運命を紡ぐ双子と想いのキセキ のバックアップの現在との差分(No.1)
あらすじ
魔法をもとに人類は繁栄し、理想郷と呼ばれたのも遥か昔。栄華を極めた時代も終わりを迎え、人々は古代文明が遺した軌跡をなぞるように今を生きている。移り行く時代の中、それでも各地には未だ色褪せず語り継がれてきた伝承が存在した。
そんな古き時代と新たな時代が交錯する世界で仲良く暮らす双子の兄妹。兄の名はフィオーラ、妹の名はフィアーナ。生まれながら強大な魔素を秘めた二人は、ディズリッド国の西部にある街ファーメルンで考古学者の父と共に平穏な日々を過ごしていた。
「ぼくたちのお母さんってどんな人?」
ある日、二人は長年の疑問を父に投げかける。しかし、父は答えられないと告げて家を出て行ってしまう。取り残された二人は母の面影を求めてついに旅立つ。
魔法等を駆使していくつもの困難を乗り越え、旅を共にする仲間と出会い、双子の兄妹は迷いながらも自分達のペースで静かに、でも確実に目標へ向かい歩んでいく。この星に綴られる伝承を紐解くようにして……。
主な登場人物(一部ネタバレ注意)
●フィオーラ・ベル・クラン・フローチェ・リオ・フィーベリィーアラント
一人称:ぼく/愛称:フィオ
「運命を紡ぐ双子と想いのキセキ」を読む
男性・13歳・肩までかかるほどの銀髪・左右色の違う瞳を持つオッドアイ(右:紅/左:紫)。強大な魔素を用いた魔術を得意とする。属性は火・風・闇・光を主に扱える。フィアーナの双子の兄にあたる存在。妹に身長で負けていることをコンプレックスに感じている。フィアーナのことをとても大事にしており、重度のシスコンであるも本人は全く自覚していない。仲間意識が高く、困ったときはお互い様という気持ちで問題ごとに巻き込まれやすい体質である。意外と押しに弱い。
※得物:大鎌
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- 最新のお知らせなど
- 2018/5/21(月)――最新の情報に更新。
●フィアーナ・ベル・クラン・フローチェ・リオ・フィーベリィーアラント
一人称:わたし/愛称:フィア
女性・13歳・腰の辺りまで伸びる銀髪・左右色の違う瞳を持つオッドアイ(右:紫/左:紅)。強大な魔素を用いた魔術を得意とする。属性は水・氷・土・闇・光を主に扱える。フィオーラの双子の妹にあたる存在。フィオーラのことを第一に考えており、何をする際にも兄のフィオーラと一緒に行動しようとする。またフィオーラに兄以上の感情を寄せており、重度のブラコンであるも本人は全く自覚していない。甘いものが大の好物で周りが引くほどシロップをかけたりする。さらにフィアーナが作る料理は不思議と全て甘くなるという。普段は大人しく人見知りをする性格だが、意外と負けず嫌いな一面もあり、時に大胆な行動に打って出て周りを驚かせることもある。
※得物:特になし
●アンネロッテ・フォン・ド・クランティアーズ
一人称:あたし/愛称:アン
あらすじ
魔法をもとに栄華を極めた時代も終わりを迎え、人々は古代文明が遺した軌跡をなぞるように今を生きている。それでも各地には未だ色褪せず語り継がれてきた伝承が存在した。
女性・15歳・背中の辺りまで伸びる紅い髪・金色の瞳を持つ。ディズリッド国の誉と呼ばれる五大家の一つ『クランティアーズ家』の三女。才色兼備な二人の姉がいるためか、心身共に劣等感を持っている。国の騎士として仕えている二人の姉の代わりにアンネロッテがクランティアーズ家の次期当主候補となっており、身を固めてほしいと父ハロルドに言われるもそれを拒絶、修行の旅として家を飛び出してしまう。まだ未熟な一面を持つ彼女であるが、幼少時代から培ってきた剣の腕前と豊富な知識から旅を共にするフィオーラとフィアーナの助けとなることもしばしば。ただし、幽霊といった怖いモノが大の苦手のため陰気な場所では本領を発揮できない。
※得物:細剣
そんな古き時代と新たな時代が交錯する世界で仲良く暮らしていた双子の兄妹。兄の名はフィオーラ、妹の名はフィアーナ。生まれながら強大な魔素を秘めた二人はある日、長年の疑問を父に投げかける。
「ぼくたちのお母さんってどんな人?」
