コロニー・ワールド ~幻術使いは暗躍する~ のバックアップ(No.50)


あらすじ Edit

古木卓也はいじめられっ子の中学生。彼はある日、クラスメート達と共に救世の勇者として異世界へと召喚される。そこで勇者達は様々な特殊能力に目覚めた。相手の心を読む能力、肉体を強化する能力等を仲間達が手に入れる中、卓也の能力は『たまに右手が疼く能力』という役に立たないものだった。その上ステータスも低く、無能の烙印を押される事となる。
そんな古木卓也は、主人公ではない。

主な登場人物 Edit

召喚された勇者 Edit

 神代聖騎(かみしろまさき) 
 主人公。ユニークスキルは、相手の感覚を幻覚等によって騙す『騙し(チート)』。元々クラスに友人と言える存在はいなかったが、元の世界に帰る為、そして『ある目的』を果たす為にクラスの者達を利用する。利用価値の無いと判断した敵は顔色も変えずに容赦なく殺す程の残虐性を持つ。艶やかな黒髪のおかっぱ頭と中性的な容姿が特徴的。適性属性は光。
 ネタバレ(ドラッグで読めます):魔王ヴァーグリッドと神代怜悧の子。正確にはヴァーグリッドのデータを基に作った人工精子を怜悧の体内に注入することで生まれた存在。
生まれながらにスペックが高く、常に周囲から特別視されていた為に平凡な存在になることを望んでいる。もしも元の世界に帰れた場合、『異世界に行っていた者』として更に特別な人間と見られて生きていく事を危惧しており、一度元の世界の人間を全て異世界(コロニー・ワールド)に召喚し、ある程度時が経ってから全員で元の世界に帰り、全人類が『異世界に行っていた人間』という平等な存在になる事を目的とする。
 古木卓也(ふるきたくや)
 もう一人の主人公。ユニークスキルは、右手がたまに疼きだす『疼き(ティングル)』。典型的なクラス転移ものの主人公。ステータスが低い上に使えないユニークスキル出会たことから一時期拗ねていたが、自分のユニークスキルの正体が、普段能力が奪われる代わりに、一時期的に力を解放する事が出来るという能力であった事を知ってからは自分の力に自信を持ち、打倒魔王に向けて、エリスと共に旅に出た。その後、紆余曲折あって魔王と戦う事を目的とした戦闘ギルド『ファルコン騎士団』のリーダーとなる。適性属性は無。
 舞島水姫(まいじまみずき)
 もう一人の主人公。ユニークスキルは、手で触れた相手のスキルを奪って自分の者にする事が出来る『奪い(プランダー)』。異世界転移後はクラスで唯一戦う事を拒んだが、新たな世界での暮らしが気に入ったため、元の世界に帰る為に戦う聖騎達とは敵対して魔王軍に協力する。適性属性は水。
 藤川秀馬(ふじかわしゅうま)
 眉目秀麗で文武両道な少年で、元の世界では学級委員長。ユニークスキルは相手の心を読む事が出来る『読み(リード)』。まっすぐな性格であるが聖騎の心を読んだ際に精神が壊れ、彼の目的のために協力する。適性属性は風。
 永井真弥(ながいまや)
 卓也の幼馴染で、彼に好意を寄せている。元の世界では副委員長で、人の世話を焼くのが好きな性格。ユニークスキルは相手の体力を回復する『癒し(ヒール)』。異世界に来て不安なクラスメート達を勇気づける。適性属性は木。
 国見咲哉(くにみさくや)
 クラスの不良グループのリーダー格。ユニークスキルは触れた物を斬る事が出来る『斬り(カット)』。手で触れた物のみならず、魔術によって生み出した剣にも能力を適用し、魔術攻撃が聞きにくい相手にダメージを与える事が出来る。聖騎には協力的。適性属性は炎。

