*あらすじ [#m693b11c]
「もうこのままでいられないことは、わかっているから。」
決意するたびに、何度も何度も振り返ってしまう。
前に進んだはずなのに、後ろが気になって後戻りしてしまう。
そんな臆病な僕たちだからこそ―。
親から暴力を受ける双子の高校生、日向と彼方。
狭い世界に生きる少年たちの成長を描く青春小説。
*主な登場人物 [#w6ea4ed6]
■高橋日向
双子の兄。一人称は俺。
あまり彼方以外の人と関わろうとしないクールな性格。手先が器用。
■高橋彼方
双子の弟。一人称は僕。
誰に対しても懐っこく、特に女子にモテる。
しかし日向への執着は尋常ではない。
■坂野亮太
クラスメイト。バスケ部。
明るく人当たりもいいが、空気を読めないのがたまにキズ。
日向と仲良くなろうと試みる。
■中村将悟
クラスメイト。金髪バンドマン。
見た目はヤンキーのようで取っ付きにくいが、真面目で人の世話をよく焼く。
亮太とは中学からの友人。
■新田百合
日向に好意を寄せている一年生。
*設定 [#ddd2597e]
『』
*作者名 [#z11f389b]
麻丸。
*ジャンル・キーワード [#k869e858]
ジャンル 青春 恋愛
キーワード 青春 恋愛 高校生 双子 虐待 依存
*この作品のここがオススメ! [#bf6ce523]
3歩進んで2歩下がる。
前に進んだはずなのに、後ろのことが気になって、チラチラ振り返っているうちに、少し後戻りしてしまうそんな双子です。
子供の世界というのは、我々大人からすると、ものすごく狭い世界です。
家と学校、隣町くらいまでの半径20キロくらいの世界が、彼らの世界の全てなのです。
その狭い世界で培われた「普通」は、広い世界での「異常」だと気づけないのです。
その狭い世界を飛び出す勇気がないのです。
そんな狭い世界でウジウジ悩む、愚直で純粋さが、思春期の魅力ではないでしょうか。
*リンク [#o47af1a9]
[[小説家になろうの該当作品に飛ぶ:http://ncode.syosetu.com/n8350ci/]]
*作品へのコメント欄 [#vcbb34d4]
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