しかし、考古学者の父は答えられないと告げて家を出て行ってしまう。取り残された二人は母の面影を求めてついに旅立つ。この星に綴られる伝承を紐解くように双子の兄妹はキセキを描いて……。
サブキャラクター
準備中です
作者名
設定・世界観
始まりの伝詩と呼ばれる24柱の神々の神話を背景にした世界。
星の揺り篭(ヴェール)という魔素を多量に含んだ一本の長い帯が惑星に取り巻いている。
魔法・魔術・錬金術といった力や技術が混在している。
元々魔物と呼ばれる存在はごく少数しかいなかったが、近年は動物の魔物化・狂暴化が著しい。
ディズリッド国の遥か北には星海(フェリラルプレマ)という年中星空の広がる海と空が広がり、星海を超えた先に幻の大陸が存在すると言われているが現状、辿り着いた者は誰一人としていない。
ジャンル・キーワード
ジャンル | ハイファンタジー〔ファンタジー〕 |
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舞台 | 異世界 |
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キーワード | R15残酷な描写あり双子の兄妹 貴族の少女 魔法 魔術 成長 軌跡 他種族 オッドアイ 架空言語 造語 母親を探して 成長していく双子 ゆっくりと着実に 戦闘 シリアスあり |
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この作品のここがオススメ!
強大な魔素を身に秘めた双子の兄妹が僅かな手掛かりをもとに生き別れた母親を探して旅をすることから始まる物語です。
主人公である双子の兄フィオーラによる1人称視点、現地主人公のファンタジーとなります。
双子の兄妹フィオーラとフィアーナは軌跡を描くようにしてゆっくりと1歩ずつ確実に歩んでいき、いずれは世界に隠された秘密に迫っていく……といった感じに今後物語が展開されていく予定です。
双子の兄妹が魔術を駆使しながらいくつもの困難を乗り越え、周りの仲間と共に成長していく姿を見守っていただければ幸いです。
章タイトル(各1話へリンク)
第1部 | 母の面影を求めて | 話数 |
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第1章 | ファーメルン家からの依頼 | 全15話 |
第2章 | 訳アリの少女と旅の始まり | 全25話 |
第3章 | 心を宿したお人形と人形師の想い | 全46話 |
第4章 | 人魚と乙女と吟遊詩人の小夜曲 | 連載中 |
フィオーラとフィアーナの軌跡
ネタバレ注意です |
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【第1部 母の面影を求めて】(各話タイトル)
第1部 母の面影を求めて |
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設定・世界観
設定など |
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主な登場人物
フィオーラ・バーンズ
※画像はイメージです。
『フィルフィオーラ・ベル・クラン・フローチェ・リオ・フィーベリィーアラント』
1人称:ぼく/愛称:フィオ/身長141cm/左利き/誕生日:2/5
男性・13歳・肩までかかるほどの銀髪・左右色の違う瞳を持つオッドアイ(右:紅/左:紫)。この物語における主人公。強大な魔素を用いた魔術を得意とする。属性は火・風・闇・光を主に得意とする。フィアーナの双子の兄にあたる存在。僅かな手掛かりをもとに生き別れた母親を探して旅を始める。妹に身長で負けていることをコンプレックスに感じている。フィアーナのことをとても大事にしており、重度のシスコンであるも本人は全く自覚していない。仲間意識が高く、困ったときはお互い様という精神から問題ごとに巻き込まれやすい体質である。意外と押しに弱い。普段はあまり怒りといった感情を表にさらけ出さないが、フィアにも劣らないほどの負けず嫌いな一面を秘めている。魔素の力を用いて身体能力が向上しており、子供とは思えないほどの力を発揮する。