 桐岡鈴(きりおかりん)
 クラス女子の中で最も影響力を持つグループの少女で、咲哉の恋人。ユニークスキルは体から能力付加などの効果を持つ香りを出す事が出来る『香り(フレグランス)』。頭が切れる。適性属性は氷。
 西崎夏威斗(にしざきかいと)
 咲哉の親友で、不良グループのナンバー2。ユニークスキルは触れた物に穴を開けられる『掘り(ディグ)』。軽薄な印象を与える風貌だが、友達思い。適性属性は雷。
 武藤巌(むとういわお)
 秀馬の親友。体格がよく、中学生離れした肉体の持ち主。ユニークスキルは自分の肉体を強化できる『高まり(エンハンス)』。適性属性は土。
 山田龍(やまだりゅう)
 元の世界ではアニメやゲームを好んでいた少年。ユニークスキルは遠くの物や壁に阻まれた物等を観て、それを他の者と共有する事が出来る『観(ウォッチ)』。聖騎に協力する。口癖は「~ですな」。適性属性は木。
 柳井蛇(やないへび)
 龍の親友で、彼同様アニメやゲームを好む。ユニークスキルは遠くの音や小さな音を聴く事が出来、それを他の者と共有する事が出来る『聴き(リスン)』。聖騎に協力する。口癖は「~ですぞ」。適性属性は木。
 黒桐剣人(くろきりけんと)
 龍や蛇とも仲が良い少年で、趣味はオンラインゲーム。ユニークスキルは体や持ち物を透明化出来る『消え(ディスアピアー)』。黒ずくめの衣装を好み、二刀流で戦うが某ビーターとは関係ない。決して関係ない。 適性属性は闇。
 土屋彩香(つちやあやか)
 真弥の親友で背の高い、活発な少女。ユニークスキルは選択した相手が使う魔術の威力を増幅させる事が出来る『膨らまし(アンプリファイ)』。優しいが故に傷つきやすい真弥をよく励まし、支える。適性属性は土。
 草壁平子(くさかべひらこ)
 真弥や彩香と仲がいい、大人しめな少女。ユニークスキルは壁を発生させられる『防ぎ(ガード)』。人一倍ホームシックであり、両親の事を思い出してはよく泣いている。適性属性は土。
 宍戸由利亜(ししどゆりあ)
 平子の親友で、誰に対しても敬語で話す少女。ユニークスキルは対象に自分の魔力を分ける事が出来る『与え(サプライ)』。少し天然。適性属性は風。
 佐藤翔(さとうしょう)
 咲哉に取り巻く不良少年。ユニークスキルは金属製の武器を生み出す事が出来る『創り(メイク)』。適性属性は水。
 鈴木亮(すずきりょう)
 咲哉に取り巻く不良少年。ユニークスキルは自分の体を倍に増やす事が出来る『増え(マルチプライ)』。適性属性は金。
 高橋梗(たかはしきょう)
 咲哉に取り巻く不良少年。ユニークスキルは投げたものを確実に狙った対象に当てる事が出来る『射り(スナイプ)』。適性属性は金。
 面貫善(つらぬきぜん)
 正義感溢れる熱血漢。ユニークスキルは体から炎を放出し、それを自在に操る『燃やし(バーン)』。適性属性は金。
 司東煉(しとうれん)
 ストイックな性格で、やや近寄りがたい雰囲気だが実は心優しい少年。ユニークスキルは手で持てる程度の物を二つまで浮かし、自由に動かす事が出来る『浮かし(フロート)』。京都の名家出身で、家の命令により異世界に向かった。適性属性は炎。
 御堂小雪(みどうこゆき)
 礼儀正しいお嬢様。ユニークスキルは触れたものを毒で蝕む『毒し(ポイズン)』。京都の名家出身で、煉とは幼馴染。彼と共に異世界に行く事を決意。適性属性は氷。
 伊藤美奈(いとうみな)
 明るい少女。ユニークスキルは無から能力付加効果を持つ衣服を作り出す事が出来る『織り(ウィーヴ)』。適性属性は炎。
 波木静香(なみきしずか)
 活発な少女。ユニークスキルは一度見た生物に変身する事が出来る『化け(チェンジ)』。適性属性は水。
 渡瀬早織(わたせさおり)
 元気な少女。ユニークスキルは他人の体を乗っ取る事が出来る『憑き(ポゼス)』。適性属性は雷。
 フレッド・カーライル
 アメリカからの留学生で、日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語を自在に操る陽気な少年。愛称は「フレディ」。ユニークスキルは体からいかなる音をも鳴らす事が出来る『奏で(プレイ)』。適性属性は光。
 数原藍(かずはらあい)
 不良少女。椿の双子の姉。ユニークスキルは同じ能力を持つ者同士で意識を共有したり、ステータスの貸し借りが出来る『繋がり(コネクト)』。適性属性は闇。
 数原椿(かずはらつばき)
 優等生。性格は正反対で、藍との仲も最近はあまりよくない。姉と同じユニークスキルを持つ。適性属性は光。
 吉原優奈(よしわらゆな)
 不良少女。絵に描いた様なギャル。ユニークスキルはいかなる匂いをも嗅ぎ分ける『嗅ぎ(スメル)』。物理的な匂いだけではなく、対象が善人か悪人か等も分かる。適性属性は炎。
 有森沙里(ありもりさり)
 不良少女だが、実は少し無理をしている。ユニークスキルは風を操る『吹かし(ブロウ)』。適性属性は氷。
 浅木初音(あさぎはつね)
 マイナーなローカルアイドルグループに所属する少女。ユニークスキルは触れた物の硬度を自由に操る事が出来る『溶かし(メルト)』。適性属性は木。
 緑野星羅(みどりのせら)
 ボーイズラブを愛する腐女子。ユニークスキルは自分の体力を他の者に与えられる『分け(シェア)』。適性属性は木。
 石岡創平(いしおかそうへい)
 ノリの良い少年。煉と仲が良い。ユニークスキルは、受けた攻撃を倍にして返す『返し(カウンターアタック)』。適性属性は土。
 久崎美央(くざきみお)
 ボーイッシュな少女。ユニークスキルは指定した相手の感情を揺さぶる事が出来る『揺らし(シェイク)』。適性属性は雷。
 百瀬練磨(ももせれんま)
 明るい少年。ユニークスキルは任意の場所に瞬間移動する事が出来る『跳び(ジャンプ)』。適性属性は風。
 鳥飼翼(とりかいつばさ)
 多趣味で顔が広い少年。ユニークスキルは動物や魔物など、ある程度知能の低い生物を従わせる事が出来る『馴らし(テイム)』。適性属性は風。
 振旗二葉(ふるはたふたば)
 天振学園の創始者である振旗誠一郎の孫で、理事長である振旗葉一郎の娘で、学園高等部生徒会長である振旗一葉の妹。クラスの中では大人びていて、発育も良い少女。ユニークスキルは触れた相手の魔力、または体力を奪う事が出来る『吸い(ドレイン)』。適性属性は闇。

