
    頼りがいのあるお父様だが、女性の世界に関しては不器用
    マインを自分の第三夫人が生んだ娘ローゼマインという事にして引き取り
    領主の養女に出す
    実際には四人の息子の父親
     
    ●エルヴィーラ……文官
    Hair・深い緑色 Eye・漆黒
    カルステッドの正妻でローゼマインの義母
    ハルデンツェル地方を治めるギーベ・ハルデンツェルの妹
    ローゼマインの素性を知った上で、娘として招き入れる度量の深い女性
    恋バナと神官長が大好きで、そのために、故郷ハルデンツェルにも
    印刷業を広めようとするほどの行動力を見せる
    恋愛作家としても活動中
     
    ●エックハルト……神官長に名前を捧げた騎士
    Hair・濃い緑色 Eye・青色
    カルステッドの長男でローゼマインの義兄
    亡くなった妻ハイデマリーは神官長の助手を務めており
    夫婦で忠節を尽くしていた
    現在はボニファティウスの愛弟子でもあるアンゲリカと婚約中
     
    ●ランプレヒト……ヴィルフリートの護衛騎士
    Hair・赤茶色 Eye・明るい茶色
    カルステッドの次男でローゼマインの義兄
    主に対して厳しい態度をとる事ができずに
    結局は、我儘を増長させていた
    カルステッドの跡を継ぎ、次期騎士団長となる事を期待される
    アウブ・アーレンスバッハの姪であるアウレーリアを妻に迎える
     
    ●ユストクス……神官長に名前を捧げた文官
    Hair・灰色 Eye・茶色
    リヒャルダの息子
    情報と素材集めを趣味(兼仕事)とする
    側仕え業、文官業、下町の職人たちとの折衝etc…何でもこなせるオールラウンダー
    集めた情報を十二分に活かす手腕を持った神官長に心酔し
    領主ではなく、神官長に仕える選択をする
    情報を得るためなら様々な階層の者に扮する努力を惜しまないと胸を張るが
    あまりに見事な女装だけは、周囲から引かれている
     
    ●ヴィルフリート……領主候補生
    Hair・淡い金色 Eye・深緑色
    ジルヴェスターの息子
    ローゼマインの義兄であり婚約者
    祖母や父親に甘やかされ、我儘な性格に育ったが
    ローゼマインや神官長のスパルタ教育により更生した
    本来は、素直で負けず嫌いな明るい性格の少年
     
    ●シャルロッテ……領主候補生
    Hair・銀に近い金色 Eye・藍色
    ジルヴェスターの娘でローゼマインの義妹
    ローゼマインをお姉さまと慕い、追いつこうと頑張るが
    色々と規格外な彼女には届かずに、尊敬の念ばかりが高まる
    優秀な上に努力家な少女
     
    ●ボニファティウス……領主候補
    前領主の兄でカルステッドの父
    野生の勘と筋肉で生きる脳筋家系のルーツ
    アンゲリカとは脳筋師弟
    孫息子ばかりの中に、初めてできた孫娘を溺愛するが
    触れ合う際の力加減が分からずに、虚弱なローゼマインを物理的に殺しかける
     
    ●ヴェローニカ……前領主の正妻
    Hair・金色 Eye・緑色
    ジルヴェスターの母
    アーレンスバッハの姫君の血を引き、領内の女性社会での最大派閥を率いていた
    身内には甘く、敵には執拗な攻撃を加える
    特に夫が他の女性に生ませた神官長に対しては、命の危険が伴うレベルの
    攻撃を加えていた
    弟である神殿長の犯罪をもみ消し続けていた罪で幽閉中
    ローゼマイン自身は面識がない
     
    【ローゼマインの側近たち】
  • 護衛騎士
    ●ダームエル……護衛騎士
    Hair・地味な色合いの茶色 Eye・灰色
    下級貴族出身
    青色巫女見習いだったマインの護衛任務に失敗するが
    マインの嘆願により厳罰をまぬがれ、それ以来、忠誠を誓い続ける
    ローゼマインへと立場が変わっても、一番信頼のおける騎士
    結婚相手に恵まれないのが悩みの種
     
    ●ブリギッテ……元護衛女騎士
    Hair・暗い赤色 Eye・アメジストのような紫色
    イルクナー地方を治めるギーベ・イルクナーの妹
    ダームエルとは、お互いに淡い感情を持っていたが
    身分や価値観の差は埋められず、結婚を機にイルクナーへ戻る
     