基本的に扱える魔術は独学で覚え、感覚的に魔術を行使するいわゆる天才型の努力家タイプ。遺跡の調査から時折帰ってくる父クロードより与えられた魔術書などをもとに学んでいた。治癒師フェアフュールから直々に指南を受けているため、薬草や薬品関係にも詳しい。体内に秘めている魔素の力が僅かにフィアよりも上回っている。また生まれつき持った強大な魔素とオッドアイのせいで、クロードの故郷であるミュティス村の人々に忌み嫌われて極度に避けられていた過去を持ち、火と風を自在に操る姿から「焔獄の死神」または「黒銀の悪魔」とも呼ばれて畏れられていた。また過去に背負ったさまざまな精神的ストレスから感情の一部分が欠落しており、人を好きになるといった感情を喪失している。さらに物事を難しく複雑に考えてしまう性格が災いして、前述のことを考えているうちにさまざまな不安と疑問を心のうちに膨れ上がらせてしまい、一種の精神障害を引き起こしてしまう危うさも秘めている。
また最近の研究でフィオーラは『神異性一卵性双生児』であることが判明した。これは一卵性双生児として生まれてくる過程で何だかの作用が働き、染色体が別の物に変わったことで起こる。もともとは女性として生まれてくるはずだったがこれにより男性として生まれてきたとされている。その結果、遺伝子情報はほぼ99.9%妹のフィアーナと同じである。これはこの世界において理想的な男女一対の誕生の仕方であったため、フィオーラたちは実は神の子なのではないかと言った話題もその界隈では尽きないらしい。以上のことから生物学上、フィオーラは男性でありながら女性に近い存在であり、彼の主治医であるフュールは今後彼がどのような成長を遂げていくのか期待すると共に成長過程で肉体と心の性差に違和感が生じないか不安にも思っている。
戦闘においては追い込まれれば追い込まれるほど潜在能力の真価を発揮するタイプ。
※得物:無名の魔鎌
※故郷:夜光煌めく都ファーメルン(ただし、生まれ故郷ではない)
フィアーナ・バーンズ
※画像はイメージです。
『フィルフィアーナ・ベル・クラン・フローチェ・リオ・フィーベリィーアラント』
1人称:わたし/愛称:フィア/身長144cm/右利き/誕生日:2/5
女性・13歳・腰の辺りまで伸びる銀髪。黒い大きなリボンでハーフアップの髪型・左右色の違う瞳を持つオッドアイ(右:紫/左:紅)。強大な魔素を用いた魔術を得意とする。属性は水・氷・土・闇・光を主に得意とする。フィオーラの双子の妹にあたる存在。僅かな手掛かりをもとに生き別れた母親を探して旅を始める。フィオーラのことを第一に考えており、何をする際にも兄のフィオーラと一緒に行動しようとする。またフィオーラに強く依存しており、重度のブラコンであるも本人は全く自覚していない。そのため周囲の者たちからは兄がいなくなってしまったらひとりで生きていけないのではないかと、心配されていることもたびたびある。甘いものが大の好物で周りが引くほどシロップをかけたりする。さらにフィアーナが作る料理は不思議と全て甘くなるという。普段は大人しく人見知りをする性格だが、意外と負けず嫌いな一面もあり、時に大胆な行動に打って出て周りを驚かせることもある。魔素の力を用いて身体能力が向上しており、子供とは思えないほどの力を発揮する。基本的に扱える魔術は独学で覚え、感覚的に魔術を行使するいわゆる天才型の努力家タイプ。フィアーナの場合だと双子の兄フィオーラと何か共有できる物はないかと考えた結果、魔術を学ぶことに至った。治癒師フェアフュールから直々に指南を受けているため、薬草や薬品関係にも詳しい。魔素を扱う器用さが僅かにフィオよりも上回っている。また生まれつき持った強大な魔素とオッドアイのせいで、クロードの故郷であるミュティス村の人々に忌み嫌われて極度に避けられていた過去を持ち、水と氷を自在に操る姿から「氷獄の魔女」または「白銀の悪魔」とも呼ばれて畏れられていた。ただし、兄のフィオーラに守られていたおかげでフィアーナ自体には精神面での異常は見当たらない。その代わり、フィオーラに強く依存する性格になってしまった。
