走る少年大開戦 のバックアップ(No.67)


あらすじ  Edit

 小学4年生、真崎大翔は周囲から少しずれているクラスに未公表の精神、発達障害患者で、少々クラスから浮き気味で彼は火事にあったクラスメイトにひどい事を悪意なく言ってしまう。

これが問題になる。

彼はアスペルガー症候群、ADHD(不注意性)、LDだった。 

周りの友人や教師は心配したり転校を勧める。 

そんな時古書を見た三夫の書いた魔方陣から魔法使いの少年ロッド・キッドが突如現れる。 

その頃大翔の運動能力に目を付けた教師たちはスポーツ有名校への転校を提案するが、そこは偶然にもキッドと一緒に調査に来ていたはずが姿を消した魔法使いの友人がいた場所で、転校・学校生活のみでなく一緒に潜入し探すこととなる中、そこに何故か魔法使いの力を手にし悪用する生徒が現れる。大翔は魔法界と人間を巡った戦いに巻き込まれてしまい生き残れるのか

(あらすじは(仮)の段階です。短くするか長くするかもしれません。前に書いたあらすじは別所に保存してあります)

参考*1

参考*2

主な登場人物 Edit

真崎大翔

精神、発達障害の主人公、小学4年生。

アスペルガー症候群、ADHD(不注意性)、LD患者。

ではあるがクラスメイトにはまだ障害が公表されていない。

しかし未公表であっても他の生徒よりのんびりおっとりしたり逆に落ち着かないので異質感はすでに持たれている。

しかしマイペースのようで本人は周りに合わせようと努力はしていて利己主義ではない。

また「何を考えているかわからない」と言うマイナスイメージはあまり持たれず、温和でおだやかでにこやかなイメージで通っている。

歩き方がアメリカの人形劇に似ている。

瓢箪顔で髪の毛が薄い。

猿と子熊を合わせたような顔の形で、目がどこを見ているのかよく分からなかったり口を開けたままだったり生活態度にだらしない所もあり裕福そうなイメージをつけられる事もある外見や仕草だが、いつも明るくポジティブでジョークやものまねで皆を笑わせようとする。大袈裟なフォームで転んだり忘れ物をうっかりしたりするが、人によって捉え方が様々で三夫はそれを「ひょうきん」「皆を笑わせようとしている」と捉えている。

受けていると自分で思ったり、笑ってくれる人の反応に喜んだりするので、自分は周りを明るくしていると思っている。

人との出会いが好きで外で遊ぶのが好き。

誰にでもふにゃっとした表情でにこやかに挨拶する。

しかし、変に馴れ馴れしかったり話題に食い込んできたり、きつい突っ込みを入れたりいちいち手を振ったりして「やあ」と挨拶する事から三夫や宮田以外のクラスメイトには少し引いた目で変わっていると見られている事にあまり気づいておらず客観的視点と認識が不足な点がある。

いつもマイペースで歩いたりしている事から異質感と幸せそうに見える誤解や一種のやっかみから「幸せそうにしやがって」と陰で思われたり言われたりしている。

また異質的なのにスポーツが有能なのも羨望の理由である。

ただADHD特有の何かを独り占めするような事はあまりなく、先生の指示にも一応素直に従う。

体力と運動神経はすごくスポーツをする時の情熱は誰にも負けない。

特に100m走は学年トップだが転校してきた一馬に敗れる。

しかし意外にナィーブな面もあり、特に人に迷惑をかけたり傷つけた時は罪の意識で落ち込みやすい。特に樋口の火事の件では夜通し泣きじゃくった。

周りの人物、教師は特に彼の対処について真剣に論議を重ね、悩んだり腫れ物に触る気持ちだったり反応は様々だがかなり悩んでいる。本人は認識が足りないと言っても他人が自分をどう思ってるかは無頓着ではなく内心気にしている繊細な部分もある。

だからこそ得意のスポーツ時は普段のドジさをカバーし払しょくするための自分の本来の舞台と思っていて体育の徒競走の時間は自分の独壇場の様にすべてをかけて誰にも負けたくないと思っている。走っている時の気迫のすごさは普段の呑気さからは想像もつかない。

