●ロゼリーナ(主人公) 王国一の美女『黒蝶』の二つ名を冠する文武両道の公爵令嬢。プライドが高く、何者にも屈しない。 第二王子レヴィンの婚約者だったが、『運命』の巡り合わせにより平民シェリスをいじめた犯人として公の場で断罪され、婚約を破棄される。 しかし第一王子ルドルフの登場により難を逃れる。その間も、運命の鎖はさらに彼女の喉元に迫っていた…。
●ルドルフ(第一王子) やわらかな微笑みをいつも浮かべている温厚な兄王子。卒業記念パーティでは弟の過ちをあわやのところで止め、ロゼリーナを助けに現れたがその裏にはいろいろありそうな…? ロゼリーナに好意を寄せている。
●シェリス(乙女ゲームのヒロイン) ロゼリーナが前世の記憶として持っている乙女ゲームのシナリオで、ヒロインを務める少女。 外国からの留学生であり、珍しい色の髪と瞳を持つ。本来のゲームシナリオでは存在しない『逆ハーレム(全攻略対象キャラの好感度が最大)状態』を築いており、卒業記念パーティ後、ある事件をきっかけに性格が一変する。 異性を瞬時に虜にする魔性の美しさを持つ。
●レヴィン(第二王子) シェリスに惚れ込むあまり、状況証拠のみでロゼリーナを断罪した張本人。 もとは義理堅く、情け深い少年だが、『運命』のまえでは愚かな王太子となり果てた。 彼が目覚めるときは、はたしてー?
●少年(異国の使者) 卒業記念パーティ後、シェリスの出身国から派遣された少年。 軍服を着用しており、礼儀作法も一応心得ているが、身分に囚われない性格のため王子たちの断罪行為を『意地の張り合い』と断言するなど、身の程知らずな言動をしばしば行う。 ロゼリーナたちとはまったく異なる目的意識のもとに行動する人物。
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