また最近の研究でフィアーナは『神異性一卵性双生児』であることが判明した。これは一卵性双生児として生まれてくる過程で何だかの作用が働き、染色体が別の物に変わったことで起こる。もともとが女性として生まれてくるはずだったため、フィアーナの場合はそのまま女性として生まれてきた。その結果、遺伝子情報はほぼ99.9%兄のフィオーラと同じである。これはこの世界において理想的な男女一対の誕生の仕方であったため、フィアーナたちは実は神の子なのではないかと言った話題もその界隈では尽きないらしい。
戦闘においては追い込まれれば追い込まれるほど潜在能力の真価を発揮するタイプ。特にフィオーラが危機的状況に陥ると我を失うくらいに暴走する危険性を秘めている。
※得物:なし
※故郷:夜光煌めく都ファーメルン(ただし、生まれ故郷ではない)
アンネロッテ・フォン・ド・クランティアーズ
※画像はイメージです。
1人称:あたし/愛称:アン/身長149cm/右利き/誕生日:11/4
女性・15歳・背中の辺りまで伸びる紅い髪・金色の瞳を持つ。ディズリッド国の誉と呼ばれる五大家の一つ『クランティアーズ家』の三女。才色兼備な二人の姉がいるためか、心身共に劣等感を抱いている。国の騎士として仕えている2人の姉の代わりにアンネロッテがクランティアーズ家の次期当主候補となっており、身を固めてほしいと父ハロルドに言われるもそれを拒絶、修行の旅として家を飛び出してしまう。将来の夢はディズリッド国の守護者とも呼ばれるサウザンド・ナイトになることである。まだ未熟な一面を持つ彼女であるが、幼少時代から培ってきた剣の腕前と豊富な知識から旅を共にするフィオーラとフィアーナの助けとなることもしばしば。ただし、幽霊といった怖いモノが大の苦手のため陰気な場所では本領を発揮できない。幼い頃は魔術を行使できたが、祖母アナスタシアの死をきっかけに特定の条件下でなければ行使できなくなってしまった。
戦闘においては追い込まれれば追い込まれる弱腰になるが、負けず嫌いから最後の最後まで食らいついていく粘り強いタイプ。
※得物:紅い細剣
※故郷:不死鳥眠る街ルーチェ
サブキャラクター(名前が登場した人物)
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属性関連
四大循環魔素(物体/万物?) |
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従属干渉魔素二群(結合及び分離反応現象?) |
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二大双極魔素(精神/心?) |
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普遍性根源魔素(混沌?) |
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神性魔素(???) |
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魔法・魔術等
【属性】:火・水・土・風・氷・雷・光・闇・星・無
――フィオーラ――
●フレイムファング(火)……業火を纏った狼を召喚し、対象に牙を剥く。
【属性】:火・水・土・風・氷・雷・光・闇・星・無
【性質】:攻撃→攻/補助→補
フィオーラ
フィオーラの使用する魔術 |
【火属性】
●タービュランス(風)……術者を中心に強烈な風を吹き起こす。
【風属性】
●ラッフィカ(風)……大気の加護を身に纏い、身体能力を飛躍的に向上させる。
●フラートゥス(風)……多量の魔力を帯びた大気を収束させて、爆風を引き起こす砲弾を前方に向かって6発解き放つ。最終的には12発同時発射が可能となる。
●フラッシュライト(光)……眩い輝きで周囲を照らし出す。一時的な目眩ましにも使える。
【光属性】
――フィアーナ―― ●ウォータードロップ(水)……大気に漂う水蒸気を集めて激しい水流を対象の頭上に生み出す。 【闇属性】
【無属性】
【複合属性・その他】
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フィアーナ
フィアーナの使用する魔術 |
【水属性】
