運命を紡ぐ双子と想いのキセキ のバックアップの現在との差分(No.158)
※現在連載中です!
「運命を紡ぐ双子と想いのキセキ」を読む
「運命を紡ぐ双子と想いのキセキ」を読む
- 最新のお知らせなど
- ※現在改稿作業中です(第8話まで修正終了)。改稿が終わり次第更新を再開します。
- 2016/2/20(土)――用語・種族の項目を更新。
- 2016/2/20(土)――用語・それ以外の用語の項目を更新。
- 2016/2/19(金)――第43話を更新しました。
- 2016/2/12(金)――森・遺跡などにヴィトライユ遺跡の項目追加。
- 2016/2/12(金)――第42話を更新しました。
- 2016/2/9(火)――神話・伝承・歴史に世界四大古竜の項目追加。
- 2018/5/21(月)――最新の情報に更新。
過去のお知らせ |
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あらすじ
魔法をもとに栄華を極めた時代も終わりを迎え、人々は古代文明が遺した軌跡をなぞるように今を生きている。それでも各地には未だ色褪せず語り継がれてきた伝承が存在した。
そんな古き時代と新たな時代が交錯する世界で仲良く暮らしていた双子の兄妹。兄の名はフィオーラ、妹の名はフィアーナ。生まれながら強大な魔素を秘めた二人はある日、長年の疑問を父に投げかける。
「ぼくたちのお母さんってどんな人?」
しかし、考古学者の父は答えられないと告げて家を出て行ってしまう。取り残された二人は母の面影を求めてついに旅立つ。この星に綴られる伝承を紐解くように双子の兄妹はキセキを描いて……。
作者名
ジャンル・キーワード
ジャンル | ファンタジー |
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ジャンル | ハイファンタジー〔ファンタジー〕 |
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舞台 | 異世界 |
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キーワード | R15 残酷な描写あり ハイファンタジー 双子の兄妹 貴族の少女 魔法 魔術 成長 軌跡 他種族 オッドアイ 架空言語 造語 母親を探して 成長していく双子 ゆっくりと着実に 戦闘 シリアスあり ネット小説大賞 ネット小説賞感想希望 |
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キーワード | R15残酷な描写あり双子の兄妹 貴族の少女 魔法 魔術 成長 軌跡 他種族 オッドアイ 架空言語 造語 母親を探して 成長していく双子 ゆっくりと着実に 戦闘 シリアスあり |
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この作品のここがオススメ!
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強大な魔素を身に秘めた双子の兄妹が僅かな手掛かりをもとに生き別れた母親を探して旅をすることから始まる物語です。
主人公である双子の兄フィオーラによる1人称視点、現地主人公のファンタジーとなります。
双子の兄妹フィオーラとフィアーナは軌跡を描くようにしてゆっくりと1歩ずつ確実に歩んでいき、いずれは世界に隠された秘密に迫っていく……といった感じに今後物語が展開されていく予定です。
双子の兄妹が魔術を駆使しながらいくつもの困難を乗り越え、周りの仲間と共に成長していく姿を見守っていただければ幸いです。
章タイトル(各1話へリンク)
第1部 | 母の面影を求めて | 話数 |
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第1章 | ファーメルン家からの依頼 | 全15話 |
第2章 | 訳アリの少女と旅の始まり | 全25話 |
第3章 | 心を宿したお人形と人形師の想い | 全46話 |
第4章 | 人魚と乙女と吟遊詩人の小夜曲 | 連載中 |
フィオーラとフィアーナの軌跡
ネタバレ注意です |
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章タイトル(各1話へリンク)
第1部 | 母の面影を求めて | 話数 |
---|
第1章 | ファーメルン家からの依頼 | 全15話 |
第2章 | 訳アリの少女と旅の始まり | 全20話 |
第3章 | 心を宿したお人形と人形師の想い | 連載中 |
各話タイトル(各話へリンク)
【第1部 母の面影を求めて】(各話タイトル)
第1部 母の面影を求めて |
1日目 第2話『双子の兄妹』 第3話『母を想う気持ち』 第4話『答えられない理由』 第5話『ファーメルン家からの依頼』 2日目 第6話『不死鳥眠る街ルーチェにて』 第7話『クランティアーズ家の当主』 第8話『瘴気の森に眠る薬草』 第9話『幻狼の巨影』 第10話『母の手掛かりを求めて』 第11話『陽気な酒場の店主』 第12話『揺れる心と強い決意』 2~3日目 第13話『妖しげな影は夜陰に紛れて』 第14話『フェリス族の少女』 第15話『廻る風』 |
第2章 訳アリの少女と旅の始まり |
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3日目 第16話『変わらない笑顔のままで』
第17話『フィアーナの黒いリボン』
第18話『訳アリの少女と旅の始まり』
4日目 第19話『旅立ちの朝』
第20話『助け合いの心』
第21話『クラアナの丘に死霊は彷徨う』
第22話『黒衣の死神』
第23話『鷹の目を持つ狩人』
第24話『それぞれの目的』
5日目 第25話『空を駆ける魚影の群れ』
第26話『魔女の住む森』
第27話『薬草採りの少女』
第28話『森の守護者』
第29話『アンの正体』
第30話『紅い雛鳥』
第31話『宮廷魔術師シュリュッセル』
第32話『二つの吉凶と新たな道標』
第33話『王都でのひととき』
第34話『落とした指輪と持ち主の少女』
第35話『不思議なめぐり合わせ』
第36話『人々を導く者として』
5~6日目 第37話『さすらいの吟遊詩人と風の渓谷』
6日目 第38話『ルネッタのリベンジマッチ』
第39話『渓谷を駆ける風』
第40話『神速の細剣使い』
第3章 心を宿したお人形と人形師の想い |
6日目 第41話『人形達の踊る街スタックホルン』 第42話『人形師ルークとアンの幼馴染』 第43話『ブランベルク家からの依頼』 第44話『人形に託した想い』 7日目 第45話『不吉な夢と思いやりの心』 第46話『ガラスに閉ざされた遺跡』 第47話『ガーディアン・ヴィトライユ』 第48話『内に秘められし力』 9日目 第49話『悪夢から目覚めて』 第50話『束の間の休息』 第51話『人間嫌いの自動人形』 第52話『他人の空似……?』 第53話『自動人形狩り』 第54話『キュアノス自警団とチェスティエル家のご令嬢』 第55話『スタックホルンの夜景に想いを募らせて』 第56話『交錯する黒銀の刃』 10日目 第57話『両親から授かった宝物』 第58話『ミレットと湖島に咲く水晶の花』 第59話『紅き竜と風変わりな女』 第60話『その名前に込められた意味』 第61話『誰かを想う気持ち』 第62話『偉大なる隻腕の人形師の罪過』 11日目 第63話『シュティレ段丘に雷鳴は轟く』 第64話『置き去りにされた人形たちの墓場』 第65話『反魂の蝶が導く先に』 第66話『孤独な輪の中で』 第67話『闇に巣くう怨恨の死霊人形(モール・ラプゥペェ)』 第68話『眠れる狂気』 第69話『目覚めし魔女の片鱗』 第70話『弱い自分を受け容れて』 12日目 第71話『狭間に揺れる光』 第72話『アルモニア劇場で優雅なひとときを』 第73話『オートマタの涙』 第74話『温かな日だまりは泡沫に消える』 13日目 第75話『夜会の前の静けさ』 第76話『人形師たちの夜会―静かな雨降るアーヴィン舞踏館へ―』 第77話『人形師たちの夜会―長く続いた廊下の先に待ち受けるモノは―』 第78話『人形師たちの夜会―奇妙な白ウサギと危なっかしい女の子―』 第79話『人形師たちの夜会―赤ずきんの少女と追悼の人形楽団―』 第80話『人形師たちの夜会―華やかな舞台の裏側で蠢く終わりの始まり―』 第81話『ウェーナの決意』 第82話『サナ・プシュケーの導き』 第83話『悲しき親子人形(ファ・ミーリエ)』 第84話『心を宿したお人形と人形師の想い』 14日目 第85話『信頼し合える仲間』 第86話『フリージアに想いを託して』 |
