イケメン男子は人による のバックアップ(No.4)
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あらすじ
『異世界美少女伝説』。それは、異次元から来た『乙女』によって世界を救われている異次元の実話。
しかし、そう都合よく『乙女』が来る訳でもなく、来たら来たらで守りきらないと滅亡コースに突入ってナンデスカ?
思わずツッコミ入れた主人公だったが、それを聞いた時点で既に異世界召還されている事に気がつきナンデヤネンとダブルツッコミ。
しかし、彼女は理解する。
どうして自分が『乙女』に選ばれたのかを。
新しい話を書く度に更新していきます。読みが不明だったりして名前をぼかしているのはすべて仕様です。原作登場をお待ちください。
現在五話分までの紹介です。怒涛の展開です。
主な登場人物・【主人公】
●梁音零(はりね れい)
職業・スーツアクター
日曜日に家にいた所、マンションのフロアごと転送された。『乙女』の中では珍しい肉体派。
特撮怪人に恋して以降、人外萌えを追求し人外愛につっぱしる。同人誌も人外で書いており、鑑賞対象として、そして腐った対象として冷静に愛好しているので「お前の愛はわかりずらい」と人外コミュでよく言われた。
トリップして以降、ラノベで鍛えた異世界豆知識と一般教養として覚えた普通の知識、スーツアクターとしての身体能力、人外愛を武器に抑制していた萌を解放して無双している。
主な登場人物・【ジェルディアガ】
■【新・竜爵家】
●リーフ・リドルア・ルーレシア
火竜家当主。元聖火竜騎士団第四部隊隊長。若くして頭角を現した為に次期火竜爵かと言われていたが、相手の名を公表しないまま身籠った為、隙を狙い脱走した。レジスタンスでは突撃隊長として戦陣を切る。
子供っぽいあどけない性格で、甘い物が好きだが料理下手。唯一ローストビーフ系だけは作れる。
鱗の色は真紅、目は紫。
●デッカード・トゥーモ・ジェローダ
地竜家当主。母の没後、父親が水竜の娘と再婚した為に出奔を決意。一緒に行く筈だったが卵を宿した義母を逃がす為におとりとなって生き分かれた。
純血である為一族の元へ残されるが人との距離を置くようになり、家族を引き離した国の有りように疑問を持ち続けながら学者となって。
その後、謎の人物から父が病に冒された事を知る。
同行した先の父に使者こそがあの時助けた妹であると告げられ、そのままレジスタンスへ加入する。
温厚な性格で争いを嫌うが、自衛に関する護身は一通り
覚えている。薬草学に通じた結果、栄養に配慮した料理が得意。植物由来なので酒も好き。学者なので自室は色んな意味で魔窟、内容は出奔後に残された自室へ入った同族が扱いに困って一部屋丸ごと封印した程。
鱗の色は深緑、瞳は橙。
●陽炎
風竜家当主。海軍総督を勤める風竜の跡取り×2の兄の方で、年が離れて生まれた姉弟達が禁忌の子だった為に返されかけ、兄弟全員で脱走した。
家出後は流れの傭兵をやっていたが、卵を抱えたリーフと再会してみんなで暮らす。
妹の風邪薬を買おうと神殿に行った際、視察に訪れていた破矢と出会いレジスタンスへと誘われる。
木工細工師と料理人と狩人をそつなくこなし、勉強も教える器用人。そして天性の苦労人であり、後に出会うゴルドゥーラの王子と親友になった。
鱗の色は藍、瞳は赤。
●破矢
闇竜家当主にして最高司祭。
幼くして聖職者になり、国王・グランバウム家と共に呪いを調べ続け、自身が当主となった再に協力者達と共にレジスタンスの基礎組織を作り、同士を捜し続けていた。
デッカードの妹とは友人、陽炎とは風竜系闇竜としての縁で顔見知りと、全てにおいて出会いのきっかけを作った人物。教義として素顔をヴェールで隠す為に表情が読みづらい。
鱗の色は黒、瞳の色は緑系。翼の一つに大きな傷がある。
■【王族】
●バルディス・ジェルディアガ
ジェルディアガ国王。旧姓グランアルコア。