●フローズンランサー(氷)……大気中に漂う水蒸気を凝結させ、氷の刃として対象を貫く。
【氷属性】
●アイシクルテンペスト(氷)……大気に漂う水蒸気を凝結させ、鋭く尖った無数の氷柱が上空から広範囲に渡って降り注ぐ。 「大気に潜む水のざわめき、凍える叫びとなりて大地に突き刺され」
●アミナペトラー(無)……周囲に漂う魔素を収束させて外界からの攻撃に対して有効な障壁を展開する。
【土属性】
【無属性】
――他キャラ―― ●ムーンライトレイン(光)……月の満ち欠けによって火力が変わる。月の光を抱いた無数の雨を降り注ぎ、対象を駆逐する。 【複合属性】
|
他キャラ
その他のキャラが使用する魔術 |
【無属性】
【氷属性】
【風属性】
【火属性】
【土属性】
【雷属性】
【光属性】
●グラキエースコフィン(氷の棺)……水の魔素を極限まで収束させることで行使することができる氷系統の最上級魔術。大気中に漂うすべての水気を氷結させ、対象を氷漬けにさせる。その後、粉砕して氷殺する。 「冷気よ、万物を等しく凍て付かせし破滅の息吹よ、氷結の終焉……悠久なる死の恐怖を氷床たる棺ひつぎに閉じ込めよ」
【闇属性】
【星属性】
【その他の魔術関連】
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今まで登場した魔物(モンスター)等
●ガーディアン・クレイゴーレム【人形系】(7~8m)
弱点属性……火/耐性属性……土・水(吸収)・氷・雷(無効化)
一般的なクレイゴーレム(粘土の操り人形)の強化版にあたる遺跡の番人。ゴーレムに魔素を取り込ませることで活動させることができる。激しい乾燥に弱いため炎で熱せられたところに強い打撃を受けると壊れてしまう。土属性や氷属性に耐性があるほか、雷属性を無効化する。また水を受けても全て体内に吸収してしまう特性を持つが、吸収しすぎると身体が重くなって動きがかなり鈍ってしまう。魔術にあまり耐性を持たないため遭遇した際には魔術を扱えるものがいると対処しやすい。何もしないと非常に硬いので物理干渉を受け付けにくいため苦戦を強いられる。
※登場回:プロローグ『古代の軌跡』
※★:ボス属性
※弱点/耐性による半減/無効化/吸収
魔物(モンスター)一覧 |
●ループス(狼の学名)【獣系】(1m) 弱点属性……なし/耐性属性……なし 黒い毛並みを持った中型の狼。集団行動を重んじ、狩りでも集団で動き、並ならぬチームワークを発揮する。本来は青い瞳だが、狂暴化した現在は赤い瞳に染まっている。 ※登場回:第1話『双子の兄妹』・13
●コルムバ(鳩の学名)【鳥類系】(0.3m) 弱点属性……雷・氷/耐性属性……風 灰色、もしくは白色の身体と水色の瞳を持った鳩のような鳥。主に伝書鳩としての役割として未だに利用されている。 ※登場回:第14話『廻る風』・22
●スペクター【アンデッド系】(1.6m) 弱点属性……火・光・星/耐性属性……氷・土・闇(ほぼ無効化) たくさんの怨念が形を成した思念の集合体。陰気な場所や廃墟を好む。最近は曇りや雨などの陰鬱な天気に誘われて大地を徘徊するようになった。話すことはできるが、この世に未練を残した怨念の集合体ということもあり、基本的に話が通じないため遭遇したら戦闘は避けられない。聖剣や霊剣など、魔術を施した武器以外の物理干渉は一切受け付けない。その代わり魔術に弱いが、氷や闇、土を用いた魔術はあまり効果がない。ただの水もあまり効果がないが、清められた水の場合は効果がある。 ※登場回:第20話『クラアナの丘に彷徨う者』・21
●ウィスプ【アンデッド系】(0.4m) 弱点属性……光・星/耐性属性……氷・土(無効化)・闇(ほぼ無効化)・火(吸収) 基本的にスペクターと共に姿を現す蒼い輝きを放つ鬼火。死者の魂とも妖精が寿命を迎えてもなお転生できずに彷徨っている姿とも言われている。近づかなければ襲いかかってくることもないが、不用意に近づきすぎると襲いかかってくる。一般人にはウィスプの声を聞くことはできない。ただし、死霊使いの素質がある場合はウィスプの意思を言葉として聞き取ることができる。アンデッドであるため、例外を除いて基本的に物理干渉は受け付けない。氷や闇を用いた魔術はあまり効果がない。また火や土を用いた魔術は一切ダメージを与えることができない。 ※登場回:第20話『クラアナの丘に彷徨う者』・21