エルフリード王国 Edit

 エリス・エラ・エルフリード
 エルフリード王国第一王女。魔王軍から人族を守るために、異世界から勇者として神代聖騎達を魔術によって召喚した。優しい心を持つ少女。マリーカの死亡以降、古木卓也と共に魔王を倒すための旅に出て戦闘ギルド『ファルコン騎士団』の幹部となる。
 マリーカ・バーミリオン
 エルフリード王家に仕えるメイド。メイド服に隠し持った苦無を投擲して戦う。また、身体能力はかなり高い。レズビアンであり、エリスや部下のメイドとは関係を持っている。魔王軍に寝返った舞島水姫によって殺される。実は近衛茉莉の人格をコピーした『PALADIN』。
 ナターシャ・スカーレット
 エルフリード王家に仕えるメイド。マリーカを尊敬している。エリスが卓也と共に旅に出た際には彼女達の後を追い、『ファルコン騎士団』のメンバーとなった。
 エルバード・エラ・エルフリード
 エルフリード王国の国王。聖騎達には厳しい態度を取るが、これは勇者召喚をしたエリスに向けられる悪意を自分に向けさせるためであり、本来は心優しい人物であり、国民からも慕われる。舞島水姫に殺される。
 エリオット・エレ・エルフリード
 エルバードの弟。亡くなった彼に代わり、エルフリード王国の国王となる。凡庸な人物と評される。

研究者 Edit

 神代怜悧(かみしろれいり)
 神代聖騎の母親で、聖騎達が飛ばされた異世界をコンピュータを通して観察している。中学生である聖騎の母親であるにも拘らず、20代後半程度の容姿を持つ美女。本業は生物学者で、未知の生物を作り出す研究をしている。
 天原考司郎(あまはらこうしろう)
 神代怜悧からは「先生」と呼ばれる老人。童貞。怜悧を研究に誘ったとの事だが詳細は不明。
 近衛茉莉(このえまつり)
 神代怜悧の大学時代からの友人。人工知能の研究をしていて、人工知能『PALADIN』の開発者。怜悧に代わって聖騎を育てた。
 ゲオルク・ボクスベルク
 ドイツ人の民俗学者。幼い頃に妖精を見たという出来事があり、それがきっかけで民俗学の研究を始めた。その後天原らの研究を知り、彼らの協力を得て異世界の研究を始めた。
 九条琴乃(くじょうことの)
 京都にある組織の人間。当初は直接的に関わる姿勢を見せなかった組織の路線変更により、計画に加わる。

リノルーヴァ帝国 Edit

 ギザ・ラクノン
 ラクノン家の当主である壮年の男。民からは高い税をむしり取っている上に女癖が悪く、正室や側室のみならず、婚姻関係を結んでいない平民との間にも沢山の子供を作っている。しかし武芸の才能は超一流であり、兵士達からは尊敬を集めている。
 メルン・ラクノン
 ギザ・ラクノンと平民であったアルン・アレインとの間の娘。両親の血を受け継いだ為か武芸の才能があり、特に弓の腕はかなりのもの。
 元々権力には興味が無かったが、神代聖騎からの誘いの言葉や従者のフェーザの後押しにより、リノルーヴァを暴力によって統一しようとするギザの代わりに、リノルーヴァの女帝となる事を目指す。人を見るだけでその人物が善人か悪人かを見分ける事が特技。亡き母のものと同じ桃色の髪が特徴的。
 シウル・ラクノン
 ギザの第一子であり子持ちの青年。端整な容姿であることから民の女からの人気が高い。ラクノン家の頭脳を務め、その知略により数多の敵を倒してきた。誰にでも物腰の柔らかく接するが、メルンからは怪しまれている。
 アルン・アレイン
 故人。弓の達人であり、一兵士として弓を引く彼女に惹かれたギザに目を付けられる。メルンを孕んだアルンはあらゆる手段を用いてギザに媚を売り、彼の側室となって貴族になり、更に媚を売った結果、辺境に領地を与えられた。メルン誕生後、三人の獣人奴隷(ウロス、フェーザ、シュル)と共に彼女を育てて、のんびりと暮らしていた。元々平民だったにも拘らず成り上がった彼女に嫉妬するギザの妻達からは嫌がらせを受け続けた。その結果として過度のストレスにより死去した。メルンには「強くなって欲しい」という願いを込めて、厳しく弓を教えた。
 ダイバン・シノード
 リノルーヴァ帝国内でも民の信頼が篤い事で有名なで有名なシノード家の当主。サリエルによって新帝国の宰相になって欲しいと頼まれる。
 ティト・サイド・マッスエン
 ノアズアークをはじめとする改造獣人の研究の第一人者。

