竜使いの森 のバックアップ(No.2)


あらすじ Edit

 豊かな自然に護られ栄えたアディンセル。日々繰り返される贅沢な茶会に飽いたセシル姫は、一人で城を抜け出し街で噂の竜使いの住む森に踏み込んだ。
 薄暗い森には見たことのない植物が生い茂り、動物たちが餌を食む。期待しさらに奥へ進むと、そこには見上げるほどの巨体と不思議な銀灰色の髪の男が立っていた。近寄ろうとするセシルを竜たちは威嚇し、男は目も合わせずに帰れと言う。
 城に戻ったセシルは怒りと悔しさから臥せってしまった。
 数日が過ぎ、ようやく公務に戻った時に、悲劇が起こる。新興国ガァラの侵略により、アディンセルは一夜にして滅んでしまったのだ。
 侍女たちの手引きで脱出したセシルが頼ったのは、あの憎い竜使いだった。
 復讐のための力を欲するセシルに、竜使いは竜の卵を一つ与える。それはセシルの心の力を吸って育つという。セシルは懸命に祈るが、卵が孵る気配はない。
 相変わらず竜使いは無礼で厭味ではあったが、その奥に隠された優しさに気付く。他者を思いやり、感謝し、愛する心を知ったセシルは、いつしか誰もが平和に暮らせる世を願うようになった。
 セシルの想いを受け、ついに最強の竜が誕生する。

主な登場人物 Edit

セシル・エノーラ・アディンセル
  アディンセル王家の唯一の姫
ライナス・アルフ・コンラッド
  近衛隊長でありセシルの夫候補
アンナ・セネット
  セシルの侍女
コーザ
  アンナの恋人の少年兵

竜使い

設定 Edit

作者名 Edit

長原絵美子

ジャンル・キーワード Edit

ジャンル ファンタジー 恋愛
キーワード 竜 姫 愛

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