日曜日、隣に悪魔が来ました。 のバックアップ(No.4)


あらすじ Edit

主人公、弓塚弘則(ひろのり)は、平凡で目立たず、浮いた話の一つも無い、どこにでもいる学生だった。
ある日、隣に美人四姉妹が引っ越してきた事で、その平凡な日々が終わりを告げる。

 

引っ越しの挨拶にきた頬白四姉妹の三女、頬白真結(ほおじろ・まゆ)から、いきなり
”私はあなたの幼馴染みで恋人です”と告げられたのだった。

 
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最強の魔女『運命を司る者(フェイト・スピナー)』である頬白真結を巡って、今までの無味乾燥な日常が、恋と謎とちょっとしたお色気に包まれた、刺激的な非日常へと変わり、地獄からやってきた闇の令嬢リザリィと、天界からやってきたウサミミ天使ラビエルとの騒動が一段落した時、恋人の真結は魔女から天使になってしまっていた。

真結の奇跡の力を使って地上へと降臨したウサミミ天使ラビエルは、次元の旅人(プレーン・ウォーカー)である縫香にある仕事を依頼する。

300年前に白竜の心臓を食べた魔女『テラヴィス=アイスクロウ』

重罪人として魔界を追われ、地獄界へと逃げ込んでいたが、300年経った今、地獄界で発見され、人間界へと逃げて来たらしい。その足跡を追いかけて、居場所を突きとめて欲しいとの事だった。

テラヴィスは天界だけでなく地獄界からも追われていて、一筋縄ではいかないのは明白。
加えてミニスカ網タイツ忍者の護衛役を連れて地獄から戻ってきたリザリィのおかげで、ややこしい話がさらに混沌とする始末。

金髪でチャイナ服の長女、頬白縫香、家庭的な笑顔で殺人予告をする次女の頬白襟亜、株取引で一家の家計を支える四女の頬白硯、そしてほんのり天使として、ラビエルに仕える
下級天使となったヒロインの真結と共に、更に非日常的な事件に巻き込まれていく事に。

――大丈夫。誰にもダーリンを傷つけさせたりしないわ。傷一つ負わせない。危害を加えようとした奴は『私の闇』で粉々の肉片になるまで破壊してあげる。ダーリンの事、本当に大切だと思ってるのよ? 手に入らないものほどステキな物は無いわ。

主な登場人物 Edit

●弓塚弘則(ゆみづか・ひろのり)
 向島高校に通う平凡な少年。17歳。
 

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 人並み外れた、魔法に対する抵抗力(スペル・レジスタンス)を持ち、頬白硯が御鑑市(みかがみし)一帯にかけた幻術魔法から逃れてしまう。
 用心深い一面があり、本人はそれを臆病だと思っている。
 
 魔法耐性値は88(MAX100)ぐらいを想定。
 今後の物語次第では100越えや50ぐらいまで低下させられる可能性がある。
 可能性として敵に魔法貫通力(スペル・ペネトレーション)を持つ者が現れた場合や、
 防御膜破壊(シャッターマントル)能力を持つ者、アイテムが現れた時等。
 
 本作では魔女と天使と悪魔と怪物達の戦闘の中で、町田と共に生き延びるので精一杯な状態。
 その一方で新たにリザリィが連れてきた里詩亜が加わり、手を繋がれたり胸を揉んだりとプチハーレム度は増し、真結との関係も更に一歩先に進む事に。

 
 
●頬白真結(ほおじろ・まゆ)
 頬白姉妹の三女。人間年齢で17歳。元・運命を操作できる魔女(フェイト・スピナー)
 現在はほんのり天使としてラビエルに仕えている。
 何故かラビエルの事を『ウサ子先輩』としか呼ばない。
 

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 焦げ茶色の髪はゆるくウェーブがかかっていて、肩に届く程度の長さ。
 身長は150センチ程度、Dカップ。運動神経はあまりよくない。
 
