魔法と人の或る物語 のバックアップ(No.3)
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- 1 (2016-07-18 (月) 10:05:31)
- 2 (2016-09-08 (木) 11:49:07)
- 3 (2017-12-09 (土) 01:42:45)
- 4 (2018-01-10 (水) 02:52:57)
あらすじ
暗い感情に支配され、果ては人格が破綻し、魔性に魅入られ魔法を行使する存在――魔法使い。
人々はアンチマジックと呼ばれる魔法使いを処罰する組織を作り、魔法使いは表舞台には現れず、ひっそりと人間社会に溶け込むようになっていた。
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1998年12月。 47の区画に分断された一つ。30区で父、雨宮源十郎と母、奏。3名の友人と共に満たされた日々を送っていた少女――雨宮彩葉だったが、ある日、亀裂が奔る――。 人知れず動き始めるアンチマジック。 そんななか、同族のために彩葉の両親が立ち上がった。 偶然なことに、源十郎と奏が30区で隠れ潜んでいた魔法使いだということが彩葉に知られ、巻き起こる抗争に巻き込まないように、立ち去ることを決意する。 助けもなく、身寄りもなく、築き上げた人間関係が無くなり。絶望の淵に立たされた彩葉を救ったのは――穂高緋真と名乗る。ことの発端となった魔法使いだった―― |
主な登場人物
・雨宮彩葉(あまみやいろは)
主人公。女性。魔法使い。
ある日、両親が魔法使い騒動に巻き込まれ、そこに自分から首を突っ込んでいったことによって、人類の敵である魔法使いに堕ちてしまう。
魔法タイプ 創造魔法『剣』
魔力探知 『下位判定』
魔法性能 『該当なし』
・穂高緋真(ほだかひさな)
女性。魔法使い。
三十一区を全焼させ、三十区で魔法使い化した彩葉を救った。
以来、身寄りのいない彩葉を引き取って、共に行動を取ることになる。
魔法タイプ 属性魔法『炎』
魔力探知『上位判定』
魔法性能『魔力弾』『魔力弾・紅玉』
・楪茜(ゆずりはあかね)
女性。魔法使い。
彩葉とは幼い頃からの親友で、影から支えている存在。
魔法使い騒動の際、瓦礫の下に埋もれた母親を助けられなかった無力さを激しく責め立て、魔法使いに堕ちてしまう。
魔法タイプ 創造魔法『銃』
魔力探知『上位判定』
魔法性能『魔力弾』
・天童纏(てんどうまとい)
男性。人。
アンチマジックの新人戦闘員。非常にまじめな性格。
行動力が高く、皆を纏め上げ、リーダーシップのとれる人物。そのおかげで周りからの評判もよく、頼りにされている。お人好し。
階級『F』
使用魔具『剣型』 散りゆく輝石の剣(クラウ・ソラス)
・近衛覇人(このえはると)
男性。魔法使い。
高校生ではあるが、酒、たばこを乱用し、ギャンブルも欠かさない。
少々素行が悪いところがある。
典型的なダメ人間に近い部分はあるが、やることはやる。
魔法タイプ『特殊』
魔力探知『中位判定』
魔法性能『魔力弾・ー』
設定
・魔法使い
魔力を糧に魔法を使用する者。情緒不安定、精神崩壊、過度な憎悪や妬み、狂気などに取りつかれ、負の力が具現化された者。故に社会不適合者、人格破綻者としてのレッテルを張られ、アンチマジックに処分される。外見上は一般の人間と変わらないので、魔法を行使するまでは誰にも気づかれることはない。
・アンチマジック
魔法使いを殲滅するために構成された組織。
四十六の支部と一つの本部がある。
捜索を主とする監視官。戦闘を主とする戦闘員などの部署がある。
・区画
魔障壁で囲まれた人類の居住地。全部で47あり、それぞれ隣接しあっている区画同士を接続の橋で繋げている。
・三十区
彩葉が住んでいる区。この隣には二十九区と三十一区がある。
作者名
・シロ紅葉
ジャンル・キーワード
・ジャンル ローファンタジー〔ファンタジー〕
・キーワード R15 残酷な描写あり 女主人公 魔法 シリアス 高校生 魔法使い アクション ダーク 現代 悲劇 非テンプレ 厨二病 ライトノベル ストーリー重視
この作品のここがオススメ!
・厨二力全開でかなりぶっ飛んだ展開と文章で綴られるストーリー重視の物語。
王道からはかけ離れ、邪道な方向に極めました。流行りの要素は最早皆無。
一風変わった作風なので、人を選ぶかもしれませんが、変わった作品が読みたいという人はぜひ手に取ってもらいたいです。