ラフトティヴ帝国 Edit

 シュレイナー・ラフトティヴ
 ラフトティヴ帝国の皇帝。十五歳の時に戦場で死んだ父の後を継いで即位した。現在(物語開始時点)では二十五歳。戦闘能力は格闘、魔術共にこの世界の人族の中でも群を抜いており、勇者である国見咲哉を凌駕するほど。十年の間に帝国をめきめきと成長させ、元々大陸最大の国であったラフトティヴの名を更に広めた。それにも拘らず魔王軍とは戦おうとはせず、他国から助けて欲しいと頼まれても動かない。
 ローリュート・ディナイン
 国内最高クラスの神御使杖の技術者。『美』というものに強いこだわりを持ち、神御使杖の性能だけでなく見た目にも手を抜かない。女言葉を使う同性愛者。元々魔術師の名門であるディナイン家に生まれたが魔術の才能は無く、自分の存在価値が分からないと悩んでいた矢先にガイン・ジルルードに出会い、彼に師事して技術者を目指し、後に『ディナイン工房』を立ち上げて独立した。神御使杖はその人に合ったオーダーメイドのものしか作らないというポリシーを持ち、故に高額になってしまう事から客はほとんどおらず、自分の工房の経済状況はあまりよろしくない。最高の対巨人用魔動人型兵器『ヴェルダリオン』を創り、それが生み出すであろう圧倒的な『美』を見ることが夢。
 マニーラ・シーン
 シュレイナーの従者である女性。頭脳明晰であり、魔術師としての能力も高い。
 ガイン・ジルルード
 ラフトティヴ帝国最大の武器店である『ジルルード工房』の店主。かなりの頑固者だが、技術者としての腕は確か。ローリュートに聖騎を紹介する。
 フレイン・ネルイーヴ
 帝国内最強の集団、ラフトティヴ騎士団英仙隊の一員である風属性魔術師かつ、ディナイン工房の用心棒。また、魔術的な作用を組み込み、身に着けた者に何かしらの付加を与える衣服を織る事が出来る、魔服師という職業も兼ね備えている。ローリュートを尊敬すると共に異性として行為を抱いているが、同性愛者である彼の興味を少しでも引こうと、男性の様な恰好をしている。また家事は一通り出来、女子力は高い。
 キリル・ラフトティヴ
 シュレイナーの弟。魔術や剣術の才能やカリスマ性に恵まれた彼にコンプレックスを抱いている。
 ミオン
 少数種族『多肢族』の少女で、元奴隷。現在はマニーラ配下の少女部隊『凰雛体』の一員。左右に二本ずつ、合計四本の腕を持つ。マニーラの命令で、聖騎の監視をしている。
 

