聖ユグドラシル教会によって造られた人工聖女『ユグドラシルの種子』しかし、八人目の聖女となる主人公アリアナは、濃い魔族の血を宿していた。これは魔女を自称する、猫のケープをまとった幼き聖女アリアナのダークファンタジー物語。
◆アリアナ本作の主人公。十歳。黒い長髪と赤い瞳が美しい、猫を模したケープを着た幼い聖女。魔物に近い異様な気配を持っているのがコンプレックスで魔女を自称する。冷静な性格。魔導士としての腕は優秀。 ~仲間たち~◆ミハイル聖ユグドラシル騎士団の団長を務める、金髪の美青年。聖女護衛の任を任されている。人当たりよく、のんびりとした性格で、周囲からも好かれる人物。
◆セイレーン王都に向かう馬車で出会った女性型の魔物。背に大きな白い翼を持つ。朗らかな性格。 ~出会う人物たち~ ・聖ユグドラシル教会の関係者◆大司祭ヨルドアリアナを造り出した教会の父であり、現在の実質的な権力者。良くも悪くもまっすぐな性格で、聖女足りえなかった場合はアリアナを用済みだとする。 ・ヴァルキリーの傭兵団◆オーディン紫色の隻眼と褐色の肌を持つ、寡黙な魔剣士。夜の民。威圧的な雰囲気で誤解されやすいが、優しい一面もある。◆ヘズールオーディンの従者を名乗る人物。性別不詳。潜在魔力が極端に少なく、人間ではない。
『大樹の聖女』ユグドラシルと呼ばれる神聖な大樹。国の周囲に根を張っている。『ユグドラシルの種子』まだ力が発現していない状態の幼い聖女のこと。本来は数十人うまれ、それぞれ聖女として旅立ってゆく。
『魔導』魔法とは別の存在。邪悪な魔術が殆ど。『魔導具』魔導を発動させる式が込められた道具たちのこと。
◆蛇妖女(ラミア)上半身が人間の女、下半身が蛇のモンスター。知能は低いが、稀に言語や魔術を解する者も居る。◆悲歌女(セイレーン)本来は海に棲む魔物。魔導のこめられた美しい歌声で人間を惑し、人を食らうとされている。恋をしたセイレーンだけが魔法を歌うことができる。愛情深いのが特徴。
氷菓ペンギン
ジャンル ファンタジーキーワード 冒険 ほのぼの シリアス 恋愛 魔法 なろうコン大賞 魔法使い/魔女 聖女 ネット小説大賞
『ダーク・ウィッチ・ニーズヘッグ』
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