他人の目を気にしたり褒められたいことや自分の誇りの為必要以上に頑張る所があり、1番になる事へのこだわりが強くそのため一馬に負けたショックは大きかった。しかし尾をひいたり一馬をやっかんだりすることはなくその後も努力を黙々と続ける。

しかし球技も出来豪速球や変化球も切れがありなにより根性がありしぶとい。相撲部に仮入部してからしばらく続ける。

おおらかであまり怒らないが転校をきっかけに色々な部分が目覚め自立心も強くなる。

キッドの力で魔法やアイテムを使って戦いができるようになる。

一見だらしないようで実は掃除は速く綺麗で動かない灰人の代わりに1人で掃除洗濯をこなす。

三森三夫

絵と文を書くのが得意な大翔の親友。

いつも彼をモデルに絵日記を書く。

おとなしめでインドア派だが外で遊ぶこともある。かと言って根暗な印象はなく友人たちにも温厚で朗らかである。暗い顔より笑顔が多い。

大翔の友人を自認していたが、後に親や教師らから病気に十分な知識がないのに大翔と付き合う事を責められ苦悩する。

転校する事になる大翔を心配し理解しようとする。大翔が皆に好かれていると思っていたが実はそうではないため自分の感じ方や認識と友人や保護者達との違いに驚き人間の冷たさを知り愕然とする。

それが教育者、大人側の病気を配慮・考慮した処置であると言う部分まではまだ理解出来ない。

古い魔法の本に興味が強くありいつも調べ魔法使いを呼び出すのが夢だったが何故彼の書いた魔法陣から魔法使いを呼べるのかはまだ明かされておらずキッドも知らない。

ロッド・キッド

13歳の魔法使い。

魔法界から魔法学校を地上に作る計画のため調査に来ていた所を三夫の書いた魔法陣に呼び出された。

以後大翔達と遊んだり助けるようになる。

外見はかなりスマートで髪は緑色の長髪でいつもさらさら、瞳は青く透明感が強く目はくりっとしていて常にタキシードを着ている。

普段はほうきで空を飛び人間界を調べている。格闘学校に行ったきり行方不明になった仲間カノンを探し、大翔と格闘学校に潜入する。

三夫が何故魔法陣を使えるのかはまだわかっていない。

大翔と協力し魔法を悪用する人間と戦うことになる。手から火(10段階で2程度)を出したり人形を操ったり、人間の能力を上げる、重力攻撃などの魔法を無効化する、植物操り攻撃を枯らし、大翔のボールをパワーアップしエネルギー弾にするなど、若いながら基本以上の魔法は使える。

人の病気を治したりは出来ない。

望月一馬

突然やってきたスポーツの天才転校生。徒競走が最も得意で常に体を鍛えている。一見近寄りがたく木訥で隙がないが、他人の長所をよく理解していて内面は熱い。実は昔はそんなに足が速くなかったが怪我をして手術、リハビリ後急に速くなった。本人は神様に力をもらったと思っている。2回大翔に勝つがどうも本人は完勝したという実感が乏しく「まだ勝っていない、今度も勝負だ」と言う対等な見方をしている。

宮田敦郎

身体が大きくクラスのガキ大将的なイメージを持たれているが、朴訥な性格であまり威張らない。運動が大翔についで出来るためよく練習相手をしている。彼がドジなのを理解し「フォロー」と言い助けている。実は大翔はずれていて友人が少ないのを知っており自分がしっかりしようと思っている。実は大翔と時々走り勝負をするがあまりこだわっておらず、わざと負けたりはしないが負けてもかまわないと思っている。

時任寛

教育実習生。偉い人が言った「人類皆平等」と言う言葉が好きで、病気の人とでも区別なく接したいと考える熱血教師。納得いかない事には先輩が相手でも意見を言う。良い人にかこまれて育ったため人間の裏表や複雑さにうとい部分がある。

巣鴨

時任が入る前からの担任。若い頃は理想に燃え、その後現実との落としどころを見つけていくタイプである。個性を最初は重視していたが特に大翔を受け持つようになってから全体重視の考えになって行った。時々時任に先輩としての忠告をする。ただ真中の様な否定派に対しどっちつかずの態度を取る事がある。

