精霊幻想記 のバックアップ(No.6)


あらすじ Edit

異世界のスラムに生きるリオは渇望していた――母を殺した男の死を、復讐を。だが、七歳のある日、リオは天川春人という幼馴染との約束を果たせぬまま死亡した大学生の記憶と自我を取り戻す。すると、今日を生きることすらままならぬ我が身を危惧し、リオは早々に自立するべく行動を開始した。ところが、幸先よく『特別な力』に目覚めたところで、王女誘拐事件に巻き込まれてしまう。孤児として階級社会の最底辺で生きてきたリオだが、王侯貴族の子弟達が集まる王立学院に転入することになってしまった。お姫様も通う超名門校に一人放り込まれたリオの運命は……。

◆HJ文庫様より「精霊幻想記 3.決別の鎮魂歌」2016年の春頃に発売予定です!
◆HJ文庫様より「精霊幻想記 2.精霊の祝福」2015年12月1日(火)から好評発売中です!
◆HJ文庫様より「精霊幻想記 1.偽りの王国」2015年10月1日(木)から好評発売中です!
◆書籍化に伴いタイトルを「精霊幻想記 ~こんな世界で出会えた君に~」から「精霊幻想記」に変更しました。
◆拙作は処女作であり、習作でもあるため、章ごとに様々なテーマを盛り込んで執筆しております。
◆感想返信は諸事情により誤字・脱字等のご指摘をメインに行っております(他にも返信する場合はございますが、詳しくは2015年1月18日の活動報告をご参照ください)。

主な登場人物 Edit

リオ(理央?)/ハルト=アマカワ/天川(あまかわ) 春人(はると) Edit

本作品の主人公。転生前は大学生で大学の帰りに乗ったバスが事故を起こし死亡した一人で転生時は7歳
クリスティーナとフローラを助けたが牢に入れられたり尋問されたり散々な目にあった。
助けた報奨として学園に通ったがフローラを助けた際に崖に転落し、世間的には死亡したことになり、さらにはフローラを突き落とそうとしたという冤罪により指名手配されることになる
ベルトラム王国を抜け出し、旅をすることにする
精霊術に適性があり、転生時点で人型の精霊と契約を結んでいるため術式契約が出来なかった。精霊の里にてそのことがわかり、訓練してもらい精霊術を使いこなせるようになった。また精霊のことも教えてもらったが眠っている状態であった。
その精霊は聖石による勇者召喚時に目覚めた
ちなみに全属性に適性がある。
ハルトは偽名として使っている。名誉騎士になった際にアマカワという家名を追加した。
母親はヤグモの王族である事がわかったが、本人は王族とは思っておらず、また祖父母達も後を継がせようとは考えていないため、非公認の王族になる(公認しようとした場合は過去の事も全て話さなければならないため)
元の世界に帰るのは春人という人物は既に死んでいるため諦めている
当初は母親を強姦した上に殺したルシウスに復讐しようとしていたが、ルリへの強姦未遂事件により自分の心と向き合い、復讐に生きることはせず、シリウスのことを調べ、生きていたら罪を償わせるが、死んでいるならそれで良いという風に割り切った。
ユバによるとアヤメに似て人の感情に機敏で、そういったところに配慮できるがゼンに似て不器用で誤解されやすいとのこと

アイシア Edit

リオの契約精霊で人型で準高位精霊でもある
聖石による勇者召喚時に目覚めたが目覚めた間もないために自我が多少希薄である

クリスティーナ=ベルトラム Edit

フローラの姉でかなりワガママな性格をしている
リオの事を完全に敵視しており、フローラの発言でも信用することは無かった
ちなみにこのときの性格を恥じている
髪と名前を変えたハルトをリオとは認識していないが既視感がある

フローラ=ベルトラム Edit

クリスティーナの妹で気弱な感じをさせる性格をしている
助けてくれたリオに対し好意を抱いているもよう
クリスティーナと同じく髪と名前を変えたハルトをリオとは認識していないが既視感がある