●キプセル【水棲系】(0.4m) 弱点属性……火・雷/耐性属性……水・氷 川や湖などの水辺に生息している淡水魚が魔物化したもの。ヒレが巨大化したことにより、翼のようにして空中を長時間滑空できるように進化した。単独では襲いかかってこないが、集団だと普通に襲いかかってくる。鋭い牙と鋭利なヒレに注意。赤い目・銀と黒のウロコ。 ※登場回:第24話『空を駆ける魚影の群れ』・26
●ビエールカ【獣系】(0.2m) 弱点属性……水/耐性属性……土 森林近辺に棲息している小型のリス。茶色の毛並みに黄色の模様が入っているのが特徴的。また胴体と同じほどの長い尻尾を持ち、それを用いて木から木へと飛び移る。かなり悪戯好きなため危険は少ないにしろ注意が必要。危険な魔物が近くにいると前歯をカチカチと音を立てながら「キューキュー」と鳴いて仲間に知らせる。緑色の瞳を持ち、暗闇だと光って見える。 ※登場回:第26話『薬草採りの少女』
●ウルズリー【獣系】(2.5m) 弱点属性……氷/耐性属性……なし 森林近辺に生息している二足歩行の森熊。焦げ茶色の毛並みと黒い瞳を持つ。本来は四足歩行の動物であったが、魔物化したことによって脚力が増加したため二足歩行をすることができる。また前足が腕となって鋭い爪から繰り出される強烈な一閃は大きな樹木も薙ぎ払う。大きな身体に体重もあるためかパワーがあり、走る速さも速い方ではあるも俊敏な動きはできない。水浴びをするのが大好き。ただし、寒いのが苦手なためか冬場は冬眠している。氷系統の冷気を伴った魔術が大の苦手である。
国名・地名
準備中です
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地図関連
世界地図(現時点) |
※地形など若干差異があります。 |
西方大陸(現時点) |
※地形など若干差異があります。 |
ディズリッド国
西の大陸に位置する国家。第37代目ディズリッド国王が統治する。トリトス国と隣接している。魔法及び魔術をもとに発展した文明を持ち、肥沃な大地が広がる。中央大陸とは度重なる争いによって犬猿の仲であったが、近年は両者の文明理解が進み、少しずつ友好関係を取り戻しつつある。
大昔に中央大陸から魔女や魔法を行使することができる古代人たちが移り住み、国家を築き上げていったという伝承が語り継がれている。
ファーメルン領内の街 |
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クランティアーズ領内の街 |
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王族直轄地 |
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カーティス領内の街 |
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ブランベルク領内の街 |
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オーウェンフォード領内の街 |
※現時点では未登場 |
森・遺跡など
古代遺跡・他施設など |
準備中です
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森・草原など |
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山・渓谷など |
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川・海・湖など |
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用語など
準備中です
種族など
ラァ・ファシェール族 |
ジャンル・キーワードジャンル ファンタジー キーワード R15 残酷な描写あり ファンタジー 異世界 双子の兄妹 貴族の少女 魔法 魔術 成長 軌跡 他種族 オッドアイ 架空言語 造語 母親を探して 成長していく双子 戦闘あり ゆっくりと着実に ネット小説大賞 ネット小説賞感想希望 |