番取健

大翔が格闘学校に転校してから初めてドッジボール対決をした少年。顔も目も丸く短髪ですこしたっている。楕円形の目が冷めていて顔面至近距離にボールが飛んできてもクールで動じない性格。基本的に人を見下しているが大翔には並みでないものを感じていた。高い運動能力を持ち目をぎりぎりまで離さない冷静なキャッチで大翔を追い込むが逆にガッツを引き出す。それからは面倒見がよくなる。しかしそれは認めた相手だけで、運動の苦手な生徒や根性のない相手の事は嘲笑っていて口が悪い。

スターマーク

覆面を被ったキッドの先輩。魔法力は彼より上で、さらに広範囲の人間界の調査をしている。

田辺

クラスの秀才の少年でキッドとの初対面でも臆する事なく話した。

樋口

1話で火事で家が燃え両親を亡くした少年。大翔が無神経な事を言い大トラブルになるが、彼自身は非常に温厚で早く大翔と和解する。

灰人太

格闘学校の寮の大翔のルームメイト。あだなは「廃人」 体が弱く鍛えるため格闘学校に入ったがついていけず登校もしなくなってしまった。ちらかった部屋が好きで片付けると「ぼぼぼ僕は!」と荒れだす。

真中

大翔と違うクラスの担任の24才の女教師。決して差別主義者でないものの大翔を病人として厄介者扱いし度々職員会議で苦言を呈し、クラスを律しチームワークを守ろうとする。

玉越

格闘学校の生徒なのに体が細く、また言動も怪しく木崎=カノンの行方不明に何か知っている雰囲気だったが……

魔法を使って襲いかかってくるその秘密はカノンから魔法の秘密を奪ったからだった。

奈良

大翔に転校後初めて声をかけ、その後半強制でドッジボールに誘ったりする、どこか暗黙のルールやしきたりにこだわる風情がある少年。初対面から偉そうで「新入り」と少し引っかかる言い方をする。格闘学校が厳しいのに疲れていても無理に転校生を頑張らせたり洗礼的に試練を与えようとし、大翔がボールに当たって場外に行こうとした時も新人はまだ去るななどと言う偉そうで変に役割を担った考えを持っている。自分がと言うより従わせるための流儀の力を利用するような所があり、格闘学校はそういう厳しい所と認識していると同時に自分をしごく役のように思っている。

設定  Edit

現代日本+魔法 始めは学園スポーツ体育会系ですが、魔法使いも出てきて大翔が学校に慣れ始めてきた頃魔法バトルファンタジーになり魔法世界から訪問する悪人も出ます。

作者名  Edit

元々島の人

病気等について Edit

ジャンル・キーワード ; Edit

ジャンル ローファンタジー

キーワード 青春 異能力バトル 冒険 熱血 スポーツ バトル 学園 発達障害 魔法 ファンタジー 戦闘 ほのぼの シリアス 男主人公 現代

この作品のここがオススメ!  Edit

序盤はひょうきんで明るく人間好きでありながら未公表の障害であるため周囲からの見られ方などのギャップなどに大翔が悩みながら病気と格闘し三夫や教師、保護者ら複数他者視点からの大翔の見られ方など多くの人達の気持ちを描きながら理解を育みます。

 転校してからは揉まれて色々な経験からたくましく成長し、やがて学校に潜入後行方不明になったロッド・キッドの友人を探すために学校の秘密を探りながら明らかになり現れる魔法を悪用する人間達と魔法を巡った戦いをするようになります。

最初は歯が立たなくてもキッドと力を合わせます。

 熱い気持ちやたくましい成長、周囲との交流や魔法界との出会いと他生徒や謎の魔法使いとの戦いを描き、悪の魔法使いや魔法を悪用する人間はどうやって、何故力を手にしたのか、目的は?魔法界と人間界のつながり、構造やアイテムや三夫の秘密など謎、ミステリー要素もあり、後で秘密が明らかになって行きます。

後、発達障害問題についてより掘り下げたエピソードを新しく挿入しようかとも思っています。より大翔の視点を掘り下げればより子供向けに特化した内容となり対象も絞れます。

 
 
 
 
 

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