 のんびり、ほんわか系の少女だが、運命を操作した事を当人に知られない為に、数え切れない秘密を抱える事になり、内心ではその重荷に苦しんでいる。
 その自分自身の運命故に、死に対して強いコンプレックスを持ち、現実の死から目を背けられず、映画や芝居などの作られた死を必要以上におかしく感じる。
 
 弘則をとりまくプチハーレム度が増していき、交際中の現役彼女として精一杯自己主張をしてライバルと張り合います。

 
 
●頬白縫香(ほおじろ・ぬいか)/シドニー=オライエン
 頬白家の長女。人間年齢で22歳。異世界を移動できる魔女(プレーン・ウォーカー)
 

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 自分の身体をエーテル化させ、魔力の流れに溶け込む事で隣接する平行世界に移動する事が出来る。
 これをシフト能力と呼び、縫香は産まれながらにしてこの能力を持っている。
 シフト能力者として、魔界のボーダーガードという戦闘組織に誘われていたが、戦いを心底嫌う為に断ったという過去がある。
 
 腰まで届く金髪をツインテール状に後ろで結わえている。
 細身の身体、真っ白な肌、青い瞳と見た目は外人。身長は160センチ程度、Cカップ。
 
 大雑把、面倒臭がり、無愛想。
 ラビエルから、テラヴィス=アイスクロウの足跡を追って欲しいという調査依頼を鹿島神社に奉納される高級酒を報酬として引き受けてしまう。
 
 酒を飲む事で体内に魔力を止める事が出来、マナ葉で魔力を補給する事でテラヴィスを 追いかけるという厄介事をなんとかこなしていくが、突然何者かに燃える犬という狂気に満ちた物をぶつけられ、さすがに危機感を感じる。
 
 「何だか分からないが、とんでもなく大きな何かが起こっているんだ」

 
 
●頬白襟亜(ほおじろ・えりあ)/クロービス=カニス
 頬白家の次女。20歳。剣聖(ブレード・マスター)
 

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 ブラウスにタイトスカート、エプロン姿と落ち着いた若妻風の出で立ちで、常に愛想の良い笑顔を浮かべているが、口を開けば凄まじい毒舌が飛び出す。
 ギリギリにして悪と思われていたが、性格看破で驚愕の事実が発覚する。
 
 旧知の知人、リシア=フィアルと再会し、毒舌合戦に火が付く事になる。
 戦いは家事に留まらず、今回は剣聖としてその辣腕を遺憾なく発揮し、里詩亜と共に襲ってくる敵を撃退する。
 
 面倒見が良く気配り上手できれい好き。頬白家を支える大切な人。
 身長は155センチ程度。胸は大きめのBカップだが、本人は満足していない様子。
 レストランの厨房並みに機材の揃った調理場では、エスニックを得意とする里詩亜と口喧嘩しながら和食の腕をふるう事になる。
 
 武器として日本刀の『白蛇』(はくだ)を愛用している。抜刀に向いた刀だが、白い蛇と化して相手を食いちぎる妖刀でもある。
 物語終盤では、カニス家に伝わる名刀『双秋』を持ち出し、抜刀術だけでなく大太刀を用いた剣術も披露する。
 
 黒字に桜の刺繍の入った着物と白い帯という出で立ちに身を包み、地獄の笑みで敵を薙ぎ払う姿は剣聖というよりは、もはや死神の域。

 
 
●頬白硯(ほおじろ・すずり)
 頬白家の末っ子。11歳。大魔法使い(ウイザード・マギスター)

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 頬白真結の実の妹。リザリィが勝手に頬白家の上に三階を建て増しした事で、また街ごと記憶を改ざんしなくてはならず、小学生にして色々と考える事が多くなってきている。
 
 黒髪、茶目、細めのツインテール、ランドセル姿の少女だが、株取引と投資で稼いでおり、毎日株価の変動を睨んでいる。頬白家の一番の稼ぎ頭。
 学校帰りに敵に狙われる憂き目に遭い、ランドセルの中に魔法使い御用達の呪文書を入れて持ち歩かなければならない羽目となる。
 