アーミュメンシャル族 |
この作品のここがオススメ! |
強大な魔素を身に秘めた双子の兄妹が僅かな手掛かりをもとに生き別れた母親を探して旅をする物語です。
双子の兄フィオーラによる一人称視点の小説となります。
双子の兄妹はゆっくりと一歩ずつ確実に歩んでいく軌跡を描いて、いずれは世界に隠された秘密に迫っていく……といった感じに今後物語が展開されていく予定です。
双子の兄妹が周りの仲間と共にがんばっていく姿をどうぞ見守ってくれたら嬉しいです。
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その他の用語
物語における用語一覧 |
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神話・伝承・歴史など
- 始まりの
伝詩 (Aafa Primailus Ca:chees )
この物語における最古の神話。惑星『ラァ・ファシェール』が生まれ、神々の円卓24柱の神等を中心に語られる物語。全ての起源にして今も根強く伝承として語り継がれている。
- 神々の円卓(
Teiscya Sarfenar )
始まりの伝詩に登場する24柱の神等を総称して呼ぶ際に用いられる。大きく分けて昼と夜どちらかに属し、そこから各方位に区分がなされ、世界を守護しているという。
- 正当令
星の意思(神々)等が定めたこの世界において守らなければならない、また生きていくひとつの道標となる根本的な決まり。全24+1節。正当令24節 - ー第0節「生まれ出でし者、皆等しく意味を為します。故に端から優劣は存在せず、故に存在を侵す事は赦されません」
- 第1節「他人を思いやりなさい。そして、自分自身を愛しなさい。誰かを想う優しさと厳しさを身に付けなさい」
- 第2節「自然を慈しみなさい。物を大切にしなさい。其れが命を育む小さくも大きな一歩に繋がります」
- 第3節「他人から右手を差し出されたら貴方も右手を差し出しなさい。時には触れ合うことで伝わる気持ちもあります」
- 第4節「目に見えているもの全てが真実とは限りません。思いをめぐらせ、思考を研ぎ澄まし、真実と偽りを見極めなさい」
- 第5節「星の意思等を畏れてはなりません。私達は常に貴方達の幸福を祈っています」
- 第6節「自然の御恵みを最大限に活用しなさい。そして、心からの感謝を忘れてはなりません」
- 第7節「心は常に不安定なもの。故に気持ちをしっかりと持ちなさい」
- 第8節「魔法は奇蹟を産み落とす力。己が持つ想いの強さを標すもの。魔法は常に私達と貴方達の中にあります」
- 第9節「昼を恐れてはなりません。夜を恐れてはなりません。双方共に表裏一体なのですから」
- 第10節「終わりは新たな始まりを告げる、いわば通過点に過ぎません。決して死を恐れてはなりません。死とは逝くものではなく、来るものなのです」
- 第11節「喜びを分かち合いなさい。悲しみを、痛みを共に分かち合いなさい。其の時、最期まで貴方の隣にいた者が掛け替えのない大切な存在となるのです」
- 第12節「水を大切にしなさい。母なる海もまた有限なのですから」
- 第13節「同意無くして他人を使役する事は赦されません。其の道に背く者、星の意思等の名の許に永久追放されることを震えながら受け容れなさい」
- 第14節「自分自身の弱さを思い知りなさい。そして、しっかりと考えた末、其れを事実だと受け容れなさい。其の弱さを力に変え、貴方の強さに変えてしまいなさい」
- 第15節「風に耳を傾けてみなさい。そして、星の息吹を全身で感じ取りなさい。自ずとこの星で生きているものが貴方達だけでないことを、自然が語りかけてくれるでしょう」
- 第16節「争うのならせめて机の上だけにしておきなさい。一度でも手が出てしまうと、もはや取り返しがつきません」
- 第17節「優しさはまるで薬のようなもの。時に命を助け、時に命を奪います。何事も程ほどに」
- 第18節「後ろばかりを見ていてはいつまでも前には進めません。しかし、過去を見なければ未来はおろか、現在すらも到底見えないのです」