魔族 Edit

 ヴァーグリッド・シン・ダーイン・アーシラトス
 魔王。人族を滅ぼすことを目的としているが、動機は不明。
 ネタバレ(ドラッグで読めます):その正体は近衛茉莉が開発した人工知能『PALADIN』を擬人化したもの。神代怜悧により、彼女にとっての理想の男性を具現化するように思考パターンが創られた。『コロニー・ワールド』の発展を促すために与えられた脅威であり、神代怜悧に与えられたシナリオに従って行動する。
 ハイドランジア
 魔王軍最強の四戦士、四乱狂華の一人。炎を操り、神代聖騎達を苦しめた。
 元は人族であったが、ある日住んでいた村に現れた盗賊に妹を殺され、自身も捕まって以来、人を憎むようになる。この時世界に絶望し、世界から目を逸らす為に自分の両目を潰した。その後ヴァーグリッドとアルストロエメリアに助けられ、ヴァーグリッドの力により魔族となる。また、アルストロエメリアには戦い方を教えられ、「師匠」と呼ぶようになる。その後目が見えずとも、物体の位置や形を把握できる、第六感の能力を手に入れた。
 最期には聖騎の幻覚によりトラウマを刺激されながら死んでいった。
 ファレノプシス
 魔王軍最強の四戦士、四乱狂華の一人。右手からは冷気を放ち、左手では異空間を作る事が出来る。この異空間を『棒輪(ぼうりん)の間』と呼ぶ。棒輪の間についての説明は後述。ヴァーグリッドの「勇者を連れてくる」という命令により卓也を拉致しようとしたが聖騎の妨害に遭い失敗。その後マリーカと水姫により満身創痍に陥るが、魔王軍に協力することを決めた水姫により助けられ、勇者として彼女をヴァーグリッドの下へと連れて行った。ハイドランジア曰く「四乱狂華の中でも最弱」。
 アルストロエメリア
 魔王軍最強の四戦士、四乱狂華の一人。武人のような雰囲気であり、ヴァーグリッドに忠誠を誓う。
 生まれながらに視力を失っていたが、努力の結果近くにいる物体のステータスを読む能力と、第六感を手に入れた。また、風を操る魔法の使い手である。
 得物は刀で、ヴァーグリッドから与えられた『空(シューニャター)』という刀を愛用する。風により体の動く速度を高めることで、超高速の格闘戦が得意。基本無愛想だが、ハイドランジアの師となって彼女に戦い方を教えるなど、面倒見がいい一面もある。
 また、戦闘を好み、ノアズアークとの戦闘の際には感情を昂らせ、好敵手として認めた。
 エリスの母親であるイリスを殺した張本人でもある。
 パッシフローラ
 魔王軍最強の四戦士、四乱狂華の一人。ゆっくりとした話し方をするが、人質を取って敵を従わせるなど残忍な一面も持つ。大地を操る魔法と、触れた対象の時を戻す魔法が使用可能。また、ある程度自分がダメージを受けたら自動で時を戻すという機能も併せ持つ。なお、時を戻す事により記憶も元に戻るという欠点が有る。
 マスターウォート
 天原考司郎の思考パターンを完全にコピーした『PALADIN』を擬人化したもので、ヴァーグリッドの側近。白髪の紳士然とした老人である。死体を操る能力を持つ。
 バーバリー・シーボルディ
 神代怜悧の思考パターンを完全にコピーした『PALADIN』を擬人化したもので、初代四乱狂華の一人。水を操り、現在は不治の病によって床に臥せている。
 サンパギータ
 近衛茉莉の思考パターンを完全にコピーした『PALADIN』を擬人化したもので、ヴァーグリッド城に仕えるメイド。およそ100の個体が存在し、それぞれが違う能力を持つ。

妖精族 Edit

 ツン
 旅の途中で聖騎達が出会った妖精族。体を透明化する事が出来る『スクルアン』という種族。水を操る能力を持つ。初めは人族に敵意を抱いていたが、心を開くようになる。
 サリエル・レシルーニア
 『棒輪の間』に閉じ込められていた聖騎が出会った、『レシルーニア』という種族の族長。自分が命を奪った生物の魂を呼び出して使役する、という能力を持つレシルーニアは古来より魂に関する研究を行っていたが、彼女は魂がどこか異世界から来ているのではないか、という仮説を立て、研究を続けていくうちに、異空間へと続くと思われるゲートらしきものを発見する。しかし偵察として送った魂が帰って来なかったことから、『ゲート』に関する研究には慎重。聖騎と出会った際には彼と意気投合し、『契約』を結んだ。その時「サリエル・レシルーニア」という名を彼から付けられた。
 ラグエル・レシルーニア
 レシルーニアのサブリーダー的な青年。突飛な行動をとるサリエルのフォーローをしつつ部下達をまとめる苦労人。
 ヨフィエル・レシルーニア
 レシルーニアのお調子者な少年。
 レミエル・レシルーニア
 レシルーニアの控え目な少女。古木卓也らと行動を共にする。
 マリア
 スクルアンで、司東煉と契約を結んだ。名前はスクルアンの「透明になる」という能力から「クリア」と名付けられたが、それでは名前らしくないということで、煉により1文字変えた「マリア」という名を与えられた。態度に出しているつもりは無いが、名前を気に入っている。冷静な性格。
 オーベロン・ノレボ
 通称、妖精王。妖精族最強の種族と目される『ノレボ』の族長。ある一定の範囲内に存在する全ての妖精族の意識を読み取り、逆に自分の言葉を伝える事が出来る。また、対象の精神に刺激を与えることも可能な種族である。人族を憎み、魔王軍に協力している。その際にヴァーグリッドとは契約を結んだ。