即位直前に父王が魔神の呪いで殺される様子を目撃し、時の神官長に防護呪文を唱えてもらった事で呪いの継承を完全では無いものの跳ね返す事が出来た。
即位後はネックと共に呪いを消滅させる方法を思案していたが、行方不明の筈の魔神像を誰かが所持して呪いを強めていた事を突き止め、王国と婚約者を救うに犠牲となる。
●ネック・グランバウム
闇家が推した後継者候補
グランアルコア公爵家の分家・グランバウム公爵家の当主で国王バルディスの従兄弟(曾祖父が兄弟で兄がアルコア家を継ぎ、弟が分家バウムの始祖。そしてバルディスの母の妹がネックの母親)であり、闇竜家と共に王国の呪いを解こうとしていた。
●ゴーデ・サイランド
先々代国弟の孫、現王とははとこ。
祖父の婚姻によって王位継承権を得る事が許されず、異を唱える為に王国を混乱に陥れた。
●オーリア・プラト・エーネルジア
バルディスの婚約者。国外の竜人族の血を引く、どこか異国めいた神秘的な女性。とある神殿の巫女を努め、任期が終わるのにあわせて婚姻する筈だった
現在は神官としての修行を続けている。
主な登場人物・【ゴルドゥーラ】
●リジェリア・ゴルドゥーラ
ゴルドゥーラ王国女王。かなり若くして即位した事もあるが、息子よりも年下に見える美魔女。二人の母。
●グレン・ゴルドゥーラ
ゴルドゥーラ王国第一王子。
年の離れた弟にべったりの草食系王子。サーベルと大弓の名手で家事育児が得意。王位破棄しても家政婦として食っていけるスキル持ちは万年不幸のギフトを生まれながらに持っていた。
●コーエン・ゴルドゥーラ
ゴルドゥーラ王国第二王子。
生後八ヶ月、あばあば。
●シロエ・ソンブラ
ゴルドゥーラ王国諜報長官。
王家の末席だった家を伯爵家まで叩き上げた立役者。
しかし本人は次男だからとお気楽に過ごす。零と仲が良く、ソラ君と呼ばれる(シロエが元の世界で『空』のフランス語読みである為)。
●レオナ・カイザル
公爵家令嬢、女王の姪で王位継承第四位。将軍として軍の第一線に出ており、二つ名は《黄将軍》(きしょうぐん)。由来は《黄金将軍》を縮め、《姫将軍》の「きしょうぐん」とかけた物。
第一王子と婚約話が持ち上がってはいるが、お互い興味なし。
●宰相
兼用軍師。宰相として国政や後方支援が主な仕事の筈なのに、公爵家令嬢と共に前線に出れば圧倒的魔力で歩く火薬庫状態。
付いた二つ名が《鋼鉄宰相》。王子に負けない苦労人体質。
設定・【異世界美少女伝説】
軍事・政治・その他などと関連して異世界からのゲートが開き、『乙女』と称される美少女が降臨する謎現象。この【星】から古く伝わる現在進行形の伝説として長年学者を苦しませている。
一体どの様な理屈でやって来るのか解らないが、彼女達を発見して保護するとその国の問題が解決する。
ただし、彼女達を見つけられなかったり排除されたりその後の対応を間違えると滅亡ルートに突入したり敵国の王になったりするので対応は苦労が必須。
設定・【竜人の国 ジェルディアガ】
爬虫類系の人外種族が収める国。知識の乏しい過去では『竜』と『竜人』を区別する事が出来なかった為、血・鱗・骨などが持つ迷信や原材料としての価値を狙ったハンターによって迫害され、人間の集団から子供を守る為に備えたのが国の礎とされる。
爬虫類系なので卵を生む。後述する【種族維持法】によって徹底した階級制度を設けていた。
遙か昔、隣国含めた一帯を統治していた古代文明の史跡を両国の始祖達が訪れた際、古代人の呪いにかかってしまい人間を敵視してしまったのが本当の建国理由。
以降、血の連鎖によって呪いは拡散され深層意識の中で人々を操っていたのだが、王家となる白竜の数を制限する為に種族別の血統維持を法に定めた結果、呪いの大本を火竜・水竜が受けついでいたのに対し、呪いの血統的に遠くなる地竜・風竜・闇竜の中から抵抗力を持つ世代が生まれ出してレジスタンスが発生。
