本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ のバックアップ(No.5)
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書籍
あらすじ
本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いくら読みたくても周りに本なんてあるはずない。本がないならどうする? 作ってしまえばいいじゃない。目指すは図書館司書! 本に囲まれて生きるため、本を作るところから始めよう。※最初の主人公の性格が最悪です。ある程度成長するまで、気分悪くなる恐れがあります。(R15は念のため)
主な登場人物
●マイン→ローゼマイン
司書になる直前に本に押し潰されて死んだ大学生の意識を持つ美少女
本来のマインの意識が病気の苦しさに耐え兼ねたときに(転生タグがあるので前世だと思われる)麗乃の人格が蘇った
幼児期には、身食いと呼ばれる奇病のために
成長が遅れがちで病弱と思われていたが
実は貴族にしかないはずの魔力が豊富なゆえの弊害だった
神殿で神官長の庇護の下、青色巫女見習いとなり、逆に魔力を生かせる生活(と神殿内の図書室に出入りする権利)を手に入れるが
神殿長の計略により、他領の貴族に誘拐されかける
それを守ろうとした家族を庇うため、領主の養女として生きる事を決める
前世でも、今生でも、周囲にドン引きされるほど本を異常に愛しており
貴族か大富豪でなければ手に入らない超高価な羊皮紙本のかわりに植物紙を自作して安価な本を広めようとしている(本が広まる→読書人口が増える→本を書く人が増える→たくさんの新しい本が読める!)
倫理観が現代日本人のままであるためか、基本的には身分差にはこだわらず
どんな相手にもチャンスを与えるため、周囲にはお人好しと認識されている
実際は、家族や身内と定めた人々と本以外に対しては
無関心とも寛容ともとれる性格だが
これらに関しては理性が飛び、周囲を驚かせる行動もためらわない
●ルッツ
マインの体調管理に優れた幼馴染みの少年
マインの商売のパートナーで、彼女の発明品を形にするのは
自分だという自負を持つ
職人の息子ながら、夢を叶えるためにベンツの元で商人になるための修行をつむ
●トゥーリ
マインの1つ上の姉
素直で優しくて、真面目な美少女
ルッツ達とは幼馴染み
どのような形でもいいからマインと関わりを持ち続けたいと
貴族の衣装も任されるお針子を目指し、勉強や修行に余念がない
●ギュンター
マイン、トゥーリ、カミルの父
街の内と外を守る門の兵士
家族を守るためなら、貴族にでも立ち向かう
●エーファ
マイン、トゥーリ、カミルの母
染色の職人
手先が器用で細かい作業もこなす
●カミル
マイン、トゥーリの弟
生まれた直後に離れ離れになったマインの顔は覚えていない
●ベンノ
マインがお世話になっている商人
服飾専門のギルベルタ商会は妹夫婦に任せ
ルッツやマルクと共に、マインの生み出す
様々な発明品を売り出すプランタン商会を興す
真面目で面倒見がよく、暴走しがちなマインを叱る係
●フェルディナンド(神官長)
神殿や貴族社会でマインの保護者役をしている美青年
前領主の息子であるが、私生児として正妻に疎まれ、神殿入りしていた
異母兄である現領主ジルヴェスターとの仲は良好
領地内でも屈指の魔力と頭脳と奸計の持ち主で
領主候補生、文官、騎士と一人で何役もこなせるが
それゆえに過労死寸前の苦労人
部下や身内からはスパルタの合理主義者として恐れられるが
その一方でフェシュピール(竪琴に似た楽器)を爪弾く姿には
失神者が出るほどの熱狂的ファンを持つ
※神官=男・巫女=女
●神殿長
前領主の正妻の弟で現領主と神官長の叔父にあたる老人
貴族としては魔力が少なかったため、神殿に預けられるも
姉からの溺愛と身分を笠にきて長年、神殿を牛耳っていた
マインの魔力に目をつけ、他領の貴族に売り飛ばそうとするも
領主に捕えられ、過去の罪共々、裁かれて処刑された
●フラン
マインの筆頭側仕えの灰色神官
仕事から体調管理までマインの神殿内での生活のフォローをする
紅茶を淹れる腕前は一級品
●ギル
マインの側仕えの灰色神官見習い
当初は懲罰房常連の悪童だったが、孤児院を救ったマインを尊敬し
有能な側仕えの道を歩み始める
●ヴィルマ
絵が非常に巧い灰色巫女
男性恐怖症だが、神官長の美貌には見惚れた
●ロジーナ
フェシュピールの名手の灰色巫女
設定
作者名
香月 美夜
ジャンル・キーワード
ジャンル ファンタジー
キーワード R15 ファンタジー 異世界 転生 女主人公 日常 主人公成長物 司書になるためには 本作りから始めよう 失敗続き