フィオーラとフィアーナの軌跡
ネタバレ注意です |
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第4章 人魚と乙女と吟遊詩人の小夜曲 |
14~15日目 第87話『光と影の浮き沈み』 15日目 第88話『彷徨う不気味な喪服姿の女』 第89話『深まる三人の絆』 第90話『降りしきる危険な雨の渓谷道』 第91話『鈍色の空に獣は吠える』 第92話『死黒鳥の羽ばたき』 第93話『魔心を抱きし愚かなる魔物』 第94話『姉妹ケンカが止まらない』 第95話『雨上がりの空にとびきりの笑顔を滲ませて』 第96話『麗しのサウザンドナイト『シャルルリース』』 第97話『城内に響く若人達の声』 第98話『瀟洒な執事長と騎士としての自覚』 第99話『長いながい渡り廊下を越えた先に』 第100話『そそっかしい新米メイド』 |
設定・世界観
設定など |
西方大陸の遥か北には星海(フェリラルプレマ)という年中星空の広がる海と空があり、星海を越えた先に幻の大陸が存在すると言われているが現状、辿り着いた者は誰一人としていない。
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主な登場人物
フィオーラ・ベル・クラン・フローチェ・リオ・フィーベリィーアラント
※画像はイメージです。
「大切なモノを守るために、いつか大きな選択を迫られるかもしれない。それでもぼくは迷うことなく前を向いて、自分の信じた道を歩んでいくよ」
【少年の瞳に映るセカイ。光満ちる輪の中で、彼は最愛なる人と別れを告げる。たとえそれが望まれぬ願いでも運命に抗う術ならば……】
1人称:ぼく/愛称:フィオ/身長139cm
男性・13歳・肩までかかるほどの銀髪・左右色の違う瞳を持つオッドアイ(右:紅/左:紫)。この物語における主人公。強大な魔素を用いた魔術を得意とする。属性は火・風・闇・光を主に得意とする。フィアーナの双子の兄にあたる存在。僅かな手掛かりをもとに生き別れた母親を探して旅を始める。妹に身長で負けていることをコンプレックスに感じている。フィアーナのことをとても大事にしており、重度のシスコンであるも本人は全く自覚していない。仲間意識が高く、困ったときはお互い様という精神から問題ごとに巻き込まれやすい体質である。意外と押しに弱い。普段はあまり怒りといった感情を表にさらけ出さないが、フィアにも劣らないほどの負けず嫌いな一面を秘めている。魔素の力を用いて身体能力が向上しており、子供とは思えないほどの力を発揮する。基本的に扱える魔術は独学で覚え、感覚的に魔術を行使する。遺跡の調査から時折帰ってくる父クロードより与えられた魔術書などをもとに学んでいた。治癒師フェアフュールから直々に指南を受けているため、薬草や薬品関係にも詳しい。体内に秘めている魔素の力が僅かにフィアよりも上回っている。
※得物:大鎌「クレシェントファルーチェ」
※故郷:夜光煌めく都ファーメルン(ただし、生まれ故郷ではない)
フィオーラ・バーンズ
※画像はイメージです。
『フィルフィオーラ・ベル・クラン・フローチェ・リオ・フィーベリィーアラント』
1人称:ぼく/愛称:フィオ/身長141cm/左利き/誕生日:2/5
男性・13歳・肩までかかるほどの銀髪・左右色の違う瞳を持つオッドアイ(右:紅/左:紫)。この物語における主人公。強大な魔素を用いた魔術を得意とする。属性は火・風・闇・光を主に得意とする。フィアーナの双子の兄にあたる存在。僅かな手掛かりをもとに生き別れた母親を探して旅を始める。妹に身長で負けていることをコンプレックスに感じている。フィアーナのことをとても大事にしており、重度のシスコンであるも本人は全く自覚していない。仲間意識が高く、困ったときはお互い様という精神から問題ごとに巻き込まれやすい体質である。意外と押しに弱い。普段はあまり怒りといった感情を表にさらけ出さないが、フィアにも劣らないほどの負けず嫌いな一面を秘めている。魔素の力を用いて身体能力が向上しており、子供とは思えないほどの力を発揮する。基本的に扱える魔術は独学で覚え、感覚的に魔術を行使するいわゆる天才型の努力家タイプ。遺跡の調査から時折帰ってくる父クロードより与えられた魔術書などをもとに学んでいた。治癒師フェアフュールから直々に指南を受けているため、薬草や薬品関係にも詳しい。体内に秘めている魔素の力が僅かにフィアよりも上回っている。また生まれつき持った強大な魔素とオッドアイのせいで、クロードの故郷であるミュティス村の人々に忌み嫌われて極度に避けられていた過去を持ち、火と風を自在に操る姿から「焔獄の死神」または「黒銀の悪魔」とも呼ばれて畏れられていた。また過去に背負ったさまざまな精神的ストレスから感情の一部分が欠落しており、人を好きになるといった感情を喪失している。さらに物事を難しく複雑に考えてしまう性格が災いして、前述のことを考えているうちにさまざまな不安と疑問を心のうちに膨れ上がらせてしまい、一種の精神障害を引き起こしてしまう危うさも秘めている。
また最近の研究でフィオーラは『神異性一卵性双生児』であることが判明した。これは一卵性双生児として生まれてくる過程で何だかの作用が働き、染色体が別の物に変わったことで起こる。もともとは女性として生まれてくるはずだったがこれにより男性として生まれてきたとされている。その結果、遺伝子情報はほぼ99.9%妹のフィアーナと同じである。これはこの世界において理想的な男女一対の誕生の仕方であったため、フィオーラたちは実は神の子なのではないかと言った話題もその界隈では尽きないらしい。以上のことから生物学上、フィオーラは男性でありながら女性に近い存在であり、彼の主治医であるフュールは今後彼がどのような成長を遂げていくのか期待すると共に成長過程で肉体と心の性差に違和感が生じないか不安にも思っている。
戦闘においては追い込まれれば追い込まれるほど潜在能力の真価を発揮するタイプ。
※得物:無名の魔鎌
※故郷:夜光煌めく都ファーメルン(ただし、生まれ故郷ではない)
フィアーナ・バーンズ
フィアーナ・ベル・クラン・フローチェ・リオ・フィーベリィーアラント
※画像はイメージです。
※画像はイメージです。
「わたしとフィオは二人で一つ。どこにいても、わたしたちの心は強く繋がっている。だから……絶対にさようならなんて言わない!」
【少女の心に潜むセカイ。光降りる輪の中で、彼女は最愛なる人と永遠を乞い願う。されど現実は相容れず、別れの最期は涙と共に……】
1人称:わたし/愛称:フィア/身長144cm
『フィルフィアーナ・ベル・クラン・フローチェ・リオ・フィーベリィーアラント』
1人称:わたし/愛称:フィア/身長144cm/右利き/誕生日:2/5
女性・13歳・腰の辺りまで伸びる銀髪。黒い大きなリボンでハーフアップの髪型・左右色の違う瞳を持つオッドアイ(右:紫/左:紅)。強大な魔素を用いた魔術を得意とする。属性は水・氷・土・闇・光を主に得意とする。フィオーラの双子の妹にあたる存在。僅かな手掛かりをもとに生き別れた母親を探して旅を始める。フィオーラのことを第一に考えており、何をする際にも兄のフィオーラと一緒に行動しようとする。またフィオーラに強く依存しており、重度のブラコンであるも本人は全く自覚していない。そのため周囲の者たちからは兄がいなくなってしまったらひとりで生きていけないのではないかと、心配されていることもたびたびある。甘いものが大の好物で周りが引くほどシロップをかけたりする。さらにフィアーナが作る料理は不思議と全て甘くなるという。普段は大人しく人見知りをする性格だが、意外と負けず嫌いな一面もあり、時に大胆な行動に打って出て周りを驚かせることもある。魔素の力を用いて身体能力が向上しており、子供とは思えないほどの力を発揮する。基本的に扱える魔術は独学で覚え、感覚的に魔術を行使するいわゆる天才型の努力家タイプ。フィアーナの場合だと双子の兄フィオーラと何か共有できる物はないかと考えた結果、魔術を学ぶことに至った。治癒師フェアフュールから直々に指南を受けているため、薬草や薬品関係にも詳しい。魔素を扱う器用さが僅かにフィオよりも上回っている。また生まれつき持った強大な魔素とオッドアイのせいで、クロードの故郷であるミュティス村の人々に忌み嫌われて極度に避けられていた過去を持ち、水と氷を自在に操る姿から「氷獄の魔女」または「白銀の悪魔」とも呼ばれて畏れられていた。ただし、兄のフィオーラに守られていたおかげでフィアーナ自体には精神面での異常は見当たらない。その代わり、フィオーラに強く依存する性格になってしまった。