ロアナ=フォンティーヌ Edit

文字が読めないリトを見て笑い、自尊心を満たしている小物令嬢
後に再会するが性格はあまり変わっておらず、ハルトをリオとは露ほども思わなかった

セリア=クレール Edit

講師の一人でリトに対しては普通に接する相手でリトからも信頼されている
後にシャルルと政略結婚させられそうになるもリオに拉致される(自身から願い出たのもある)
ちなみに伯爵家の長女である
助けてくれたリオのことが好きになり始めている

アルフォンス=ロダン Edit

ロダン侯爵の次男坊で権力を笠にしている典型的なアホ貴族である
全てを権力でなんでも出来ると思い込んでおり、他国においてもその思いこみのままで問題を起こし、実家からも縁を切られかけている
自分のせいではなくハルトやリーゼロッテのせいにしており、そこをレイスにつけ込まれグールにされた挙げ句にアルフォンスと気付かれないままハルトに討ち取られた

スティアード=ユグノー Edit

ユグノー公爵の息子であったが学園における勝手に針路を外れた上にクリスティーナとフローラを危険な目に合わせたことで父親からは見放されかけており、他国で問題を起こしたことにより完全に見放されて騎士以外に進む道は閉ざされた
その時にハルトとリッカ商会を通して契約を結ばされているが内容をよく確認しなかったため(仮にしていても理解出来る頭は持っていなかったと思われる)父親に言われるまで自分たちに不利であることに気づかなかった

リーゼロッテ Edit

リッカ商会の代表で転生者であるので春人と一緒のバスに乗っていた可能性がある

ラティーファ/遠藤(えんどう) 涼音(すずね) Edit

転生者の一人で春人と一緒のバスに乗っていた。享年は9歳
狐獣人として転生したため腹違い(本当かどうかは不明)のスティアードに酷い扱いをされた挙げ句にリオを殺すように命じられた。
案の定返り討ちにあったが奴隷の首輪を外され自由になったが精霊の里に行く方法がわからないためリオと行動を共にした
実はアースラ(最長老)の曾孫であることが判明
当初は精霊術を使えなかったが術式が身体強化魔法(ハイパーフィジカルアビリティ)のみだった為、取り外しも難しくなく、すぐに取り外され、精霊術を教わって使えるようになった
リオをお兄ちゃんと慕っている。別れる際にリオが転生者であることを知った(ただし、その前から気づこうと思えば気づけるヒントは与えられていた(例としては25話目))
実は転生前から春人の事が好きで、他に好きなヒトがいるのはわかっているが振り向かせる為に努力する事に決めた

オーフィア Edit

精霊の里の住人の一人でエルフの女性
人間に対しては嫌疑感しか抱いていない

アースラ Edit

精霊の里の長老の一人で人間に対しても罪人でない限りは普通に接する事が出来るほど器が大きい
実はラティーファの曾祖父であるので彼も狐獣人である

ウズマ Edit

精霊の里の住人の一人で翼獣人の女性
油断していたとはいえ、リオに痛打を与えた人物
後にアースラよりそれは早合点であったことを知り、罪悪感でいっぱいになったがリオ自身はしょうがない事とを気にしておらず、その事を許した
戦士長ではあるがリオを早合点で傷つけた事により謹慎の刑に処された(前述の通りリオは許しているため、精霊の里のルールで良いと言った)
リオと闘った事により完全に吹っ切れた。