巨人族 Edit

 ミーミル
 聖騎がラフトティヴ帝国で購入した巨人族の奴隷。普通の巨人族に比べて知能が高い。
 巨人王

獣人族 Edit

 レウノ
 ライオンの獣人。獣人奴隷を解放すると言った面貫善達を当初は怪しんでいたが、後に信用するようになる。その後獣人達を奴隷にしていたリノルーヴァ帝国の国民を片端から皆殺しにしようとしたが、これを善に止められる。しかし善との決闘の結果互いを認め合い、彼と親友となる。そして、獣人と人族の関係向上の為に各地を転々とするようになった。
 ミーク
 ファルコン騎士団の一員となったネコの獣人。元々奴隷であったが古木卓也らに解放されて以降、彼と共に行動することになる。
 ノアズアーク・キマイラ
 リノルーヴァ帝国の研究によって生み出された獣人。「最強の獣人奴隷」をコンセプトとして造られた。コードネームは『七番目』。ゴリラの筋力、象の皮膚、猛禽類の様な爪と翼、龍の尾、虎の牙、ユニコーンの角などを併せ持つ、身長3メートルの巨漢。肌は緑色で髪は赤い。
 ウロス
 犬の獣人奴隷。メルン・ラクノンに仕える。忠義芯が強いが、心配心も強い故によくメルンを叱る。獣人奴隷の中では最も戦闘力が高い。
 シュル
 猿の獣人奴隷。メルン・ラクノンに仕える。ガサツな雰囲気であるが、料理や清掃などの家事が得意。ウロスとは文字通り犬猿の仲。
 フェーザ
 雉の獣人奴隷。メルン・ラクノンに仕える。メルンの配下奴隷の中では唯一の女性であることもあり、身の回りの世話を担当したり、相談に乗ったりする機会が多い。
 ロウン
 獣人最強の種族と呼ばれる、龍人族の族長。獣人を奴隷として使役する人族を憎み、ヴァーグリッドを崇拝している。
 ユダ
 リノルーヴァ帝国の研究を元にバーバリーによって創られた獣人族。コードネームは『十三番目』

神族 Edit

 ロキ

機人族 Edit

 アジュニン
 

設定 Edit

世界観 Edit

 神代聖騎達が飛ばされたのは、魔王軍によって人類の絶滅が危惧されている世界。山田龍や柳井蛇はこの世界を最近流行りのネット小説にありがちな世界に似ていると指摘した。後に聖騎は電脳世界ではないかという仮説を立てる。しかし、神代怜悧によるとその仮説は「30点」とのこと。
 ネタバレ(ドラッグで読めます):元々、聖騎達が生まれた世界とは別に存在していた異世界。『世界群』と名付けられた、幾つも世界が集まる空間の中に存在する世界の一つ。電磁波による影響を受けやすい物質で世界全体が構成されており、著名な大学教授であった天原考司郎の研究の結果、コンピュータを使用したプログラムによって干渉が可能となった。
 この世界以外にも似たような世界は存在したが、実験の失敗によって滅んだ。これには神代怜悧や近衛茉理なども関わっている。天原はこの世界を『コロニー・ワールド』と名付けた。天原らによって『コロニー・ワールド』は作り変えられ、あらゆる生物には『ステータス』が存在し、経験値をある程度得るとレベルが上がるという、ゲームのような世界になった。
 『コロニー・ワールド』は、いずれ人口が増えすぎた際に人間を移住させることも考えられており、それこそが名前の由来である。
 
 大陸
 この世界には五つの大陸と、いくつかの島々が存在する。ここでは大陸について説明する。
 ラートティア大陸
 主に人族が棲む、この世界における最大の大陸で、通称『中央大陸』。北部はほとんど魔王軍に占領されているが、大陸中央部に位置するエルフリード王国の奮闘により、以南は何とか守られている。魔王軍という脅威が存在するにも拘らず、諸国は依然として小競り合いを繰り返しており、魔王ヴァーグリッドからも呆れられている。南部の大国『ラフトティヴ帝国』は巨人族を奴隷にしているなどという噂が立つほどの強国であるが、北の大陸とは遠い場所に位置していることもあり、魔王軍との戦いには手を貸さない。東部の国『リノルーヴァ帝国』は獣人族を奴隷として捕まえては売る事で栄えている。西の国『ネクベト王国』では妖精族との交流はされていたが、妖精族の人族召喚以降、『契約』の為に人族を利用しようとしている妖精族の手によって支配されている。
 ヘカティア大陸
 主に魔族、そして魔物が棲む大陸で、通称『北の大陸』。ここに棲む全ての生物はヴァーグリッドを崇めており、忠誠を誓っている。中心部にはヴァーグリッドが住まう巨大な城『ヴァーグリッド城』があり、何枚もの堅牢な城壁と、恐ろしい魔物によって守られている。
 シュヌティア大陸
 主に妖精族が棲む大陸で、通称『西の大陸』。この世界における最小の大陸だが、火山地帯や森林地帯、砂漠地帯など、場所によってまったく違う景色を見る事が出来る。妖精族には個体名や土地に名前を付ける習性は無い。
 エルティア大陸
 主に獣人族、獣族が棲む大陸で、通称『東の大陸』。リノルーヴァ帝国をはじめとした多くの国によって獣人や獣が捕えられ、奴隷にされている。元々自然豊かな大陸であったが、人族が拠点をいくつも作る際に自然が破壊され、それによって絶滅した種族も少なくない。現在では多くの獣人族が怯えて暮らしている。
 バルゴルティア大陸
 主に巨人族が棲む大陸で、通称『南の大陸』。古来、巨人族は人族の脅威として君臨してきたが、『最初の魔術師』とも呼ばれる後のラフトティヴ帝国初代皇帝・ヴェルダルテ・ラフトティヴの活躍により巨人族と戦う術が見いだされ、今では立場が逆転している。
  