また最近の研究でフィアーナは『神異性一卵性双生児』であることが判明した。これは一卵性双生児として生まれてくる過程で何だかの作用が働き、染色体が別の物に変わったことで起こる。もともとが女性として生まれてくるはずだったため、フィアーナの場合はそのまま女性として生まれてきた。その結果、遺伝子情報はほぼ99.9%兄のフィオーラと同じである。これはこの世界において理想的な男女一対の誕生の仕方であったため、フィアーナたちは実は神の子なのではないかと言った話題もその界隈では尽きないらしい。
戦闘においては追い込まれれば追い込まれるほど潜在能力の真価を発揮するタイプ。特にフィオーラが危機的状況に陥ると我を失うくらいに暴走する危険性を秘めている。
※得物:なし
※故郷:夜光煌めく都ファーメルン(ただし、生まれ故郷ではない)
女性・13歳・腰の辺りまで伸びる銀髪。黒い大きなリボンでハーフアップの髪型・左右色の違う瞳を持つオッドアイ(右:紫/左:紅)。強大な魔素を用いた魔術を得意とする。属性は水・氷・土・闇・光を主に得意とする。フィオーラの双子の妹にあたる存在。僅かな手掛かりをもとに生き別れた母親を探して旅を始める。フィオーラのことを第一に考えており、何をする際にも兄のフィオーラと一緒に行動しようとする。またフィオーラに強く依存しており、重度のブラコンであるも本人は全く自覚していない。甘いものが大の好物で周りが引くほどシロップをかけたりする。さらにフィアーナが作る料理は不思議と全て甘くなるという。普段は大人しく人見知りをする性格だが、意外と負けず嫌いな一面もあり、時に大胆な行動に打って出て周りを驚かせることもある。魔素の力を用いて身体能力が向上しており、子供とは思えないほどの力を発揮する。基本的に扱える魔術は独学で覚え、感覚的に魔術を行使する。フィアーナの場合だと双子の兄フィオーラと何か共有できる物はないかと考えた結果、魔術を学ぶことに至った。治癒師フェアフュールから直々に指南を受けているため、薬草や薬品関係にも詳しい。魔素を扱う器用さが僅かにフィオよりも上回っている。
※得物:魔術書「シェアルース」
※故郷:夜光煌めく都ファーメルン(ただし、生まれ故郷ではない)
アンネロッテ・フォン・ド・クランティアーズ
アンネロッテ・フォン・ド・クランティアーズ
※画像はイメージです。
※画像はイメージです。
「あたしはまだまだ未熟者。独りでは何もできない雛鳥同然だわ。だから今は、一緒に歩んでくれるかしら……?」
【熱い心と一途な想い。いかなる闇に惑うとも未熟な翼は空を越え、不死鳥となりて返り咲く。双星を導く渡り鳥として星をめぐりどこまでも……】
1人称:あたし/愛称:アン/身長148cm
1人称:あたし/愛称:アン/身長149cm/右利き/誕生日:11/4
女性・15歳・背中の辺りまで伸びる紅い髪・金色の瞳を持つ。ディズリッド国の誉と呼ばれる五大家の一つ『クランティアーズ家』の三女。才色兼備な二人の姉がいるためか、心身共に劣等感を抱いている。国の騎士として仕えている2人の姉の代わりにアンネロッテがクランティアーズ家の次期当主候補となっており、身を固めてほしいと父ハロルドに言われるもそれを拒絶、修行の旅として家を飛び出してしまう。将来の夢はディズリッド国の守護者とも呼ばれるサウザンド・ナイトになることである。まだ未熟な一面を持つ彼女であるが、幼少時代から培ってきた剣の腕前と豊富な知識から旅を共にするフィオーラとフィアーナの助けとなることもしばしば。ただし、幽霊といった怖いモノが大の苦手のため陰気な場所では本領を発揮できない。
※得物:細剣
※故郷:不死鳥眠る街ルーチェ
女性・15歳・背中の辺りまで伸びる紅い髪・金色の瞳を持つ。ディズリッド国の誉と呼ばれる五大家の一つ『クランティアーズ家』の三女。才色兼備な二人の姉がいるためか、心身共に劣等感を抱いている。国の騎士として仕えている2人の姉の代わりにアンネロッテがクランティアーズ家の次期当主候補となっており、身を固めてほしいと父ハロルドに言われるもそれを拒絶、修行の旅として家を飛び出してしまう。将来の夢はディズリッド国の守護者とも呼ばれるサウザンド・ナイトになることである。まだ未熟な一面を持つ彼女であるが、幼少時代から培ってきた剣の腕前と豊富な知識から旅を共にするフィオーラとフィアーナの助けとなることもしばしば。ただし、幽霊といった怖いモノが大の苦手のため陰気な場所では本領を発揮できない。幼い頃は魔術を行使できたが、祖母アナスタシアの死をきっかけに特定の条件下でなければ行使できなくなってしまった。
戦闘においては追い込まれれば追い込まれる弱腰になるが、負けず嫌いから最後の最後まで食らいついていく粘り強いタイプ。
※得物:紅い細剣
※故郷:不死鳥眠る街ルーチェ
サブキャラクター(名前が登場した人物)
【サブキャラクターの紹介ページ】へ
【サブキャラクターの紹介ページ】へ
属性関連
四大循環魔素(物体/万物?) |
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従属干渉魔素二群(結合及び分離反応現象?) |
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二大双極魔素(精神/心?) |
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普遍性根源魔素(混沌?) |
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神性魔素(???) |
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魔法・魔術等
【属性】:火・水・土・風・氷・雷・光・闇・星・無
【性質】:攻撃→攻/補助→補
【属性】:火・水・土・風・氷・雷・光・闇・星・無
【性質】:攻撃→攻/補助→補
フィオーラ
フィオーラの使用する魔術 |
【火属性】
【風属性】
【闇属性】
【光属性】
【無属性】
【複合属性・その他】
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フィアーナ
フィアーナの使用する魔術 |
【水属性】
【氷属性】
【土属性】
【無属性】
【複合属性】
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他キャラ
その他のキャラが使用する魔術 |
【無属性】
【氷属性】
【風属性】
【火属性】
【光属性】
【その他の魔術関連】
【光属性】
今まで登場した魔物(モンスター)等※★:ボス属性 ※弱点/耐性による半減/無効化/吸収
【闇属性】
【星属性】
【その他の魔術関連】
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- キプセル【水棲系】(0.4m)
弱点属性……火・雷/耐性属性……水・氷
川や湖などの水辺に生息している淡水魚が魔物化したもの。ヒレが巨大化したことにより、翼のようにして空中を長時間滑空できるように進化した。単独では襲いかかってこないが、集団だと普通に襲いかかってくる。鋭い牙と鋭利なヒレに注意。赤い目・銀と黒のウロコ。
※登場回:第24話『空を駆ける魚影の群れ』・27
今まで登場した魔物(モンスター)等
- ★アルヴァード【水棲系】
弱点属性……?/耐性属性……?