サラ Edit

精霊の里の住人の一人で狼獣人の女性
狼の精霊と契約している。ちなみに中位精霊である

アルマ Edit

精霊の里の住人の一人でドワーフの女性

シルドラ Edit

精霊の里の長老の一人でエルフの男性

ドミニク Edit

精霊の里の長老の一人でドワーフの男性

ドリュアス Edit

大樹の精霊で契約者はいないもようだが準高位精霊である
ラティーファとリオに対して精霊祭にて加護を与えた

アーニャ Edit

精霊の里の住人の一人で猫獣人の女性

ベラ Edit

精霊の里の住人の一人で狼獣人の女性

ユバ(湯葉?) Edit

リオの父方の祖母で真実を知っている一人

ゼン(禅?)、アヤメ(彩愛?) Edit

リオの両親で既に故人
ゼンは冒険者で仲間と共にいたが何かにしくじってそのまま死亡。アヤメの護衛であり、アヤメと相思相愛になるも身分の違いから諦めようとしたが、ロクレン王国の王子が色々と難癖を付け、合法的に邪魔なゼンを殺してアヤメを手に入れようとしていたがその時の国王陛下からアヤメと共に逃げるように言われ、逃げることを決めた。その後は国家反逆罪とリオと似たような経緯になっている
アヤメは冒険者であったがリオの妊娠を期に引退した。ルシウスにリオの目の前で強姦された上で殺された。ゼンと同様にヤグモでは国家反逆罪という事になっているがユバやゴウキなど実際には違うという事を知っている人物は多数いる。

ルリ(瑠璃?) Edit

ユバの孫の一人でリオの従姉になる
ゴンに強姦されそうになるもリオにより寸前のところで助かったがその時のリオに対し恐怖してしまった
一応リオには好意を持っているが、それは別段異性ではなく親類としての好意である。
後にリオより実は従弟であることが明かされるが驚きはあったがすんなりと受け入れることが出来た

ドラ Edit

村の狩人の男性

ウメ(梅?) Edit

村の女性

シン(真?) Edit

リオと同い年くらいの少年
ルリの事が好きで近くにいるリオの事が気に食わないが実力などは認めている

サヨ(小夜?) Edit

リオの事が好きな同い年くらいの少女
着いて行きたいが為に精霊術も覚えたが、それでもリオに拒否されたので泣き崩れた。

ゴン(権?) Edit

隣村の村長の息子だが素行がかなり悪く、父親でさえ放置しているほど
ルリを欲しがっており、自分の物にするために強引に夜這い(=強姦)しようするもリオに阻止された挙げ句に古傷を刺激されたリオにボコボコにされた。
その事を咎められ、犯罪奴隷として売られることになり、マトモな人生は送れなくなった
彼の子分達も一般奴隷になるという罪を背負うことになった
父親はもちろん損害を少なくしようとしたが

サガ(佐賀?)=ハヤテ(疾風?) Edit

徴税官の一人でルリの事が好きである
礼儀正しく任務中にも酒は飲まない程にストイックな性格でリオさえもルリの事を任せても良いと思うほど
リオにボコボコにされたゴンを精霊術で治したが苦手なのか中途半端にしか治癒されなかった。
ちなみにリオを止めたのは彼だが止めたのはゴンの為なんかじゃなくルリの為である(ルリの為だからこそリオも止まったものと思われる)

サガ=ゴウキ(剛毅?豪鬼だったら笑える) Edit

ハヤテの父親で鬼神と称されるほどの実力者
昔はゼンや今の妻と共にアヤメを守護する役割であり、真実を知っている一人

サガ=カヨコ(佳代子?) Edit

ゴウキの妻で昔はゼンやゴウキと共にアヤメを守護する役割であり、真実を知っている一人
怒ると怖いらしい

ホムラ(焔?)、シズク(雫?) Edit

カラスキ王国の国王と王妃でリオの母方の祖父母

ルシウス Edit

リオの復讐相手でレイスがあの方と言う謎の人物で元々はリオと同じ国の出身者

サガ=コモモ(小桃?) Edit

ハヤテの妹でゴウキの娘だけあって戦闘狂の気質を受け継いでいる

坂田(さかた) 弘明(ひろあき) Edit

召喚された勇者の一人。
最初は戦う気は無かったがユグノー公爵の罠にあっさりと引っかかり利用されることになる
かなり扱いやすい性格をしている
後にフローラを正室にした(もちろんユグノー公爵の策略)。更にリーゼロッテも狙っているが本人はヒロアキと縁談する気は更々ない
神装は八岐大蛇(ヤマタノオロチ)

