神に選ばれし英雄達よ! のバックアップ(No.4)
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- 23 (2016-04-29 (金) 17:35:03)
- 24 (2016-05-04 (水) 00:16:20)
- 25 (2016-09-08 (木) 17:18:07)
- 26 (2018-01-12 (金) 00:59:26)
あらすじ
家族をなくした少年トーヤの前に現れたのは、どこか不思議な雰囲気の少女、エル。
「――やっと会えたね、トーヤくん。私は君のことをずっと探していたんだ」
少年は少女に導かれ、かつての世界に君臨した神々の力を手に入れる。
世界に復活した七つの大悪魔……それを消滅させることが、少年に託された使命だった。
少年は神の力を使い、少女と共に強大な悪魔に立ち向かっていく。
神と悪魔、二つの力が交錯する王道ハイ・ファンタジーここに開幕。
主な登場人物
主人公たち以外の項目については、その章で初登場となる登場人物を記載しています。
主人公たち
トーヤ [第1章~]
この物語の主人公。エルに『英雄の器』として選ばれた、正義感の強い心優しい少年。
東洋の国の出身であり、黒髪に茶色に近い黒の瞳をしている。体格は小柄。家族を亡くしている。
エル [第1章~]
トーヤの前に現れた、腰まで届く長めの緑髪でエメラルドグリーンの瞳の美少女。
図々しくてズボラな部分もあるがとても頼れる、精霊から人間に転生した魔導士である。
トーヤを溺愛している。
シアン [第2章~]
トーヤによって解放される奴隷の少女。丁寧で真面目な性格。犬の獣人であり、肩の辺りまである茶色っぽい髪から獣耳がちょこんと飛び出している。トーヤに救われたあとは、彼と行動を共にするようになる。
アリス [第3章~]
小人族の首長の娘。身長96センチ。漆黒の長髪、瞳の色は深い蒼色。
礼儀正しく義理堅い性格で、トーヤに命を救われた恩返しとして彼に尽くすようになる。弓矢の腕に優れる。
ユーミ [第5章~]
巨人族の巫女である少女。身長は約2メートル50センチ。赤紫色の髪に同じ色の瞳である。
サバサバとした性格で、酒好き。こっそり社から抜け出して酒を飲むことも。
意外と頭が切れる。トーヤを気に入って付いて行くことを決める。
ジェード [第2章~]
シアンと共にトーヤに救われた奴隷のひとりで、犬の獣人の少年。髪の色は茶色。トーヤの良き男友達となる。
第1章(神殿オーディン攻略編)
ユグド(世界樹ユグドラシル)
かつての世界を支えた『世界樹』。現在は『精霊樹の森』を守る樹の精霊となっている。
トーヤを見守っており、彼には『おじいちゃん』と呼ばれ慕われている。
マティアス
トーヤの住む村の村長の息子。トーヤが異民族であることから、彼をいじめていた。
大剣を使った剣術に優れる。
永久(とわ)の魔導士
全てが謎に包まれた魔導士で、金髪碧眼の絶世の美女。
黒いローブに身を包み、風とともに消え去る。
オーディン
「アスガルド神話」の主神。老人の姿をしていて、戦いを好む性格である。
【神器】はグラム、『神化』時はグングニルへと姿を変える。神器は炎と雷を纏う。
第2章(解放編)
ノエル・リューズ
ミトガルド地方の経済を支配する、『リューズ商会』の創始者であり会長の男。
白髪に赤目の、悪魔の血を引く『魔族』のひとり。
メガネをかけているのが特徴。見た目は若いが、実は五十路。
アマンダ・リューズ
白い絹のような長髪で赤目、豊満な体の妖艶な女性。
ノエルの娘で、リューズ商会の幹部である。趣味は紅茶作り。
ルーカス・リューズ
ノエルの息子で、アマンダの弟。誠実で実直な好青年。
トーヤに大剣の使い方を指導する。
設定
アスガルドの神々
アスガルド神話
ミトガルド地方に古くから伝わる神話。その起源はおよそ千年前だというのが通説である。
かつて世界を支配したという神々の誕生、その栄華、そして終末の時(ラグナロク)を描いている。神々の他にも、人間や巨人、エルフなど様々な種族に関する逸話が残されている。
現在はその神話を詳しく知る者は少なく、『ユダグル教』がミトガルドに布教されることで神話に対する圧力は強くなる一方である。
神器
神が持つ特別な力を中に込めた、様々な器のこと。その形は、大剣や短剣、大刀など多岐に渡る。
武器は不壊属性を持っており、膨大な魔力を宿している。魔具の一瞬であるが、魔具など比較にもならない程の威力。
『アスガルド神話』では、かつて神々が地上から去る時に、悪魔の復活に備えて地上に残したものとされている。
神器は使用者の身体能力をある程度強化する効力があり、それを段階的にパワーアップさせたものが『神化』である。
神化
神器の使用者が神の力を直接身に纏い、神に近付くといわれる現象。
戦闘能力は人間のそれよりも遥かに強化され、魔力も飛躍的に上がる。
強力な反面、完全に使いこなすのはかなり難しい技術である。
神殿
神が神器を守るために造った場所。最奥部には神器が隠されている。
アスガルドの神々の多くの神殿は『神の館』と呼ばれ、その名の通り巨大な館の形状をとっている。
神殿には挑戦者を阻む幾つもの罠が仕掛けられており、攻略するのは命懸けといわれる。
神殿に入る前にも『迷宮』が存在しており、そちらは森や洞窟など自然の中に存在する。
舞台
ミトガルド地方
スウェルダ、ルノウェルス、フィンドラ、マーデルの四国からなる地方。
寒さの厳しい気候で、雄大な大自然を誇っている。
マーデル以外の三国は半島に位置し南の国々とは離れた距離にあるため、古来から独自の文化が形成されていた。
だが、近年ユダグル教の半島上陸とともに独自の文化も薄れつつある。
モチーフは北ヨーロッパの国々。
スウェルダ王国
ミトガルド地方一の豊かさを誇る国。国家は500年以上続く歴史がある。
モチーフはスウェーデン。
作者名
憂木 ヒロ
ジャンル・キーワード
ジャンル ファンタジー
キーワード ファンタジー ネット小説大賞 ネット小説賞感想希望 神話 英雄 悪魔 冒険 剣と魔法 ハーレム 異世界 美形 中世 戦い ヒーロー MF新人賞1
この作品のここがオススメ!
大事な両親と妹をなくした少年の目の前に現れたのは、一見すると汚い格好の少女でした。けれどこの少女は不思議な存在で、少年を導いていきます。
どこか不思議な雰囲気の少女と、孤独を抱える少年の冒険が少しずつ世界を大きな波紋へと導く。
謎に満ちた世界と物語で、段々とヒートアップしていきます。
戦いの果てに何を見つけるのか。
1話分がお手軽な文字数なので、ちょっと見たいという方にはお勧めです。
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