中央大陸付近の海域に出没する巨大な水棲系の魔物。またの名を『海魔』。1体の女王を中心として、サイズや種類から様々なランクが存在する。硬い鱗に覆われているためか、あらゆる物理干渉を受け付けない人間にとってみれば脅威となる存在。近年は中央大陸のあらゆる水辺で出没し、甚大な被害を与えている。
※登場回:現時点では名前のみ登場
※★:ボス属性
※弱点/耐性による半減/無効化/吸収魔物(モンスター)一覧 - ★ガーディアン・クレイゴーレム【人形系】(7~8m)
弱点属性:火/耐性属性:土・氷・雷(無効化)・水(吸収)
一般的なクレイゴーレム(粘土の操り人形)の強化版にあたる遺跡の番人。ゴーレムに魔素を取り込ませることで活動させることができる。激しい乾燥に弱いため炎で熱せられたところに強い打撃を受けると壊れてしまう。土属性や氷属性に耐性があるほか、雷属性を無効化する。また水を受けても全て体内に吸収してしまう特性を持つが、吸収しすぎると身体が重くなって動きがかなり鈍ってしまう。魔術にあまり耐性を持たないため遭遇した際には魔術を扱えるものがいると対処しやすい。何もしないと非常に硬いので物理干渉を受け付けにくいため苦戦を強いられる。
※登場回:第1話『古代の軌跡』- ループス【獣系】(1m)
弱点属性:なし/耐性属性:なし
黒い毛並みを持った中型の狼。集団行動を重んじ、狩りでも集団で動き、並ならぬチームワークを発揮する。本来は青い瞳だが、狂暴化した現在は赤い瞳に染まっている。
※登場回:第2話『双子の兄妹』・14- トゥレットループス【獣系】(2m)
弱点属性:なし/耐性属性:土・雷
黒と黄色の毛並みを持った中型の狼。主に山岳地域に生息するループスの亜種。通常のループスより一回り大きな身体を持ち、山の過酷な環境でも生きていけるように爪が鋭く伸び、脚力が飛躍的に進化した。長距離からの飛びかかりによる奇襲に注意。
※登場回:第91話『鈍色の空に獣は吠える』
- トゥレットループス【獣系】(2m)
- ビエールカ【獣系】(0.2m)
弱点属性……水/耐性属性……土
森林近辺に棲息している小型のリス。茶色の毛並みに黄色の二本筋が入っているのが特徴的。また胴体と同じほどの長い尻尾を持ち、それを用いて木から木へと飛び移る。かなり悪戯好きなため危険は少ないにしろ注意が必要。危険な魔物が近くにいると前歯をカチカチと音を立てながら「キューキュー」と鳴いて仲間に知らせる。緑色の瞳を持ち、暗闇だと光って見える。
※登場回:第26話『薬草採りの少女』 - コルムバ【鳥類系】(0.3m)
弱点属性:雷・氷/耐性属性:風
灰色、もしくは白色の身体と水色の瞳を持った鳩のような鳥。主に伝書鳩としての役割を未だに果たしている。
※登場回:第2話『双子の兄妹』・15・22
- ★瘴気の幻影【???】(4~5m)
弱点属性:???/耐性属性:???
メイルリープの森の最深部に現れた正体不明の幻影。黒い毛並みを持つ巨大な狼の姿と四枚の黒い翼を持つ怪鳥の2種類に姿を変化させることができる。狼の姿の場合、ありとあらゆる物理干渉を全て無効化し、カウンター攻撃を行う。対して怪鳥の姿の場合、ありとあらゆる魔術干渉を無効化し、受けた魔術をそのまま術者に反射する。
※登場回:第9話『立ち塞がる幻影』
- ウルズリー【獣系】(2.5m)
弱点属性……氷/耐性属性……なし
森林近辺に生息している二足歩行の森熊。焦げ茶色の毛並みと黒い瞳を持つ。本来は四足歩行の動物であったが、魔物化したことによって脚力が増加したため二足歩行をすることができる。また前足が腕となって鋭い爪から繰り出される強烈な一閃は大きな樹木も薙ぎ払う。大きな身体に体重もあるためかパワーがあり、走る速さも速い方ではあるも俊敏な動きはできない。水浴びをするのが大好き。ただし、寒いのが苦手なためか冬場は冬眠している。氷系統の冷気を伴った魔術が大の苦手である。
※登場回:第27話『森の守護者』 - スペクター【アンデッド系】(1.6m)
弱点属性:火・光・星/耐性属性:氷・土・闇(無効化)
たくさんの怨念が形を成した思念の集合体。陰気な場所や廃墟を好む。近年は曇りや雨などの陰鬱な天気に誘われて大地を徘徊するようになった。話すことはできるが、この世に未練を残した怨念の集合体ということもあり、基本的に話が通じないため遭遇したら戦闘は避けられない。聖剣や霊剣など、魔術を施した武器以外の物理干渉は一切受け付けない。その代わり魔術に弱いが、氷や闇、土を用いた魔術はあまり効果がない。ただの水もあまり効果がないが、清められた水の場合は効果がある。
※登場回:第21話『クラアナの丘に彷徨う者』・22・63・90
- ウィスプ【アンデッド系】(0.4m)
弱点属性:光・星/耐性属性:氷・土(無効化)・闇(無効化)・火(吸収)
基本的にスペクターと共に姿を現す蒼い輝きを放つ鬼火。死者の魂とも妖精が寿命を迎えてもなお転生できずに彷徨っている姿とも言われている。近づかなければ襲いかかってくることもないが、不用意に近づきすぎると襲いかかってくる。一般人にはウィスプの声を聞くことはできない。ただし、死霊使いの素質がある場合はウィスプの意思を言葉として聞き取ることができる。アンデッドであるため、例外を除いて基本的に物理干渉は受け付けない。氷を用いた魔術はあまり効果がない。また土や闇を用いた魔術は一切ダメージを与えることができず、火系統の魔術を吸収して肥大化する特性を持つ。
※登場回:第21話『クラアナの丘に彷徨う者』・22・63・90
- ★黒衣の死神【???】(2m)
弱点属性:???/耐性属性:???
黒衣に身を纏った死神のような容姿を持つ。巨大な大鎌をもってして、彷徨える魂をあるべき世界に帰すといわれているが、その正体は未だ定かでない。物理干渉に対して強固な耐性を持っている上、全ての動きを端から見切っているかのような動きを見せる。フィオーラとフィアーナを『星の秩序を乱す災禍の双子』と称して、命を狙おうとする
※登場回:第21話『クラアナの丘に死霊は彷徨う』・69
- ★フラートゥスドラゴン【竜系】(20~30m)
弱点属性……?/耐性属性……?
星海全域を守護するかのように生息している天空竜。巨大な四枚の翼を持ち、表面を強固な青い鱗が覆う。大気を司る竜とも呼ばれているためか、星海の狂風にも耐えうるだけの大気を操る力を持っている。普段は星海の高高度を飛行しているので、地上に降りてくることはほぼない。四枚の翼の羽ばたきから繰り出される大気を圧縮した風の砲弾は何もかも爆砕する風爆を引き起こすという。 - キプセル【水棲系】(0.4m)
弱点属性:火・雷/耐性属性:水・氷
川や湖などの水辺に生息している淡水魚が魔物化したもの。ヒレが巨大化したことにより、翼のようにして空中を長時間滑空できるように進化した。単独では襲いかかってこないが、集団だと普通に襲いかかってくる。鋭い牙と鋭利なヒレに注意。赤い目・銀と黒のウロコ。
※登場回:第25話『空を駆ける魚影の群れ』・28・58・59
- ★アルヴァード【水棲系】(1~1000m)
弱点属性:???/耐性属性:???
中央大陸付近の海域に出没する巨大な水棲系の魔物。またの名を『海魔』。1体の女王を中心として、サイズや種類から様々なランクが存在する。硬い鱗に覆われているためか、あらゆる物理干渉を受け付けない人間にとってみれば脅威となる存在。近年は中央大陸のあらゆる水辺で出没し、甚大な被害を与えている。
※登場回:現時点では名前のみ登場
- ビエールカ【獣系】(0.2m)
弱点属性:水/耐性属性:土
森林近辺に棲息している小型のリス。茶色の毛並みに黄色の二本筋が入っているのが特徴的。また胴体と同じほどの長い尻尾を持ち、それを用いて木から木へと飛び移る。かなり悪戯好きなため危険は少ないにしろ注意が必要。危険な魔物が近くにいると前歯をカチカチと音を立てながら「キューキュー」と鳴いて仲間に知らせる。緑色の瞳を持ち、暗闇だと光って見える。
※登場回:第27話『薬草採りの少女』
- ウルズリー【獣系】(2.5m)
弱点属性:氷/耐性属性:なし
森林近辺に生息している二足歩行の森熊。焦げ茶色の毛並みと黒い瞳を持つ。本来は四足歩行の動物であったが、魔物化したことによって脚力が増加したため二足歩行をすることができる。また前足が腕となって鋭い爪から繰り出される強烈な一閃は大きな樹木も薙ぎ払う。大きな身体に体重もあるためかパワーがあり、走る速さも速い方ではあるも俊敏な動きはできない。水浴びをするのが大好き。ただし、寒いのが苦手なためか冬場は冬眠している。氷系統の冷気を伴った魔術が大の苦手である。
※登場回:第28話『森の守護者』
国名・地名
地図関連
- ★フラートゥスドラゴン【竜系】(20~30m)
弱点属性:???/耐性属性:???