千堂(せんどう) 亜紀(あき) Edit

沙月と貴久の召喚に巻き込まれた一人
貴久や雅人とは義理の兄妹だが旧姓は天川で春人の妹で昔は懐いていたが両親の離婚を機に憎むようになる(春人の父親曰く離婚の原因は母親の浮気で亜紀もまた春人の実の妹ではない)
美春と貴久をくっつけたがっているのも春人の影を消すためと思われる

千堂 雅人(まさと) Edit

沙月と貴久の召喚に巻き込まれた一人
リオに訓練を受け、戦闘時の心構えを教えられており、実力的には貴久には及ばないがいざという時は動ける可能性が高い

綾瀬(あやせ) 美春(みはる) Edit

沙月と貴久の召喚に巻き込まれた一人
春人の初恋の人で美春もまた春人の事が好きである
周りからは貴久と付き合っていると思われているが彼女自身は春人一筋のため貴久のことは亜紀の兄としてしか見ていない
リオと春人を重ねてみている事がある
原因は不明だが夢として『春人』の人生を見てしまい、春人が死んでいることを知ってしまった。

千堂(せんどう) 貴久(たかひさ) Edit

亜紀の義理の兄で召喚された勇者の一人で正義感が高い
美春の事が好きなのだが告白までは至っておらず、いつかでも良いと思っている
気づいていないがリオに対して嫉妬しておりリオが美春に宛てた手紙を勝手に読み、リオ=春人であることを知った。リオが人殺しを躊躇なく行える事も知って正義感の高さと嫉妬で嘘をついて雅人、亜紀、美春を強引に国に連れて帰ってしまった

シャルル=アルボー Edit

セリアの婚約相手
好色家でセリアの他にも6人の妻がいる

シゲクラ(重倉?) ルイ(琉生?) Edit

召喚された勇者の一人
少年2人と少女2人が巻き込まれている

設定 Edit

転生者 Edit

今のところリオ、ラティーファ、リーゼロッテの三人の事を指す
現段階においてこの三人しか確認されていないので全員バスの乗客であった可能性があるがリーゼロッテのみ状況が語られていない為不明

転移者 Edit

聖石(ブレイブストーン)によって喚ばれた6人と巻き込まれた人達の事を指す
聖石に喚ばれた6人は神装の効果によってこちら世界の言葉に変換されるため意志疎通は問題なく行えるが、巻き込まれた人たちは自力で修得する必要がある
そのいずれも平和な地球の日本からの召喚だったため、いざという時の行動が出来ない事が多い

魔法 Edit

体内に術式を刻みその術式を発動させることでマナへと働きかけるもの
基本的に人間族なら誰でも使える
元々は魔術と呼ばれ霊具(人間族が言う魔道具や結界)を作るために開発されたもの
術式を刻めば刻むほど精霊術が使えなくなる。
取り外す事も可能であるが、精霊の里の住人のみ可能なのか人間族にも可能なのかは不明
オドの制御のみで使用可能なので修得は簡単だが精霊術に比べて威力などは低めになる

精霊術 Edit

術者本人が直接にオドを操ってマナへとイメージを伝えて働きかけるもの
術式を刻んでなければ使える可能性が高い
オドの制御の他にマナの制御も必須になるため修得するのに(リオでさえ約半年間近く)時間がかかるが魔法に比べたら強力なものになりやすい

精霊 Edit

マナが動物を形どったもの
下位、中位、高位と分かれているが高位精霊は聖魔大戦の時に軒並み消滅しているもよう
そのためドリュアスやアイシアは準高位精霊になっている

作者名 Edit

北山結莉

ジャンル・キーワード Edit

ジャンル ファンタジー
キーワード R15 残酷な描写あり 恋愛 復讐 成長 貴種流離譚 異世界ファンタジー 王道 ややダーク シビアな世界観 転生 トリップ(勇者召喚)

リンク Edit

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作品へのコメント欄 Edit


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