 
 私立天振学園
 読み方は「しりつてんしんがくえん」。決して「テンプレがくえん」ではない。
 東京都某所にある中高一貫校であり、創立されてから10年程度でありながら国内有数の進学校としてその名を轟かせている。神代聖騎達もこの学園の中等部に在籍している。創設者は振旗誠一郎。工学関係に力を入れており、中等部の時点でプログラミングの授業がある。他にも、幅広い人材を育てており、その教育水準は高い。それ故に、入学後落ちこぼれた生徒が不良となることも少なくない。特に寮から通う者は成績が落ちる傾向が有る。
 ネタバレ(ドラッグで読めます):その実態は、コロニー・ワールド計画を実行するための研究機関。元々森林地帯だったこの土地に、後に『繋世ゲート』と名付けられる、世界の外へと繋がる穴を発見した振旗が、天原と協力して研究するためのカモフラージュとしてこの学園が創設された。なお、振旗は実験時の事故により死去している。
 この学園の教師は全員コロニー・ワールド計画の研究員であるが、例外として神代怜悧は教育に関わることなく研究に没頭しており、近衛茉莉は神代聖騎の母親代わりをしていた。

魔術 Edit

 一部の人族のみが引き起こす事が出来る特殊な現象。炎、水、風、土、金、木、氷、雷、光、闇、無の11の属性が存在する。
 発動には『神力受球(プロヴィデンスフィア)』と呼ばれる石を先端に埋め込んだ『神御使杖(エンジェルワンド)』という杖と、呪文の詠唱が必要とされる。なお、聖騎達勇者36人は全員、いずれかの属性の魔術が使用可能。
 類似するものとして魔法が存在する。魔族、及び妖精族は生まれながらに使用可能。
 
 各属性についての説明
 魔術は少ない魔力において攻撃魔術は、相手にどれだけ大きなダメージを与えられるかを示す攻撃力、どれだけ広い範囲における相手を攻撃できるかを示す攻撃範囲、呪文詠唱後からどれだけの速さで攻撃を対象に届かせられるかを示すスピードといった3つの観点よって評価される。また、自分や味方の体力を回復させる、防御に使うなど、攻撃以外にも使用可能。
 炎属性:攻撃範囲が広く、攻撃力が高い。攻撃以外には使いにくい。
 水属性:攻撃力は低いが、回復を得意とする。攻撃範囲も広い。
 風属性:攻撃力、スピード、攻撃範囲がバランスよく高い。
 土属性:スピードは遅いが攻撃力はそこそこ。防御としての有用性は高い。
 金属製:スピードは土属性以下だが、防御用としての使い勝手は全属性トップ。
 木属性:攻撃力はまあまあ。様々な植物を生み出すことができるため、幅広い使い方が可能。
 氷属性:スピード及び攻撃範囲は低い。しかし攻撃力は高く、相手を攻撃した際に氷漬けにして行動不能にさせることが期待できる。
 雷属性:スピードと攻撃力がかなり高い。
 光属性:スピードは全属性中トップ。防御、回復、能力付与なども可能であるが、攻撃力は全属性最低。器用貧乏な属性。
 闇属性:攻撃力は全属性最高。しかし、攻撃以外の用途に使うには心許ない。
 無属性:利点も欠点も無い。
 

 呪文
 この世界の人族にとって魔術とは「神から力を借りて起こす事が出来る不可思議な現象」だと考えられている。
 呪文は「何の属性の神から力を借りるか」「力はどれだけ借りるか」「借りた力をいくつに分けるか」「借りた力をどのような形にするか」「それをどのように動かすか」によって構成される。
 例えば、「リート・ゴド・レシー・テーヌ・ト・ワヌ・ラヌース・ストラ」という呪文は直訳すると「光の神から借りた10の力を1本の槍として直線状に飛ばす」、意訳すると「光属性魔術を使うための魔力を10消費して1本の槍を作り、まっすぐ飛ばす」となる。
 呪文に使われる単語は『古代語』と呼ばれており、この世界において過去に使われていた言語だと言われているが、勇者全員が持つスキル『異世界言語理解』を持ってしても訳する事が出来ない。
 古代語の一部を以下に示す。
 フィア=炎 クーア=水 ウィン=風 ソルン=土 タルン=金 ツーリ=木 イース=氷 サーダ=雷 リート=光 クダン=闇 ノマー=無 ゴド=神 レシー=借りる ワヌ=1 トゥ=2 スリン=3 フォ=4 ファイ=5 シク=6 シーヴ=7 エイグ=8 ニネ=9 テーヌ=10 ハンドレ=100 サザン=1000
 