星海全域を守護するかのように生息している天空竜。巨大な四枚の翼を持ち、表面を強固な青い鱗が覆う。大気を司る竜とも呼ばれているためか、星海の狂風にも耐えうるだけの大気を操る力を持っている。普段は星海の高高度を飛行しているので、地上に降りてくることはほぼない。四枚の翼の羽ばたきから繰り出される大気を圧縮した風の砲弾は何もかも爆砕する風爆を引き起こすという。
※登場回:現時点では名前のみ登場
世界地図(現時点)
※地形など若干差異があります。- ★シュムフォーゲル【魔法生物系】(6~7m)
弱点属性:火/耐性属性:水・土・光
全身が強固な宝石によって覆われた巨大な宝石鳥。見る者全てを魅了するほどの美しい鳥と絶賛されるほどである。魔素が多量に存在する鉱山地帯や山岳地帯に生息している。元々は古代人たちの手によって生み出された人工生命体ではないかと考えられていたが、未だに真相は解明されていない。巨大な翼を羽ばたかせることにより強烈な突風を引き起こすことができるほか、鋭く尖った無数の水晶の刃を解き放つことができる。また個体によっては強大な魔術を行使することができるため、魔物として襲いかかってきた時には十分に注意しなければならない。
※登場回:第46話『ガラスに閉ざされた遺跡』
- ★ガーディアン・ヴィトライユ【???】(1.4m)
弱点属性:???/耐性属性:???
古代遺跡の一つである『ヴィトライユ遺跡』の守護者にして管理者。まだ幼さの残る少女の容姿をしており、クラアナの花と同じ薄青紫色の衣服を全身に纏い、肩から丈の長いケープを羽織っている。人間とほぼ変わらない見た目をしているが、感情のない言葉遣いや声色、光を失った瞳からは人間らしさは微塵も感じられない。強大な魔素を周囲に纏っており、瘴気すらも浄化して自らの力に変えてしまうほどの異質な能力を秘めている。身体を構成する物質は精霊などの魔法生物に近いが、似て非なる者とされている。ヴィトライユ遺跡を守るためだけに生み出された存在であることから、誰かの手によって人工的に作られた存在である可能性が高い。極めて高い戦闘能力を有しており、遺跡の最深部に足を踏み入れた者は彼女の無慈悲な魔術の前になす術もなく排除されるであろう。
※登場回:第47話『ガーディアン・ヴィトライユ』・48
- ラクスサーペンス【水棲系】(4~5m)
弱点属性:火・氷・雷/耐性属性:水・土
主に湖で生息している中型の水棲生物。大蛇のような長い胴体を持つ。水中の獲物だけでなく、地上の獲物を狩るために二枚の前ビレが大きく進化し、短時間ではあるが空中を滑空することができるようになった。また乾燥に強く、少しの間であれば地上でも活動することが可能である。大きくなった前ビレは刃物のように鋭い切れ味を持っており非常に危険。魔物化による狂暴化が起こる以前から気性が荒く、水辺にやってきた人間や動物を無差別に襲っていた。過去にその犠牲者の一人として、スタックホルンの街を治めているチェスティエル家のご令嬢エヴァンジェリンは右眼を失う大けがを負っている。
※登場回:第59話『紅き竜と風変わりな女』
- サナ・プシュケー【魔法生物系】(0.1~0.2m)
弱点属性:???/耐性属性:???
別名「死者の調べ・反魂の蝶」と呼ばれる青白い輝きを解き放つ不思議な蝶。成仏できずに未練を遺した死者が何かを伝えるために現世に生まれ変わった姿とも語り継がれている。基本的に害はなく、未練が晴らされるまでは成仏もできずに延々と現世を彷徨い続けるという。
※登場回:第64話『置き去りにされた人形たちの墓場』・65・66・67・68・69・82・84・86
西方大陸(現時点)
ディズリッド国
西の大陸に位置する国家。第37代目ディズリッド国王が統治する。トリトス国と隣接している。魔法及び魔術をもとに発展した文明を持ち、肥沃な大地が広がる。中央大陸とは度重なる争いによって犬猿の仲であったが、近年は両者の文明理解が進み、少しずつ友好関係を取り戻しつつある。
大昔に中央大陸から魔女や魔法を行使することができる古代人たちが移り住み、国家を築き上げていったという伝承が語り継がれている。- モール・ラプゥペェ【人形・アンデッド系】(0.4~3.0m)
弱点属性:火・光・星/耐性属性:闇
「死霊人形」の名を持つ。持ち主を失った人形やぬいぐるみが怨念を宿した結果、魔物化に至った存在。人形やぬいぐるみの種類や大きさによって宿した能力がそれぞれ異なる。中には死霊術を用いて死者の魂を人形やぬいぐるみの身体に宿し、自在に操る者も存在すると言われている。
※登場回:第67話『闇に巣くう怨恨の死霊人形(モール・ラプゥペェ)』・68・69
- ★メリーさん【人形・アンデッド系】(幼体:0.7m/成体:1.4m)
弱点属性:???/耐性属性:???
アルデンスの人形屋敷に置き捨てられた数多くの人形たちの中でも特に怨念の強い死霊人形。どこからともなく姿を現して、奇妙な呼びかけを繰り返しながら気がつくと標的となった相手の背後に回り込み、血塗られた包丁と真っ赤な裁ちバサミで襲いかかってくる。噂ではこの世界とはまた別の世界から迷い込んできた人形であるとも言われている。最初に遭遇した時はまだ幼体であったため力もまだまだ不完全であったが、それでもいくら倒しても何度でも蘇る不死身の魂を有している。完全体である成体に近づくと魔術にも似た障壁が常時展開されるようになり、物理干渉が一切通じない。また魔術干渉もほぼ受け付けないため非常に厄介な存在となる。
※登場回:第67話『闇に巣くう怨恨の死霊人形(モール・ラプゥペェ)』・68・69
- ★もふらーな【幻獣系】(0.8~1.3m)
弱点属性:火/耐性属性:水・土・風・氷・雷・光・闇
のどかで草の多い場所を好んで生息すると言われている幻獣の一種。もふもふの真っ白な毛並みにクリクリッとした真っ赤な瞳、ピョコンと伸びた長い耳にちょっとふっくらした容姿が特徴。またお腹の近くに大きなポケットがあり、夢と希望と奇蹟がつまっているらしい。普段はおっとりとおとなしい性格だが、魔石が大の好物でそれを目的に襲いかかってくる場合がある。主食は魔素が染み込んだ草全般。ただ基本的に眠っていることが多いが、見た目の割りにかなり俊敏に動く。さらに外敵に襲われると、ポケットにつまったさまざま物を武器にして戦う。もふもふの毛並みはいかなる衝撃も吸収してしまうほど柔らかく、見た者のほとんどがもふもふしなければならない使命感に駆られることからも、その名前が名付けれたとされる。
※登場回:第78話『人形師たちの夜会―奇妙な白ウサギと危なっかしい女の子と―(現時点では名前のみ登場)』
- 夜光煌めく都ファーメルン
ディズリッド国の西部に位置する街。魔光石を用いた街灯が絶えず灯り続ける夜光煌めく都。この地域一帯を治めている五大家の一つファーメルン家の屋敷がある。大通りには街路樹が立ち並び、天然のアーチを築いている。行き交う人は多いが、灰色の石畳が広がる姿には落ち着いた雰囲気も漂う。フィオとフィアの故郷にあたる街。 - ★手負いのクイーン・トゥレットループス【獣系】(6.5m)
弱点属性:???/耐性属性:???