 しっかり者で頭の回転が速く、頬白家の良心として姉達の暴走を止める役。
 幼くして魔法の全分野を習得した才覚は、真結と同じく最強の魔女の血を引いている為。
 身長は138センチ。皆から、あと5年もすれば最強の美少女魔女の誕生だ、と言われている。

 
 
●町田努(まちだ・つとむ)
 主人公の幼なじみ。17歳。常に冷静な天才で読書家。
 弘則が御鑑市に引っ越してきた時からの友人。常に本を持ち歩く読書家で、成績も優秀な二枚目だが、発言は冷静すぎて多くの異性を泣かせていると共に、的確なアドバイザーとしてクラスの皆から信頼されている。
 

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 その行きすぎた知識への偏愛は時として暴走し、自らを脳内ヒーローと重ねてなりきってしまう事があり、とても痛々しい言動をする天才学生探偵と化してしまう。
 友人達と主人公はこれをヒーロースイッチと呼んでおり、スイッチが入った時の町田にはクラスメートは近付かないようにしている。
 
 主人公は幾度も目にしていて、お互いを親友として頼りにしている為、ヒーローモードの町田の扱い方も心得ている。
 来島かしことの交際も順調で、お互いにお互いの事をよく理解し、長年連れ添った夫婦のようになってしまっている。
 
 かしこを危険な目にあわせまいと厄介事を避けようとするが、リザリィによって否応なく巻き込まれる事になり、更にかしこまでヒーローモードが覚醒した事で武闘派揃いの頬白姉妹に知力で貢献する事になる。

 
 
●来島かしこ(きじま・かしこ)
 私立小塚丘学園に通う少女。17歳。真結の奇跡によって作り出された頬白縫香のコピー。
 

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 町田努が街を歩く頬白縫香を初めて見た時に一目惚れしてしまい、共に下校していた真結が強い願いを聞き入れて、運命を変える魔法を発動させてしまう。

 外見は縫香のコピーの為、色白、細身、金髪、青い眼、細身という日本人離れした外見だが、思考は町田の理想に準じていて、映像マニアであり、映画、劇、ドラマ、アニメなどの設定に通じた天才少女となっている。なお縫香とは胸のサイズが違い、Dカップ。
 この才覚のおかげで、リザリィに良いようにこき使われた上、後戻りが出来ない罠に陥れられ、ヒーロースイッチが入る事になる。
 
 しかし、その物言いはコピー元の縫香そっくりであり、町田としては嬉しいやら、思うようにいかないやらで苦労する事になる。
 
 終盤ではリザリィにも煙たがられるような逆転状態になってしまうが、町田と来島のタッグが居てこそ、強敵に立ち向かう事が出来ている。

 
 
●リザリィ/ライザリ(RhyXali)
 地獄界から来たデーモン・ロード。見た目は15歳程度。闇の令嬢の別名を持つ。
 

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 ラビエルにコイルを倒された為、代わりに兄のグラーツ卿から魔界のアサシンである里詩亜を護衛につけられる。
 
 帰ってきた早々、頬白家の三階に勝手に自分の部屋を建て増しし、頬白姉妹から大顰蹙を買うが、当人は全く気にしていない。
 通学先の小塚丘学園へは遠くなってしまった為、律儀に30分早く家を出て登校するあたり、根の真面目さと空回り具合は変わっていない。
 
 赤い髪を黒い大きなリボンでまとめたポニーテールで、普段は赤い瞳だが、デーモンの能力を使う時は金色の爬虫類状の瞳になる。
 身長は140センチ程度。黒と白の縞々のニーソックスにゴスロリの服を着ている。
 
 闇の令嬢の名が示す通り、闇を自在に操り、敵を体内から爆発させて肉塊にするなど悪魔として無慈悲な残虐さを披露する。
 リザリィと対等に戦えるのは襟亜か里詩亜かラビエルかというところだが、それらの者が味方の為に目立った敵はおらず、里詩亜には弘則と真結の護衛をいいつけて自分は好き放題にやりたい事をしている。とても傍迷惑。
 
