MATTO-A5 のバックアップ(No.4)
あらすじ
祖父亡き後――イタリア四大マフィアの一つアルジェント組織を継いだヴェルヴィオ・カイン・ベルゴオッティは、面倒事が嫌いな性格ながらも彼が築き上げた組織の勢力維持とアルジェントが『ヴァンパイア組織』だという秘密を護るため渋々ボスとして働いていた。
そんなある日、禁忌を犯し祖父を裏切ったカストがカイン家の――つまりはヴェルヴィオの『瑞々しい血』を手に入れるべく自ら本性を現した。しかしウルフの加勢によりもう一歩のところで取り逃がしてしまう。アルジェント組織は元老幹部計四名を失い、完全なる敗北を味わった。
けれどヴェルヴィオは持ち前の明るさで部下達を奮い立たせる。自分のゲームはこれからだ、と。
そして数日もせずヴェルヴィオはコミッションに出席するべく、数人の部下を連れナポリへ飛んだ。その飛行機内で狼族の王ロト・リュカーオーンと出会い、コミッションを終えた後に彼からカストの裏に互いの父が絡んでいた事実を告白された。加え新たな罪、ヴァンパイアとウルフの混血種サングエミストが誕生した不運を知る。
相容れぬ一族であるもののヴェルヴィオは己の誇りで動くロトを気に入り、彼の申し出もあって三人とサングエミストを倒すため共に行動した。
それから部下やロトの情報をもとにポテンツァへ移動し、そこですべての戦いが終わった。ようやく長くて短い悪夢から解放されたのだ。
ヴェルヴィオはロトと別れ、仲間の待つシカゴへと帰還する。
主な登場人物
【主人公】
ヴェルヴィオ・カイン・ベルゴオッティ
【現幹部首座兼顧問】
ジョゼ・パダラメンティ
【現幹部】
ヴァルド・ベンツァー
ロベルト・ボナヴェントゥーラ
フラン・カロ・バルドーニ
【BOSS専属の陰影隊】
イチゴ
ブドウ
設定
【舞台】
イタリア&シカゴ
【ARGENTO組織】
*イタリア四大マフィアの一つ
*本拠をシカゴに移している
*裏の顔はヴァンパイア
【ARGENTO構成】
BOSS(ボス)――顧問(コンシリエーレ)
↓
アンダーボス(不在)
↓
幹部(カポ・レジーム)
↓
構成員(ソルジャー)
↓
準構成員(アソシエーテ)
※陰影隊は序列に含まれない
※顧問は組織の中でも重要ポスト
通常、幹部を通してしかボスと接触できない構成員が
幹部と問題を抱えたときに直接相談できるよう設けられた。
【ヴァンパイア構成】
宝血(ほうち)
↓
純血種(じゅんけつしゅ)
↓
混血種(こんけつしゅ)
↓
雑種(ざっしゅ)
※宝血は王、純血種はヴァンパイア貴族とも言う
【MATTO-A5 簡単な用語】
*元老幹部(げんろうかんぶ)
*現幹部(げんかんぶ)
*幹部首座(かんぶしゅざ)
作者名
咲之 美影
ジャンル・キーワード
ジャンル ファンタジー
キーワード 残酷な描写あり/マフィア/イケメン/忍者/イタリア/シカゴ/美青年/ヴァンパイア/ウルフ/吸血鬼/BL風描写あり/天使/悪魔
この作品のここがオススメ!
イタリア・シカゴを舞台としたヴァンパイア・マフィアファンタジー!
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