黒に黄色の毛並みと四本の長い尾を持った大型の狼。ループスの女王にして群れを治める長。山岳に生息するタイプであり、土と雷の魔術を行使することができる。かなり老年であり、人間以上の知識を有する。また人語を話すことができ、魔術を行使することも可能。暴走してスタックホルンの街に押しかけてきたが、レオナルドを始めとしたキュアノス自警団含む討伐隊によって深手を負う。その後、ラファーガ渓谷にてフィオーラ達の前に立ち塞がる。
※登場回:第91話『鈍色の空に獣は吠える』
- ★ガーディアン・メイジゴーレム【人形系】(2m)
- 弱点属性:なし/耐性属性:火・水・土・風・氷・雷
前時代の古代人が生み出した一般的なクレイゴーレム(粘土の操り人形)の強化版にあたる遺跡の番人。ゴーレムに魔素を取り込ませることで活動させることができる。特にこの場合、通常のゴーレムの中でも魔術を扱うのに特化したゴーレムを指す。魔法魔術干渉に滅法弱いガーディアン・クレイゴーレムの防御の穴を補うために古代人たちの手によって生み出された魔法生物の一種とされている。そのため、光・闇・星系統の魔術を除いた属性魔法魔術をほぼ無力化してしまう特殊な障壁を常に展開しているため非常に厄介。ただし、無系統魔法魔術や物理干渉に弱い特徴を持つため、他の守護者と共に行く手を立ちはだかってきた場合には戦術を考える必要がある。
※登場回:第95話『雨上がりの空にとびきりの笑顔を咲かせて(会話中のみ登場)』
- レイス【アンデッド系】(1.7m)
- 弱点属性:光・星/耐性属性:火・水・土・風・氷・雷・闇(無効化)
たくさんの怨念が形を成した思念の集合体。特にその中でも生前魔術師であったりと魔術の才を持った者がアンデッドと化した成れの果て。陰気な場所や廃墟を好む。近年は曇りや雨などの陰鬱な天気に誘われて大地を徘徊するようになった。いわばスペクターの上位種にあたり、基本的にはスペクターと変わらないが、強い魔術を行使することが可能となっており非常に危険。人間の言葉を理解し、中には対話することも可能な個体も存在するが、ほとんどは自我を失っているため遭遇した場合は戦闘は避けられない。生前が魔術師ということもあるため、魔法魔術干渉に対して耐性があり、魔術による攻撃が利きづらい特徴を持つ。
※登場回:第95話『雨上がりの空にとびきりの笑顔を咲かせて(会話中のみ登場)』
- 不死鳥眠る街ルーチェ
ディズリッド国の北西部にある街。五大家の一つクランティアーズ家が代々この地を守り治めてきた。伝承にもある天空の三姫神の一柱である不死鳥とも呼ばれたアンジェが眠りについた地とも言われている。赤レンガの道が広がる。
- ★ガーディアン・クレイゴーレム【人形系】(7~8m)
地図関連
世界地図(現時点) |
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西方大陸(現時点) |
※地形など若干差異があります。 |
ディズリッド国
- 長閑な町フォーズ
王都グランヴェールとクラアナの中間にある長閑な雰囲気が漂う町。王都側からディオネの森を抜けてきた人々が疲れを癒す中継地点としてもその存在意義は強い。灰色の石レンガが敷き詰められた石畳の道が広がる。
西の大陸に位置する国家。第37代目ディズリッド国王が統治する。トリトス国と隣接している。魔法及び魔術をもとに発展した文明を持ち、肥沃な大地が広がる。中央大陸とは度重なる争いによって犬猿の仲であったが、近年は両者の文明理解が進み、少しずつ友好関係を取り戻しつつある。
大昔に中央大陸から魔女や魔法を行使することができる古代人たちが移り住み、国家を築き上げていったという伝承が語り継がれている。
ファーメルン領内の街 |
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クランティアーズ領内の街 |
ディズリッド国の北西部にある街。五大家の一つクランティアーズ家が代々この地を守り治めてきた。伝承にもある天空の三姫神の一柱である不死鳥とも呼ばれたアンジェが眠りについた地とも言われている。赤レンガの道が広がる。
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王族直轄地 |
王都にあるディズリッド国で唯一の魔術師養成学校。オーウェンフォード家の初代当主『アイリーン』が創始者。現在第29代目学校長を務めているのはオーウェンフォード家の第29代目当主『シュリュッセル』。大きく分けて【初等部】・【中等部】・【高等部】の三つの区分がなされている。初等部入学時の年齢は特別な事情を除いて10歳。各3年間の計9年間の勉学と国家試験を経て正式に魔術師として認められる。ただし、飛び級による例外も存在する。
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カーティス領内の街 |
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ブランベルク領内の街 |
王都より南に位置するブランベルク領内にある街。古くから人形作りが有名な街で知られており、人間と自動人形(オートマタ)が共存している街として有名。夜になると宝石で作られた人形たちの瞳が魔素に反応して色鮮やかな夜光となり、光の揺らめく姿があたかも人形たちが踊っているように見えたところから、このような呼び名が付いたと言われている。
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オーウェンフォード領内の街 |
※現時点では未登場 |
- 人形達の踊る街スタックホルン
王都より南に位置するブランベルク領内にある街。古くから人形作りが有名な街で知られており、人間と自動人形 が共存している街として有名。夜になると宝石で作られた人形たちの瞳が魔素に反応して色鮮やかな夜光となり、光の揺らめく姿があたかも人形たちが踊っているように見えたところから、このような呼び名が付いたと言われている。
- アーヴィン舞踏館
スタックホルンの中心街にある4階建ての巨大なダンスホール。舞踏館の名前は心を宿した自動人形を生み出したと語り継がれている伝説の人形師アーヴィンが由来。年に3回、人形師たちが作り上げた人形を披露する社交の場としても用いられている。
森・遺跡など
古代遺跡・他施設など |
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森・草原など |
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山・渓谷など |
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川・海・湖など |
西の大陸の遥か北側の空に広がる禁断の領域。昼夜問わず満天の星空が広がり、星を一周する巨大な星のヴェールの発生源がある。常時狂ったかのような強烈な風が四方八方ところ構わず吹き荒れており、フラートゥスドラゴンと呼ばれる巨大な竜の群れが星海全域を守護するように生息している。星海を越えた先には世界の始まりの秘密が隠された幻の大陸が存在していると未だに語り継がれている。
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用語など
- ラファーガ渓谷
スタックホルンと王都グランヴェールにかけて走る切り立った渓谷。絶え間なく吹き抜ける突風による落石事故や転落事故が多発する危険地帯でもある。風の精霊や妖精が集まりやすい場所でもあり、また大気の守護者ラファーガが鎮まる場所とも言われている。
種族など
フェリス族 |
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ラァ・ファシェール族 |
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アーミュメンシャル族 |
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その他の用語
物語における用語一覧 |
3.ファーメルン家(薬品関連)/紋章:細長い棘の中に咲く三輪の黒薔薇 4.クランティアーズ家(騎士)/紋章:三本の剣を背に翼を大きく広げる紅き不死鳥 5.ブランベルク家(軍事関連)/紋章:霧に佇む杖をついた黒山羊 サウザンド・ナイトたった一人で千ものの騎士と同等の力を発揮するという騎士の中の騎士。ディズリッド国の守護者とも言っても過言ではない存在。現在は三名がその称号を有している。
種族など
それ以外の用語
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- 貴族
社会的地位の一つ。中でも身分や財力、権力の高い一族のことを示す。大きく分けて『上級』・『中級』・『下級』の3つがある。各国によって特例となる位はさまざまであるが、ディズリッド国の場合、その上をいく『五大家』が存在する。過去に幾度となく貧民層との争いが絶えず起こり、現在も小規模ながらいざこざは絶えない。
神話・伝承・歴史など
- 始まりの
伝詩 (Aafa Primailus Ca:chees )
この物語における最古の神話。惑星『ラァ・ファシェール』が生まれ、神々の円卓24柱の神等を中心に語られる物語。全ての起源にして今も根強く伝承として語り継がれている。
- 神々の円卓(
Teiscya Sarfenar )
始まりの伝詩に登場する24柱の神等を総称して呼ぶ際に用いられる。大きく分けて昼と夜どちらかに属し、そこから各方位に区分がなされ、世界を守護しているという。
- 正当令