 今回はどさくさに紛れて弘則にキスしたりと、積極的にアプローチは続けているが本来の目的である性奴隷に陥れる目論見は、真結が天使になった事で意味が無くなってしまっている。
 リザリィは女のプライドの問題だと言って弘則に詰め寄るが、どうみても普通に好きになっちゃっただけなのは周りにばれている。
 そして弘則は厄介な奴に惚れられたものだと同情されている。

 
 
●ラビエル
 シャンダウ・ローに仕える上級天使であり、白兎の伝承に関わるらしく、ウサギの耳が特徴的。
 

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 前作にて鹿島神社の十年祭において、降臨の儀が行われた折、鹿島神社の近くにあるクルーシブル(魔力の坩堝)に頬白真結が飲み込まれ、人身御供として神に捧げられる事となった。真結は鹿島神社の神主達と信者達の願いを聞き入れ、本物の天使を降臨させるという奇跡を命とひきかえにおこしたが、等の神主達と信者達は、古くから伝わるしきたりに沿って、普遍的な降臨の儀と感謝祭を行っただけであり、人身御供を捧げるつもりなどなかった。
 
 真結が生贄になった事と、弘則の願いによって奇跡を起こした事の双方にラビエルは関与しているが、その向こうに豊穣の神、シャンダウ・ローの影響があったのは確かである。
 ラビエルの降臨はシャンダウ・ローの命であり、テラヴィス=アイスクロウの保護が目的だが、それだけのために天使を降臨させるとも思えない。
 神の考える事は神のみぞ知るというところである。
 
 黒髪、長髪に白いローブ姿で降臨したラビエルだが、その後、鹿島神社に神使として滞在するようになってからは標準的に巫女服を着ている。
 穏やかで達観した面立ちと立ち居振る舞い、独特の古風な口調はあまり他人を寄せ付けるものではない。170センチDカップ、飛ぶ時には光の羽を出現させ、刃が鞭のようにしなる黄金の剣を携えている。(名称未設定)

 
  
●里詩亜/リシア=フィアル
 魔界にてカニス家と名を競う名家、フィアル家の長女。19歳。ミニスカ網タイツ忍者。
 設定上はアサシンローグとニンジャスパイモンクのマルチクラス。

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 襟亜とは同門で、優等生の襟亜に対し、努力で追いかけ続けた苦労人。
 グラーツ卿のはからいで、コイルの代わりにリザリィの護衛を務める事となるが、実際にはリザリィから真結と弘則の護衛を命じられている為、リザリィの警護は殆どしていない。
 
 護衛で来たにもかかわらず、リザリィは里詩亜の部屋を用意しなかった為、気の毒に思った弘則が、自宅に居候として同居する誘いを受け、甘受する。
 田舎から大学受験の為に出てきた浪人生という事になっている。
 
 その後、弘則と真結を身体を張って庇おうとするが、弘則が真結と間違えて里詩亜の手を握ったり、しがみつかれて胸を揉まれたりしているうちに急接近してしまう。
 
 とても律儀な性格で、大の甘いもの好きだが料理はエスニック系の辛い物を好んで作る。
 レオタード風の皮鎧に黒い巻きスカートを履き、網タイツをガーターベルトで吊る出で立ちをしている。
 当人はスカートがめくれても問題の無い服装だと思っているが、傍目には食い込みのはげしい下着に見える為、町田も弘則も目を逸らしている。

 勘違いに勘違いを重ねていくうちに、弘則がとても好青年に見えてきて、最後には一人で止まらない状態になってしまう。
 
 忍術と体術を用いた急所攻撃を得意とし、悪魔に対して強い武器を持つ反面、暗殺には不向きな性格属性の持ち主で、襟亜とは対象的な存在だと判明する。

 
 
●テラヴィス=アイスクロウ
 300年前に白竜アイスクロウの心臓を食べた魔女。
 当時は13歳で、その若さのまま300年を超えて生きている。
 

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 竜の心臓を食べた危険人物として魔界を追われ、その後行方不明になっていたが、300年経った今、地獄界に姿を現し、人間界へと逃げて来た。
 
