『魔法街』かつての魔法使いたちが地球上に存在していた魔力の特に濃い地域を中心に結界魔法を張り作った街。周囲は高い壁で覆われており、出入りは《ゲート》の魔法でしかすることができない。大聖堂と大魔法柱を中心に持つ中心街「エリファス」魔法の流派が道場や研究所を構える東部街「アナジル」魔法石や魔装具などの生産や加工、研究が行われている西部街「テクノロギア」闘技場や各種イベントホールが立ち並ぶ北部街「ピレファウス」様々なものが売買される巨大マーケットがある南部街「アゴラ」
以上の5つの街に区切られており、それぞれの区画の中央部には魔法注と呼ばれる柱が設置されている。また、中央以外の魔法柱には、賢人の聖堂が併設されており、賢人やその流派が居住している。
魔法街の中には様々な国の人々の交流を円滑に進めるための魔法が常に発動しており、それらの魔力は魔法柱により周囲から集められた魔力で保たれている。一年に一度の期間で集めた魔力を魔法に注ぐための再発動が必要で、発動後一年は、集められた魔力を消費していく形で魔法を維持する。
発動においては各賢人が行う。魔法柱が魔力を集めている間、賢人は最も魔力を吸われる存在となり、再発動の時期にはほぼすべての魔力を失う。したがって賢人が最も力を持たない時期である魔法柱の起動は魔法祭でカモフラージュして行い、発動後一ヵ月は賢人の休養期間となっている。
『魔力』生命が持つエネルギー。最も強大な魔力を持つものが星。人間の体内にも存在し、体の中を循環するように流れている。体内に蓄積された魔力はその人間に合わせ変化し、誰一人として同じ魔力を持つ者はいない。地球が持つ魔力の種類は大きく4つに分けることができ、4大魔力といわれる。(火、水、土、風)人間の魔力には、その人間によって相性の良い魔力と悪い魔力が存在する。これはその人間が持つ魔力の質により決まり、生涯変わることはない。中には複数の属性と適合する魔力を持つ人間も存在する。また、魔力の質の違いによって、特殊な性質を持つ魔力(“雷”)や、特別な資質により開花する属性(“光”や“闇”)なども希少だが存在する
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