    ●アンゲリカ……護衛女騎士
    Hair・淡い水色 Eye・深い青色
    黙っていれば可憐な美少女だが、その実態は考える事が大嫌いな脳筋娘
    あまりに酷い成績にローゼマインは「アンゲリカの成績を上げ隊」を結成した
    愛用の魔剣シュティンルークに魔力を貢ぎ、戦闘力を強化する事だけを
    目標に突っ走る姿は、ローゼマインと「似た者主従」と評価される
     
    ●コルネリウス……護衛騎士見習い
    Hair・若葉のような明るい緑色 Eye・黒色
    カルステッドの三男でローゼマインの義兄
    ローゼマインに対しては、公私に応じた態度を使い分ける
    レオノーレと交際中
     
    ●ユーディット……護衛女騎士見習い
    Hair・ふわふわとした明るいオレンジ色 Eye・菫色
    アンゲリカに憧れるが、彼女の残念な面がきちんと見えているのかどうかは不明
    射撃や投擲の腕前が高く、遠距離戦を得意とする
     
    ●レオノーレ……護衛女騎士見習い
    Hair・葡萄色 Eye・知的な藍色
    文官のようにも見える落ち着いた雰囲気の少女
    敵にがむしゃらに突っ込んでいくだけの騎士見習いが多い中で
    予め、敵について調べてから弱点を攻略するスタイルを取れる知性派
     
  • 文官
    ●フィリーネ……文官見習い
    Hair・蜂蜜色 Eye・若葉のような黄緑色
    下級貴族の娘だが、継母に冷遇され肩身の狭い思いをしていた
    そんな状況から救ってくれたローゼマインを敬愛し
    様々なお話を集めて捧げる事を誓う
    ダームエルに片思い中
     
    ●ハルトムート……文官見習い
    Hair・特徴的な朱色 Eye・茶目っ気を感じる明るい橙色
    ローゼマインに心酔し、聖女伝説を加速させようとする少年
    その熱意に、当のローゼマイン自身は少々、引き気味
    有能なため、神官長からの評価も高い
     
    ●ローデリヒ……ローゼマインに名前を捧げた文官見習い
    ヴェローニカ派の両親に唆され、ヴィルフリートをそれと知らずに陥れてしまった少年
    周囲からの冷たい視線の中、自分の作った物語を評価してくれたローゼマインに
    絶対の忠誠を捧げるようになった
    過去のいきさつから両親との仲は悪い様子
     
  • 側仕え
    ●リヒャルダ……筆頭側仕え
    Eye・黒色
    ユストクスの母
    上級貴族の未亡人で、代々の領主一族の子供たちを
    時に愛情深く、時に腕に物を言わせて養育してきた女傑
    彼女に対しては、領主も神官長も頭が上がらない
    ローゼマインの虚弱体質と、息子の変人っぷりが悩みの種
     
    ●ブリュンヒルデ……側仕え見習い
    Hair・真紅 Eye・飴色
    グレッシェル地方を治めるギーベ・グレッシェルの娘
    ファッションやおもてなしが大好き
    常に新しい流行を発信するローゼマインに仕え
    エーレンフィストの影響力を上げたいと考える
     
    ●リーゼレータ……側仕え見習い
    Eye・濃い緑色
    アンゲリカの妹
    落第寸前だった姉の面倒を最後まで見てくれたローゼマインに
    恩義を感じている
    真面目で控えめな性格で、可愛らしい小動物が大好き
     
    【王族】
    ●アナスタージウス……第二王子
    Hair・金色 Eye・グレイ
    尊大な性格ではあるが、親切にアドバイスもくれる
    エグランティーヌに恋し、ローゼマインの協力の下
    それを実らせた
     
    ●ヒルデブラント……第三王子
    Hair・青みがかった銀色 Eye・明るい紫
    本来なら入学できる年齢ではないが、王族としての責務から
    貴族院に入っている
    図書館で生き生きと過ごすローゼマインを見て好意を持ち始めた
     
    【他領の貴族】
    ●エグランティーヌ……第一位クラッセンブルクの領主候補生
    Hair・金色 Eye・明るいオレンジ
    政変の最中に死亡した前第三王子の娘でアウブ・クラッセンブルクの養女
    自身の身の振り方次第で、再び政権争いが始まるのではないかと恐れ
    アナスタージウスからの求愛を避けていたが、
    ローゼマインからのアドバイスにより
    お互いの率直な心を話し合い、思いを通じ合った