国旗は中心に白竜の紋章、周囲に六竜を花びらに見立てた物を竜の翼の土台に置く。
ジェルディアガの用語集
■【継承戦争】
後継ぎのいないバルディスの後裔を決めるべく行われた内乱。王子・王女不在による時期国王選出は【竜爵家】の推薦する後継者候補によって競われ、方法は時代事に異なる。
元々乗り気でなかった人もいて、終戦後は各自おとなしくしている。
■【竜爵家】
王国を事実上支配する竜の家で、火・地・水・風・光・闇の中で最大の力を持つ竜家の事。別名【六竜家】
公爵家である光竜・闇竜は政治を司り、侯爵家である火竜・地竜・水竜・風竜は軍事・民事などを統率する。
竜爵家の中で上下関係は無く、公爵・侯爵の差をなくす為に当主達は普段から竜爵と呼ばれている。
現在は闇竜家以外は影響力を失って表舞台から身を引き、新しい竜家と交代している。
■【新・竜爵家】
革命以降に創設された新しい竜爵家。別名【四竜家】
闇竜家のみが公爵で、他は全て伯爵である。これは創設したばかりで侯爵位を授与されては周りから反感が来るのではないかという対処である。闇竜家は地位の返上と国外追放を望んだが周りが懸命に説得し、新設家の指南として残って欲しいと懇願され今に至る。
当主が昏睡状態である光竜家と、主立った家がことごとく弱体化の上レジスタンスにも目立った人材がいない水竜家が欠番している。
■
▼【闇竜家】
王国の聖職者を管理する闇竜の頂点。他の闇竜の家と違い政治から遠ざかっていた家だったが、先々代当主の頃に王国に関わる重要な文献を発見、研究結果を先代国王(バルディスの父)につけ、闇の竜爵家としての地位を確立する。
先代当主の頃、バルディスに呪いが移るも再び阻止。呪いについて様々な情報を探すもゴルドゥーラとの戦争を何者かによって促進されてしまい、現在の当主に代替わりをした際にレジスタンス達と秘密裏に協力を結ぶ。
そしてバルディスが命と引き換えに戦争を内乱へと変えた隙に協力関係であったグランバウム家の当主を後継者候補として時間を稼ぎ、王都へ進行する手引きをする。
■【種族維持法】
元々ジェルディアガの竜族は火竜・地竜・水竜・風竜の四種で構成されていた。
寄り添って暮らす内に若者達が恋愛し、混血竜が生まれる。その中で火竜と地竜、水竜と風竜の組み合わせで生まれた竜人がそれぞれの長所を上手く伸ばしている事に気づいた。
火竜+水竜を光竜(水が炎を反射して光が生まれる)、地竜+風竜を闇竜(風が大地を覆い隠して闇とする)と呼び、その力を持って人を退き、さらに光竜と闇竜の間に生まれた存在によって建国する事になる。
光竜と闇竜の間に生まれた者は白竜と呼ばれ、王族となった。
しかし混血竜である以上種としての数は少なく、いずれ消滅する。そこでジェルディアガでは全国民の血統を調査し、原則として同種竜の間でのみしか婚姻してはならないという法を作る。白竜・光竜・闇竜を王族~準王族、原種竜(火・土・水・風)を貴族~一等国民、建国初期に生まれた混血竜は二等市民、血統不明になった者はすべて三等国民とする(奴隷制度はない)。
ただし、混血でも特殊な力が具現化した場合は準一等国民扱いされ、活躍出来る。
結婚可能なのは
①王族・準王族
②準王族~貴族
③貴族~一等国民
④二等国民(血統が判明している混血竜)
⑤三等国民(血統不明の混血竜)
の何れかに限定される。新たに光竜・闇竜を誕生させる権利を持つのは貴族の中でもごく一部に限られる。
光竜・闇竜の婚姻は同種竜同士が推奨されるが、光竜は火竜・水竜、闇竜は地竜・風竜と己の原種となら婚姻可能。
白竜も同族と混血元である光竜・闇竜のみ婚姻可能。故に両者は公爵の地位を与えられ、準王家に数えられる。
種族維持最大の目的は白竜・光竜・闇竜の個体維持と制限である。準王家・貴族~一等国民の間でもし、許された組み合わせ以外の竜が生まれた場合、その卵ないし子竜は[返される]。