- 第19節「不平不満を漏らす前にまずは自分自身を見直しなさい。そして、次に相手の素顔を見つめなさい。自ずと見えてくるものがあるはずです」
- 第20節「投げる石は大きければ大きいほど湖の水面を大きく揺らします。しかし、いずれにせよ一度生じた波紋は何かにぶつかるまで決して止まりません。しかし、恐れて何もしなければいつまでも波紋は生まれません」
- 第21節「貴方が安らかに眠りたいのなら死者は手厚く葬りなさい。貴方もいずれは其の立場になるのですから」
- 第22節「限界を知りなさい。其の限界が次に貴方が越えることのできる通過点になります」
- 第23節「困っている者がいればそっと手を差し伸べて上げなさい。其の行ないは必ず結果として返ってきます」
- 第24節「日々努力を重ねなさい。そして、数多の年月を超えていつの日か、私達の許へと必ず辿り着きなさい。私達はいつでも貴方達と対等の立場から円卓の座に着ける日を、片時も忘れずに楽しみに待ち続けています」
- 星暦
惑星ラァ・ファシェールで使用されている暦。1月及び12月は30日間、それ以外の2月~11月は29日間の1年350日。また聖年と陰年を交互に繰り返し、24ヶ月で周期する。月名 - 1月(聖年/陰年):創星(そうせい)ノ月/醒告(せいこく)ノ月
- 2月(聖年/陰年):光陽(こうよう)ノ月/静夜(せいや)ノ月
- 3月(聖年/陰年):煌心(こうしん)ノ月/灯惑(とうわく)ノ月
- 4月(聖年/陰年):豊情(ほうじょう)ノ月/魔晶(ましょう)ノ月
- 5月(聖年/陰年):聖魚(せいぎょ)ノ月/暗猫(あんびょう)ノ月
- 6月(聖年/陰年):叡狐(えいこ)ノ月/陰狼(いんろう)ノ月
- 7月(聖年/陰年):砂刻(さこく)ノ月/悠夢(ゆうむ)ノ月
- 8月(聖年/陰年):瑞花(ずいか)ノ月/慈月(しげつ)ノ月
- 9月(聖年/陰年):万象(ばんしょう)ノ月/誘魂(ゆうこん)ノ月
- 10月(聖年/陰年):犬王(けんおう)ノ月/冥帝(めいてい)ノ月
- 11月(聖年/陰年):再世(さいせい)ノ月/改命(かいめい)ノ月
- 12月(聖年/陰年):祝生(しゅくせい)ノ月/偲終(しつい)ノ月
- 想星魔法(そうせいまほう) {Rar:Shealla}
ラァ・ファシェール族だけが行使することを許された奇蹟の力。想いを力に変えて、奇蹟を呼び起こすという伝承に語り継がれた古代魔法のひとつ。『喜び・怒り・哀しみ・楽しみ・愛しみ・憎しみ』様々な想いと感情の絶大な強さと古代語とされるラァ・ファシェール語の中でも特に神々と交感をはかる際に用いられる想感詩を用いてようやく発現される。
歴史・神話などに関する用語一覧 |
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ラァ・ファシェール語
古代人であるラァ・ファシェール族が生み出したとされる古代語。考古学者による言語解明が進められているが、未だに謎の多い言語とされている。また古語詠唱と呼ばれる古代魔法を行使する際に用いられる言語でもある。一般的にその言語は『想感詩そうかんし』と呼ばれ、星の意思、神々との交感や『喜び・怒り・哀しみ・楽しみ・愛しみ・憎しみ』様々な想いを力に変えて、奇蹟を呼び起こすという古代魔法のひとつ想星魔法を行使する際にも用いられる。また文字で綴った場合はそれを『綴感詩』と呼ぶ。
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作品へのコメント欄
- はじめまして、こちらのサイトでページを作りました。ご意見ご感想や質問などありましたらお気軽に言ってください。 -- 楓麗?2015-11-10 (火) 15:28:07
- 本編進んでいないのに更新されすぎでは? -- 2016-06-13 (月) 20:40:40
- 申し訳ありません。設定の手直しを行っているため、こちらのページの更新が多くなっています。 -- 楓麗?2016-06-13 (月) 21:49:20
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