神力受球 Edit

 人が持つ魔力を変換させる効果を持つ石。その製造方法はラフトティヴ帝国に独占されている。(製造方法※グロ注意:生きたままの妖精族が持つ、空気中の物質を魔法に変換する器官を取り出し、特殊な方法で熱する事で製造可能。過去のラフトティヴ人が妖精族を乱獲したことにより、妖精族と人族との間に不和が生まれた。)11種類の属性に対応するものが存在し、例えば炎属性の魔術師ならば炎属性の神力受球しか使えない。また、性能ごとに分けられた九つの階級が存在しており、階級の数値が小さいほど希少で、加工も困難である。
 
   

 第一階級(セラフクラス)     :最も希少で、世界でも目撃例が未だ存在しない。ただし何故か、階級だけは存在する。
 第二階級(ケルブクラス)     :世界での目撃例はシュレイナー・ラフトティヴが所持する1件のみである。
 第三階級(ソロネクラス)     :ラフトティヴ帝国の裏市場で高値で取引されているもので、一般人が手に入れられるものの中では最高級。
                   ラフトティヴの皇族に仕える者に、主に使われている。
 第四階級(ドミニオンクラス)   :表市場に出回っているものの中では最高級で、リノルーヴァ帝国の皇族やエルフリード王国の王族など、
                   大国の権力者に使われている。ラフトティヴ帝国内では将軍の中でも実力のある者に使われる。
 第五階級(ヴァーチャークラス)  :大国の実力者に使われる。
 第六階級(パワークラス)     :ラフトティヴ帝国の一般兵士に使われる。その他大国では将軍クラスで使われる。
 第七階級(プリンシパリティクラス):大量生産されているものの中では最高級。聖騎達勇者に支給された物もこれである。
 第八階級(アークエンジェルクラス):二番目に希少度は低く、小国の名の知れた魔術師、あるいは大国の一般兵に使われている。
 第九階級(エンジェルクラス)   :最も一般的なもので、国の一般兵に支給される。

神御使杖 Edit

 魔術の適性を持つ人間が魔術を使うのに必要な道具で、杖魔力を通す特性を持つ金属による柄を付ける事で創られたものが一般的。理論上は神力受球を持つだけでも魔術は使えるが、直径10センチから20センチのものが一般的なそれを持って戦闘するのは非合理的なので、柄が付けられた。ラフトティヴ帝国では杖の形のみならず、剣や槍などの形のものも存在する。なお、神力受球とは違い、製造方法は他国にも広まっている。

 イマギニス
  神代聖騎がローリュート・ディナインにオーダーメイドで作って貰った、大鎌のような形状の神御使杖。およそ1メートルの長さの柄と希少金属『キレンライト』によって創られた刃部分の接合部に第三階級光属性神力受球を埋め込んでいる。格闘戦闘が苦手な聖騎が使う事を想定して、武器として使うには扱い辛いが、視覚的に相手に恐怖を抱かせる大鎌の形で作られた。別名、命刈魔鎌。
  名前の由来はこの世界の言語で『死神』を表す単語から。メタ的には死神→SINIGAMI→逆にしてIMAGINIS→イマギニス。

登場兵器 Edit

ヴェルダリオン Edit

 正式名称は『対巨人用魔動人型兵器ヴェルダリオン』。その名の通り、巨人族と対等に格闘戦を行う事を目的として開発された、およそ5メートルほどの巨大兵器。名前の由来はラフトティヴ帝国の英雄ヴェルダルテから。初代開発者はハイト・レグニエルで、彼の子孫が代々製造・開発に携わっている。レグニエル家の血を継ぐ者にのみ使用可能なスキル『異空接続』によってコックピットを異空間に接続。搭乗者が異空間で体を動かすと、同じように動く。目、耳等の感覚器官も登場者に共有され、ヴェルダリオンが見た景色を搭乗者が見る事が出来る。

作者名 Edit

 八房 冥

ジャンル・キーワード Edit

ジャンル ファンタジー
キーワード R15 残酷な描写あり テンプレ チート主人公 クラス転移 異世界 中二 厨二 精神攻撃は基本 アンチヒーロー 外道 悪役 SF

この作品のここがオススメ! Edit

よくあるクラス転移ものにSF的な要素を盛り込んだところ

リンク Edit

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作品へのコメント欄 Edit

  • 面白いです! -- L(現∀実)」? 2015-09-08 (火) 21:11:33
  • ありがとうございます! -- 八房冥? 2015-09-11 (金) 00:50:53

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