例外は白竜で、光竜・闇竜以外と婚姻した場合、王位継承権が破棄されるかわりにそのまま種を残す事が許される。これは王族の数を一定に保つ上で定期的に古い血を新しい血に入れ替える長期スパンの措置であり、いずれ原種竜は白竜となる為の血の循環上必要な事として認められている。
相手が二等・三等国民の場合は子孫を残す事を許されない。
レジスタンスによって王国の呪いが解けた事により、この法は撤廃された。
■【白竜王家】
ジェルディアガの王族。
原種竜の力を最大限に引き出す力を持つが、種の数を調整する為に結婚は厳しく、兄弟が多いと全員に結婚許可が下りられないという場合もあるので各家の子供の数は少ない。
全員が王位継承権を持ち、国王に即位した場合にのみ姓をジェルディアガと改名される(王子・王女は全て母の姓を名乗る)。
白竜は生まれた時点で王族に組み込まれる為、婚姻した光竜と闇竜は家から離れ、王族と共に暮らす。時折王位継承権を破棄した白竜の血筋が隔世遺伝で原種竜・光竜・闇竜から生まれるが、その場合は親から完全に引き剥がして養育する。
二等国民・三等国民から生まれた場合、秘密裏に【かえす】。
■【禁忌の子】
何らかの突然変異で孵化した子供の事であり、その異常がどの様なケースなのか関係なく、次世代への悪影響を断つという建前で[返している]。この[返される]がどの様な意味なのかは暗黙の了解としてあらゆる文献に記す事を禁じられている。
ケース① 隔世遺伝
白竜の血が定期的に原種竜の中に入るので、火竜なのに地竜として生まれたり、闇竜なのに風竜として誕生する。
白竜同士でもたまに白竜以外が生まれる事があり、このようなトラブルによって種の安定した誕生を脅かしかねない異分子を「返す」事で血統を守っている。
ケース② 相手の把握
妊娠が判明した段階で母親は相手の名前を専用の役所に届けなくてはならない。それにより予定外の白竜・光竜・闇竜の誕生を阻止している。
医者をかねた検査官の立ち会いの元に卵の模様で種族を確かめ、孵化をした後の検査で異常が認められなければ正式に国民として登録される。
この方法を踏まえないと国民として登録される事はなく、相手を告げないまま妊娠した娘は出産と共に卵を取り上げられる。
ケース③ 卵の中から子供が複数
通常、一つの卵の中から子供は一人生まれる。しかし一つの卵から二人生まれる場合があり、生物学的には健康体でもそれ事態が異質である為、安全の為に「返される」
ちなみに竜の兄弟認識はこちら
①一度に卵が一つ生まれた場合
=一人っ子としてカウント
②一度に卵が二つ生まれた場合
=双子としてカウント
③一つの卵から一人以上が生まれた場合
=[返される]
設定・【人の国 ゴルドゥーラ】
竜狩りの集団が祖とされる人間の国。
鉱山資源が豊富で、宝石類の輸出・加工に優れる。海に大きく面している事も有り海貿易も得意。
始祖の少年達が山の頂きで建国の宣言をしたのが始まりとされる。
軍事力も強いのだが防衛に主点を置いているので他国への進出は無い。ただしジェルディアガに限っては別で、幾度か和平を申し込もうとするが、手ごたえがあったかと思えば破棄される事が幾度も続いた。
当代女王の代に置いて両国の関係はさらに悪化、戦争へ突入した所に『乙女』が現れた。
関係悪化の理由は呪いの元凶を手にしたゴーデによって意図的に人間への憎しみを操作された事が後に判明、女王は元々和平を望んでいたので長きに渡る戦争の終結を宣言した。
国旗は王家を意味する赤い宝石と交差する剣が合わさった物。
作者名
日影瑠射
ジャンル・キーワード
ジャンル ファンタジー
キーワード 恋愛 知識チート デキる子・仕事ガール 主人公最強 ハッピーエンド 策略・陰謀 剣・魔法 トリップ・召喚 転生 らぶあま ほのぼの 年の差 片思い 絶句
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