星の意思(神々)等が定めたこの世界において守らなければならない、また生きていくひとつの道標となる根本的な決まり。全24+1節。正当令24節 - ー第0節「生まれ出でし者、皆等しく意味を為します。故に端から優劣は存在せず、故に存在を侵す事は赦されません」
- 魔素(ディウム)
自然に含まれている魔法の源。体内に取り込み、発動キー(呪文・詠唱など)を用いることで魔法・魔術を行使することができる。ほとんどの人間が魔素を有していると言われているが、魔素の保有量に関しては個人差がある。その場を構成していた魔素の分量が極端に変動した場合には異常気象などが発生することがあり、高濃度の魔素は人体に有害な瘴気となる。 - 第1節「他人を思いやりなさい。そして、自分自身を愛しなさい。誰かを想う優しさと厳しさを身に付けなさい」
- 第2節「自然を慈しみなさい。物を大切にしなさい。其れが命を育む小さくも大きな一歩に繋がります」
- 第3節「他人から右手を差し出されたら貴方も右手を差し出しなさい。時には触れ合うことで伝わる気持ちもあります」
- 魔脈(ディラーン)
大地の下を流れる魔素の発生源のこと。 - 第4節「目に見えているもの全てが真実とは限りません。思いをめぐらせ、思考を研ぎ澄まし、真実と偽りを見極めなさい」
- 第5節「星の意思等を畏れてはなりません。私達は常に貴方達の幸福を祈っています」
- 第6節「自然の御恵みを最大限に活用しなさい。そして、心からの感謝を忘れてはなりません」
- リープ草
メイルリープの森(瘴気の森)の最深部に生息する薬草。丸みを帯びた青紫色の葉を持つ。ファーメルン家が新薬を開発するためにフィオたちに求めた薬草である。免疫力を飛躍的に向上させる効果を持つ。 - 第7節「心は常に不安定なもの。故に気持ちをしっかりと持ちなさい」
- 第8節「魔法は奇蹟を産み落とす力。己が持つ想いの強さを標すもの。魔法は常に私達と貴方達の中にあります」
- 第9節「昼を恐れてはなりません。夜を恐れてはなりません。双方共に表裏一体なのですから」
- ネクローシス病
ディズリッド国の限定地域で密かに広まりつつある病気。植物にしか罹らない病気であるが、罹ると細胞が次々と死滅していき、最終的には枯れてしまう。ただその枯れ方が特徴的であり、枯れるほんの数日の間は眩い輝きを放ち続けるという。 - 第10節「終わりは新たな始まりを告げる、いわば通過点に過ぎません。決して死を恐れてはなりません。死とは逝くものではなく、来るものなのです」
- 第11節「喜びを分かち合いなさい。悲しみを、痛みを共に分かち合いなさい。其の時、最期まで貴方の隣にいた者が掛け替えのない大切な存在となるのです」
- 第12節「水を大切にしなさい。母なる海もまた有限なのですから」
- ファリス(Faris)
物語で使われる世界共通の通貨。日本円を基準にした場合、1ファリス=2円。- 鉄貨……1枚= 1ファリス
- 銅貨……1枚= 10ファリス
- 銀貨……1枚= 100ファリス
- 金貨……1枚= 1,000ファリス
- 晶貨……1枚=10,000ファリス
- 第13節「同意無くして他人を使役する事は赦されません。其の道に背く者、星の意思等の名の許に永久追放されることを震えながら受け容れなさい」
- 第14節「自分自身の弱さを思い知りなさい。そして、しっかりと考えた末、其れを事実だと受け容れなさい。其の弱さを力に変え、貴方の強さに変えてしまいなさい」
- 第15節「風に耳を傾けてみなさい。そして、星の息吹を全身で感じ取りなさい。自ずとこの星で生きているものが貴方達だけでないことを、自然が語りかけてくれるでしょう」
- クラアナの花
薄青紫色に染まる花びらを咲かせる小さな花。クラアナの村周辺を生息地としている。その色の良さや香りの良さからよく染色剤や香水の原料として用いられることが多い。またクラアーナというハーブティーとして用いられることもある。花言葉は『新たな命・芽吹き・静寂・穏やかな心・安息』。 - 第16節「争うのならせめて机の上だけにしておきなさい。一度でも手が出てしまうと、もはや取り返しがつきません」
- 第17節「優しさはまるで薬のようなもの。時に命を助け、時に命を奪います。何事も程ほどに」
- 第18節「後ろばかりを見ていてはいつまでも前には進めません。しかし、過去を見なければ未来はおろか、現在すらも到底見えないのです」
- 魔石(ジェム)
魔素を帯びた不思議な鉱物。特殊な加工を施すことによって力を発揮する。魔術品としての材料に用いられるほか、術者が持つ魔素の増幅やお守りとしての役割も果たす。星の揺り篭より降り注いだ欠片であると推測されている。 - 第19節「不平不満を漏らす前にまずは自分自身を見直しなさい。そして、次に相手の素顔を見つめなさい。自ずと見えてくるものがあるはずです」
- 第20節「投げる石は大きければ大きいほど湖の水面を大きく揺らします。しかし、いずれにせよ一度生じた波紋は何かにぶつかるまで決して止まりません。しかし、恐れて何もしなければいつまでも波紋は生まれません」
- 四大魔石(フォースジェム)
魔素を帯びた不思議な鉱物の中でも特に火・水・土・風の強大な力を秘めた魔石の総称。魔術加工を施されて指輪やネックレス、髪飾りなどの装飾品として用いられることもある。- 太陽のように情熱の赤で染まったグランチェ(火を司る)
- 澄んだ海よりも深い青色の広がるプレマーリン(水を司る)
- 月明かりのように透き通った黄金色をきらめかせるセレナーラ(地を司る)
- 大自然に生きる瑞々しい深緑色のレイドット(風を司る)
- 第21節「貴方が安らかに眠りたいのなら死者は手厚く葬りなさい。貴方もいずれは其の立場になるのですから」
- 第22節「限界を知りなさい。其の限界が次に貴方が越えることのできる通過点になります」
- 第23節「困っている者がいればそっと手を差し伸べて上げなさい。其の行ないは必ず結果として返ってきます」
- 魔光石(ルスクジェム)
魔石の中でも光を発するモノを指す。街灯などの照明として利用されることが多い。 - 第24節「日々努力を重ねなさい。そして、数多の年月を超えていつの日か、私達の許へと必ず辿り着きなさい。私達はいつでも貴方達と対等の立場から円卓の座に着ける日を、片時も忘れずに楽しみに待ち続けています」
- 星暦
惑星ラァ・ファシェールで使用されている暦。1月及び12月は30日間、それ以外の2月~11月は29日間の1年350日。また聖年と陰年を交互に繰り返し、24ヶ月で周期する。月名 - 1月(聖年/陰年):創星(そうせい)ノ月/醒告(せいこく)ノ月
- 2月(聖年/陰年):光陽(こうよう)ノ月/静夜(せいや)ノ月
- 3月(聖年/陰年):煌心(こうしん)ノ月/灯惑(とうわく)ノ月
- 4月(聖年/陰年):豊情(ほうじょう)ノ月/魔晶(ましょう)ノ月
- 5月(聖年/陰年):聖魚(せいぎょ)ノ月/暗猫(あんびょう)ノ月
- 6月(聖年/陰年):叡狐(えいこ)ノ月/陰狼(いんろう)ノ月
- 7月(聖年/陰年):砂刻(さこく)ノ月/悠夢(ゆうむ)ノ月
- 8月(聖年/陰年):瑞花(ずいか)ノ月/慈月(しげつ)ノ月
- 9月(聖年/陰年):万象(ばんしょう)ノ月/誘魂(ゆうこん)ノ月
- 10月(聖年/陰年):犬王(けんおう)ノ月/冥帝(めいてい)ノ月
- 11月(聖年/陰年):再世(さいせい)ノ月/改命(かいめい)ノ月
- 12月(聖年/陰年):祝生(しゅくせい)ノ月/偲終(しつい)ノ月
- 想星魔法(そうせいまほう) {Rar:Shealla}
ラァ・ファシェール族だけが行使することを許された奇蹟の力。想いを力に変えて、奇蹟を呼び起こすという伝承に語り継がれた古代魔法のひとつ。『喜び・怒り・哀しみ・楽しみ・愛しみ・憎しみ』様々な想いと感情の絶大な強さと古代語とされるラァ・ファシェール語の中でも特に神々と交感をはかる際に用いられる想感詩を用いてようやく発現される。
歴史・神話などに関する用語一覧 |
神話・伝承・歴史など始まりの伝詩
神々の円卓
ラァ・ファシェール語古代人であるラァ・ファシェール族が生み出したとされる古代語。考古学者による言語解明が進められているが、未だに謎の多い言語とされている。また古語詠唱と呼ばれる古代魔法を行使する際に用いられる言語でもある。
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それ以外の用語
- 世界四大古竜
遥か古の時代に存在したと語り継がれている四体の古竜。始祖竜『シュプルング』から生まれた。世界を守る守護竜として人々に知られている。- 西方大陸の守護竜:ディーベリオン
- 中央大陸の守護竜:未登場
- 東方大陸の守護竜:未登場
- 諸島列島の守護竜:未登場
- 七人の魔女
伝説として人々に語り継がれてきた魔女たちのこと。- 自然を守護する『戦慄の魔女』
- 世界の理を司る『叡智の魔女』
- 万物の魂を喰らい尽くす『魂喰の魔女』
- すべての思い出を奪い去る『空白の魔女』
- 運命そのものを書き換えてしまう『運命の魔女』
- 想いを絶望の力に変える『代償の魔女』
- 世界そのものを破壊しようと目論んだ『破滅の魔女』
ラァ・ファシェール語
- 星の意思
神々の円卓24柱を始めとした惑星『ラァ・ファシェール』に存在する神々の総称。
古代人であるラァ・ファシェール族が生み出したとされる古代語。考古学者による言語解明が進められているが、未だに謎の多い言語とされている。また古語詠唱と呼ばれる古代魔法を行使する際に用いられる言語でもある。一般的にその言語は『想感詩そうかんし』と呼ばれ、星の意思、神々との交感や『喜び・怒り・哀しみ・楽しみ・愛しみ・憎しみ』様々な想いを力に変えて、奇蹟を呼び起こすという古代魔法のひとつ想星魔法を行使する際にも用いられる。また文字で綴った場合はそれを『綴感詩』と呼ぶ。ラァ・ファシェール語一覧 - Irisa ank riche farl been,vare rem fia yaera Rfrmameciel.