 強大な魔力を持つ彼女が、何故今になって姿を現したのか。
 どうして人間界に逃げて来たのか。
 ラビエルはシャンダウ・ローの命を受け、テラヴィスを保護する為に縫香に後を追わせる。

 テラヴィスは魔界からも地獄界からも追われ、それぞれの追っ手はテラヴィスの強大な力を我が物にすべく、互いに他の追っ手を排除しあっていた。
 自分以外は全て敵。
 その混乱の追走劇の中に、頬白姉妹と弘則達も巻き込まれていく。

 
 

設定 Edit

※基本的な部分は第一作と同じです。
●平行十二世界の世界観
 人間界を十三番目の中心として、平行して十二の外方次元界がある。
 魔界、地獄界、冥界、天界、狂気界、夢幻界、妖精界、炎獄界、氷結界、虚無界、光明界、涅槃界
 
●人間界
 人間界は元は神々の闘争の地として作られ、未来永劫争いが絶える事は無いとされていた。
 人間は悪魔によって作られた下僕だったが、地獄界から逃げ出した人間達は魔界にて魔法使いとなり、地獄界に対抗する様になった。
 しかし人間の中には魔法を使えない者がおり、彼らは魔界で生きていけず闘争の地に逃げ込んだ。
 彼ら新しい人間は魔法は使えないが魔力を産み出す事が出来る希有な存在となり、闘争の地に一番近い魔界と地獄界に流血を通じて魔力を供給する様になった。
 この為、魔界と地獄界は協力して闘争の地にて人間を保護し、他の平行世界にも魔力を供給する事と引き替えに、この地を人間界として手厚く保護する盟約が全世界で交わされた。
 
 この為、人間界において、異世界の者が人間を殺す事は、平行十二世界の盟約に背いたとして厳罰に処される事となるが、人間界において、悪魔と魔法使いが戦う事は許されており、水面下で権力争いが続いている。
 
●地獄界
 地獄界では人間界が保護されるまではデビルとデーモンの流血戦争が行われていたが、魔力の安定した供給と闘争の地が無くなった事で停戦状態となり、以降は水面下での覇権争いに転じている。
 だが、デビル(秩序)がデーモン(混沌)に仕える事はあっても、デーモンがデビルに仕える事はなく、デーモンの勢力が増す代わりにデビルの結束が固まる事になっている。
 
●魔界
 魔界では魔法使い達が勢力を拡大しているが、冥界、地獄界との争いは絶えず、魔界の長老達はナインスと呼ばれる組織を作り、魔法使い達を統治している。
 このナインスと呼ばれる権力者の下には、旧門閥貴族達が派閥争いを絶えず行っており、決して平穏と呼べる状態ではない。
 
 魔法使い、魔女達の中で平穏を求める者は人間界へと逃げ込んでおり、頬白姉妹も争いを好まない四人が、真結を守る為に人間界に逃げ込んだ形になっている。
 
●天界
 天界では複数の神々が秩序の元に平穏を保っている。
 御鑑市には豊穣の神、シャンダウ・ローを祀る鹿島(かのしま)神社があり、物語に関わる事となる。
 
 

作者名 Edit

開田宗介(かいだそうすけ)

ジャンル・キーワード Edit

ジャンル ローファンタジー〔ファンタジー〕
キーワード  R15 残酷な描写あり 伝奇 ミステリー 異能力バトル ラブコメ コメディー ファンタジー ほのぼの 魔法 現代(モダン) 高校生 幼馴染 魔女 ハーレム 戦闘あり ミニスカ網タイツ

この作品のここがオススメ! Edit

今回は戦闘と謎説きを中心とした活劇となっております。
 
ユゴラスvs襟亜
縫香、襟亜、里詩亜vsプレーンウォーカー
リザリィ、硯vs地獄界の魔物
里詩亜vs炎の魔人
ラビエルvs???
 
ラストは地獄界での連戦となります。
誰が、何の為に、何をしようとしているのか。
最後までお楽しみ下さいませ。

リンク Edit

小説家になろうの該当作品に飛ぶ

作品へのコメント欄 Edit


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