訳:「竜の巣を越えねば、空は開かれぬ」- Rar rem fia reiyl ror.
省略形:Reiyl ror.
訳:「またね/どうかお元気で」
- 天空の三姫神(シャルヴィーゼ)
世界の始まり、まだ空が生まれて間もない頃に不安定な大空を見守らせるために原初の神であるティアランティーナから遣わされた3羽の鳥の女神。- 一番鳥は希望を紡ぐ女神シャルン
- 二番鳥は大気を担う女神リゼヴィア
- 三番鳥は再火の女神アンジェ
- Sol tia fio ceis stelli garuj bei forn rosa.
訳:「星よ、純化の矢となりて邪を祓え給え」
- Tee Fuu,deis reen fio fin!
訳:「フウちゃん、行くよ!」
- 吉星(ベネフィック)
古の時代から語り継がれている伝承に登場する星の名前。東方の空より紫色の輝きを放つ月が浮かび上がり、世界に希望の光をもたらすと言われている。占術に用いられた場合、幸運の兆しを意味している。 - Rar tiars fia reara narnar tiaris rara aloo(アロォ) mait.
訳:「優しさは人の心をより一段と豊かにする」
- Tee Fuu,sol reen fia da seaa ell!!
訳:「フウちゃん、あの場所に下りて!!」
- 凶星(マレフィック)
古の時代から語り継がれている伝承に登場する星の名前。西方の空より紅色の輝きを放つ月が浮かび上がり、世界に破滅の光をもたらすと言われている。占術に用いられた場合、災禍の兆しを意味している。 - Fi:fa:nar
意味:「祝福の光/フィオーラとフィアーナの母親の名前」
- Feliral Prama
意味:「星屑の海/星海」
- Fil:fi:ora
意味:「運命を紡ぐ光/異界より現れし双星神フィルフィオーラ」
「強すぎる陽射しは隣に立つ者の影すら焼き尽くす」
- Fil:fi:ana
意味:「運命を紡ぐ闇/異界より現れし双星神フィルフィアーナ」
「優しすぎる月明かりは隣に立つ者の影すら喰らい尽す」
- 双星
吉星と凶星、二つの星を総称する際に用いられる呼称。二つの星が天空の頂点に交わる時、新たな世界が切り拓かれると語り継がれている。 - Teiscya Fil Sarfenar
意味:「神々の円卓二十四柱」
- Teina Ca:chees
意味:「星の伝詩」
- Aafa Fillfeilus Ca:chees
意味:「終わりの伝詩」
- 美の神アールヴ
美の神、または芸術の女神として語り継がれている。農耕の神セントレオンから贈られた陶器に水を入れることで水鏡として愛用していた。現在も石像や絵画には水鏡を持った姿で描かれている。 - Dii fiora,rar rem fia reiyl ror.
訳:「フィオーラ君、またお会いしましょう」
- Rean bendia rar-sheall,vare rem fio cesu filfi ce nea tu eo.Sol rem fia on waiz luska puren mini-stelli,ben rem fio on waiz luska curan mana-stelli.Fuu rem fia filfi lins,fuu demiega fio mea-pelu dolon ce felmelcia,deis tia fio maiz-diaresutar sporku sheall.
訳:「星の揺り篭が破られる時、天と天を結ぶ二つの星が東西より姿を現す。ひとつは紫光(しこう)解き放つ暁の星、ひとつは紅光(くこう)解き放つ宵の星。双星天に交わりて異界より降り注ぎし黄昏の雨に討たれ、大いなる災禍(わざわい)が世界を呑み込むだろう」
- Grar farli fia cheali meiel chealies…….
訳:「我が呼び掛けに応えよ……」
- 狂奏の神フォルテ
旋律の神の中でも特に荒々しい音色を司る存在。持ち前の楽器は木製の巨大なハープ。 - Sol farli fia meiela waiz Luke,rar farli fio on waiz senedeito an doil."
訳:「我が名はルーク、命なきモノ(人形)に魂を宿す者」
- Rar tia fia cheali meiel chealies…….
訳:「我が呼び掛けに応え給え」
- C'heea RarFasheall;rar tia fio gifus tu gifus leea spil-rara.
訳:「星の意思等よ、我に力を与え給え、心を紡ぎ出す術を授け給え」
- 第3次ティアベール大戦
物語開始の約24年前に勃発。原因は中央大陸側が西方大陸側で研究していた古代魔法についての情報を秘密裏に奪い去ろうとしたことによる。初期段階では和解の道をお互いに取ろうとしていたが、突如と中央大陸側のヴィアンツ国が宣戦布告。これにより、両大陸間で大規模な戦争が巻き起こる。その後も東方大陸並びに諸島国家を巻き込んだ世界大戦に発展し、以後4年間は各地で争いが続くこととなる。また大戦開始から3年後に西方大陸側であったトリトス国が中央大陸側に寝返り、ディズリッド国を強襲。大戦終了から20年経った現在も両国間では冷戦が続いている。
なお、双方が戦争を行った真意に関して西方大陸側は「中央大陸側の勢力が錬金術に魔術を交えることにより、いずれは星そのものを呑み込まんとし、世界の脅威となり得る」。一方、中央大陸側は「西方大陸側の勢力が魔術では飽き足らず、古代魔法にまで手を出し、いずれは世界そのものを支配・独裁する危険性を孕んでいる」と公言している。お互いの文化と思想の違いから生じてしまった浅ましい大戦だったと戒め、現在は外交などを通じて魔術並びに錬金術双方の共通理解が推し進められている。
以下は大戦時の各国家関係。- 西方大陸側(魔法魔術主義)
●ディズリッド国・ティンベル国・ティジェリック国・西ターシャ国(現在オリシス国)・北メイアール国(現在メイアール国) - 中央大陸側(錬金術主義)
●ヴィアンツ国・オリヴェント国・ストゥルム国・カラヴァーン国・東ターシャ国(現在ターシャ国)・南メイアール国(現在ユノアール国)・トリトス国(大戦開始3年後、西方大陸側から寝返る) - 永世中立国
●リオネア国・アインクルト国
- 西方大陸側(魔法魔術主義)
- Grar tiars fio warsei meiel chealies……!
訳:「さあ、我が呼び掛けに目を覚ませ」
- Rar tiars fia rorel waiz……'Freesia(フリージア)'!!
訳:「汝の名は……フリージア」
- C'heea Rafaga;deis farli fio cheali meiel chealies…….
訳:「大気に鎮(しず)まる風の護り手よ、我が呼び掛けに応えよ……」
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- はじめまして、こちらのサイトでページを作りました。ご意見ご感想や質問などありましたらお気軽に言ってください。 -- 楓麗? 2015-11-10 (火) 15:28:07
- はじめまして、こちらのサイトでページを作りました。ご意見ご感想や質問などありましたらお気軽に言ってください。 -- 楓麗?2015-11-10 (火) 15:28:07
- 本編進んでいないのに更新されすぎでは? -- 2016-06-13 (月) 20:40:40
- 申し訳ありません。設定の手直しを行っているため、こちらのページの更新が多くなっています。 -- 楓麗?2016-06-13 (月) 21:49:20
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